
チューブレスタイヤが“サイドカット”してしまったのだけど、どう対処したらいいのだろう?
やっぱり新品に交換した方がいいのかな?
でも、出先で起こったらタイヤなんて持ってないし…
パターン別に教えてもらえると嬉しいなあ。
こんな方にオススメの記事です。
【この記事で分かること】
- 自転車のチューブレスタイヤが“サイドカット”した時の対処方法
- サイクリング中のサイドカット対策
- 新品タイヤに交換すべきかどうか?

自転車ショップで働く私が解説します。
チューブレスタイヤの普及が広まり、質問を受けることも増えてきました。
記事としてまとめたので、参考になれば幸いです。
自転車のチューブレスタイヤが「サイドカット」した時の対処方法
結論からお伝えします。
ここでいう「サイドカット」は、チューブレス(レディ)タイヤ内にある“シーラント”でも塞ぎ切らないような、大きな穴を想定しています。
スパッっと切ってしまい、小指の爪くらいの亀裂が入ってしまった時ですね。
対処方法をそれぞれ詳しく解説します。
出先での応急処置:パッチ、タイヤブートを貼る
サイクリング中にサイドカットが起こったら?
事前準備が重要です。
「パッチ」や「タイヤブート」を貼ってしのぎましょう。
とりあえず、チューブレスタイヤ内から亀裂部分を塞ぎ、空気漏れを防ぐのです。
ただ、パッチやタイヤブートを貼っても、エア漏れが起きることが多いでしょう。(うまく張れない、穴が大きいなど)
だから、予備チューブを入れてクリンチャータイヤのように使い、対応します。
あまり気圧を上げすぎると、サイドカット部分からチューブが飛び出す恐れがあります。
走行可能な最低限の空気圧を保ち、丁寧に走行し、家まで帰りましょう。
3-4気圧くらいあればいいです。リム打ちパンクには注意してください。
家にいる場合:なるべく新品タイヤに交換
家に帰ったら、なるべく新品のタイヤに交換しましょう。
これはクリンチャータイヤも、チューブレスタイヤも一緒です。
サイドカットしたタイヤを使い続けるのは不安でしかありませんから、惜しまず捨てて、新品を買うのです。
まとめ
最後に、本記事の要点をまとめます。
【チューブレスタイヤがサイドカットしたら?】
- 出先での応急処置は、パッチ貼る→チューブを入れて使う(空気圧注意)
- 家に帰ったら、サイドカットしたタイヤは捨てよう
- 惜しまず新品を買うべき
てな感じ!
参考になれば幸いです。