自転車のチューブレス(レディ)タイヤを使っているんだけど、初めてシーラントを入れてみようと思う。
初心者の自分でも、出来るかな?
手順がよく分からないから、詳しく教えて欲しい。
ミスったら怖いもん…。
こんな方にオススメの記事です。
【この記事で分かること】
- 自転車のチューブレス(レディ)タイヤにシーラントを入れる方法
- 必要なシーラントの量
- シーラントを交換する頻度
こんにちは、かけるです!
シーラントの注入作業はとても簡単。
本記事を見れば、間違えることなくできますよ!
チューブレス(レディ)タイヤを使う上で知っておくべき技術ですから、マスターしちゃいましょう!
【前提】チューブレスタイヤに「シーラント」は必須なのか?
本題へ入る前に、「そもそも、シーラントって絶対に必要なの?」という点について解説します。
結論からいうと、
案外、知らなかった方も多いのではと思います。
確かに知らなかった。というか…
そもそも「チューブレス」と「チューブレスレディ」ってなに?
2種類もあるなんて。
一体何が違うの?どうしてシーラントが必須なの?
おそらく、ほとんどの方が疑問に思うことでしょう。
詳しくはこちらの記事で解説しているので、よければご覧ください。
チューブレスに対する知識が深まりますよ。
【チューブレスタイヤ】シーラントの「入れ方」を解説する
ザックリとした全体的な手順はこのようになります。
必要になるアイテムは以下2つ。
パンク修理よりもずっと簡単で、大きなミスすることはないでしょう。
手順に沿って、取り組んでみてください。
詳しく解説します。
タイヤをはめて、空気を入れ、ビードを上げる
とりあえず、クリンチャータイヤと同じように、タイヤをはめます。
そしたら空気を入れて、ビード(タイヤの硬いところ)を上げましょう。
うまくいくと、“バコバコッ”という音と共にハマるはず。
うまくいかない時は、以下の記事を参考にしてみてください。
タイヤの空気を抜き、バルブコアを外す
ビードが上がったら、空気を抜きます。空気を抜いても、ビードは上がったままになります。
次に、バルブコアを外しましょう。
“バルブコア”とは、バルブの先っちょのことですね。外れるようになっているんですよ。
着脱には、「バルブコア外し」を使います。
完成車の状態でチューブレスタイヤが付いていた方は、もしかすると保証書などが入った袋に入っているかもです。
指でつまめるサイズの、こんなやつ。これがバルブコア外しです。
持ってない方は買いましょう。
着脱方法は簡単です。
先端(コア)に取り付けて、半時計方向に回すだけ。ポロンと取れます。
シーラントの量を測り、バルブから注入する
バルブコアを外せたら、シーラントを注入していきます。
入れる「量」はこんな感じ。
厳密には太さ・シーラントによる違いはありますが、目安として覚えておいてください。
細いタイヤのロードバイクは、30mlでOK。
ちゃんと測って入れたい方は、「はかり」を利用すると良いです。
最初の重さを測っておけば、マイナス分(入れた量)が分かりますから。
入れ方を細分化して解説すると、
となります。まあ、入ればOKです(笑)
バルブを取り付けて、空気を入れる
外したバルブコアを取り付けます。
先っちょを差し込んで、ツールを使い、時計方向に回すだけ。
差し込めたら、空気を入れます。
タイヤの“指定空気圧”に従っていれましょう。
チューブレスは低圧でもOKです。環境に応じて調整してください。
シーラントを馴染ませる
空気を入れ終わったら、
- ホイールを回転させる
- 上下左右に振る
などして、シーラントがホイール全体に行き渡るようにします。馴染ませます。
オワリ。
シーラントの交換、頻度は?
大体2-7カ月ほど。1年は持たない印象です。
ただこれは、使うシーラントによって変わりますね。
非ラテックス系のシーラントなら、1年以上持つかなといった感じ。
気温が高くなる夏場などは、シーラントの渇きも早くなるので注意してください。
「なんか、空気の抜けが早くなってきたな?」と感じたら、中を確認しましょう。
まとめ
最後に、本記事の要点をまとめます。
【チューブレスタイヤ、シーラントの量と入れ方】
- タイヤをはめ、空気を入れ、ビードを上げる
- タイヤの空気を抜き、バルブコアを外す
- シーラントの量を測り、バルブから注入する
- バルブを取り付けて、空気を入れる
- シーラントを馴染ませる
量はタイヤサイズによって変わります。目安はロードバイク30ml、MTB60ml。
本記事が少しでも参考になれば幸いです。