チューブレスタイヤをはめようと、頑張ってるところ。
でも、中々ビードが上がらなくて。
タイヤをはめ終わって空気を入れても、“シューシュー”抜けちゃうんだよね。
どうしたものか…。解決策を教えて欲しいなあ。
こんな方にオススメの記事です。
【この記事で分かること】
- チューブレス(レディ)タイヤの「ビード」が上がらない時の解決策
- 用意すべきアイテム
- どうにも、タイヤがはまらない時は…
自転車ショップで働く私が解説します!
チューブレスタイヤのビード上げは、確かに難しいですよね。
【チューブレス】タイヤの「ビード」が上がらない時の解決策
空気を入れても、ビードが上がらないとお困りですか?
ならば、以下の順番で試しましょう。
詳しく解説します。
バルブコアを外した状態で空気を入れる
普通にフロアポンプで空気を入れてもだめだったら、とりあえずやること。
この方が、空気の入りがいいんですよね。抵抗なく、一気に空気が入ります。
まずこれを試してみてください。上がるかもです。
タイヤを裏返して一日放置する
それでもダメだったら、次です。
タイヤを裏返して、一日放置しましょう。
自転車屋で働く知り合いがIRCの方から聞いた情報なので確かです。効果があります。
一日置いたうえで、再チャレンジです。
ビードワックス(チューブレスフィッティングローション)を塗布する
それでもダメな時は…。
ビードを上がりやすくするために、フィッティングローションを使いましょう。
これをビードに塗ることで、“ヌルッ”といきやすくなります。
割と効果は高め。塗っただけで上がることもあります。
まだ試してないなら、やってみる価値アリ。
チューブレス対応蓄圧ポンプを使う
なんだかんだ、結局足りていないのは「空気圧」なことがほとんど。
一般的なフロアポンプでは、空気を入れる“勢い”が足りないのです。
チューブレスタイヤをはめるときは、出ていく空気よりも、注入する空気量が上回らなければなりませんからね。
では、どうするか?
チューブレス対応の蓄圧ポンプを用意しましょう。
これを使えば、「空気をためる→一気に放出」ができるようになります。
空気の抜ける量より、注入量が上回り、ビードが“バコッ”とはまるのです。
…ただ、ちょっと高いのが難点。
もしあなたが「CO2インフレーター」をお持ちなら、それで代用することもできます。
参考までに。
【どうにもならん!】自転車屋へ持ち込もう
- チューブレスタイヤのビード上げに慣れていない
- 推奨されるアイテム(フィッティングローション、蓄圧ポンプなど)を持っていない
- ビードが上がらなくて、イライラしてきた!!!!!!!
こんな方は、最終手段です。
自転車ショップに持ち込みましょう。
エラーコンプレッサー(ガン)を利用して、こんなふうに空気を入れることもできます。
ずるいでしょ(笑)
私はこれまでに、何本ものチューブレスタイヤを装着してきました。
でも、慣れているからといって、
- 普通のフロアポンプしかない
- フィッティングローションなし
という状況ならば、“私”でもできないこともあるでしょう。どうにもならない。
結局足りないのは空気圧であり、道具がモノをいうのです。
道具が無ければ、無理なものは無理。中には本当に上がりにくいタイヤもありますし。
なので、ビードが上がらない時は、「自転車ショップに持ち込む」という選択肢も考えてくださいね。
まとめ
最後に、本記事の要点をまとめます。
【チューブレス(レディ)タイヤの「ビード」が上がらない時は?】
- バルブコアを外した状態で空気を入れる
- タイヤを裏返して一日放置する
- ビードワックス(チューブレスフィッティングローション)を塗布する
- チューブレス対応「蓄圧ポンプ」を使う
→どうにも無理なら自転車ショップへGO!
少しでも参考になれば幸いです。
最後に、「チューブレスタイヤ」に関する記事を紹介して終わりにしますね。