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【消耗品チェック】自転車の「スプロケット」交換時期は?

自転車のスプロケットの交換時期
悩んでいる人
スプロケの交換時期が知りたい人

自転車のスプロケットって、一体何キロ持つんだろう?

消耗品だし、交換時期を知りたいなあ。

 

何か目安とかってあるの?

こんな方にオススメの記事です。

 

【この記事で分かること】

  • 自転車のスプロケットの交換時期はいつか
  • 何を目安にしたらいいか
  • 交換時期を過ぎるとどうなるか
かける
かける

自転車ショップでメカニックとして働く私が解説します!

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【消耗品チェック】自転車の「スプロケット」交換時期は?

自転車のスプロケットの交換時期

結論、「歯が減ってきたら」ですね。

具体的に「〇〇km走ったら」と表せると分かりやすいのですが、そうではありません。

走る条件によって大きく変わります。

 

この写真を見てください。

自転車の消耗品(チェーン、スプロケット)の交換時期

これは、シマノが出している交換時期のチェック表ですね。

ここにも、具体的な基準というのは記されていないのです。

 

「歯が減る」とは、極端な例で言うと写真の状態です。

歯先がトキントキンになっていて、明らかに減っているのが分かるでしょう。

ここまで摩耗が進んでいたら、即交換です。

 

交換時期としては、遅すぎますが。

交換時期の「目安」になるもの

ギモンの声
ギモンの声

「歯が減ってきたら・・・」と言っても、今の状態が良いのか悪いのか、さっぱりわからないよ!

という方がほとんどでしょう。

ぶっちゃけ、それは私も同じです。

 

先ほどの写真のように、極端に減っている歯ならわかります。

しかし、微妙なラインだと判断がしづらいですね。

目視では分かりにくいです。

 

では、何を目安にしたらよいか。

歯飛びするかしないか」を基準にしましょう。

「歯飛び」とは

歯飛びとは、「チェーンがスプロケットの歯から滑ってしまうこと」をいいます。

強い力を入れて漕いだ時、変速をしていないのにギアが「ガチャン」と動く感覚があれば、それが歯飛びですね。

 

歯が減りすぎてチェーンとかみ合わず、まともに漕げない状態になります。

歯飛びに気づくのはいつ?

スプロケットの交換時期として、大きな目安になるのが「歯飛び」。

では、歯飛びに気づくのはどんな時でしょうか?

 

主に、「新品のチェーンに交換したとき」です。

 

チェーンは、使うごとに“伸び”が生じます。

一定距離を走り、伸びが大きくなってきたら、交換が必要になります。

 

チェーンを変えなければ、歯飛びは起こりにくいです。

なぜなら、「伸びてるチェーンの間隔」に合わせて、スプロケットの歯が削られていくから。

つまり、「(悪い状態で)なんとか噛み合っている」のです。

もちろん、極度に伸びすぎたチェーンは歯飛びを起こしますが。

 

その状態で、新品のチェーンへ変えるとどうなるか。

歯飛びを起こします。

 

今までは「伸びたチェーン×広がった歯の間隔」でなんとか噛み合わさっていたものが、「伸びていないチェーン×広がった歯の間隔」になってしまうからです。

 

滑って滑って、歯飛びのオンパレードでしょう。

 

そこで気づきます。

「スプロケットの歯が減っているなあ」と。

つまり、交換が必要だと分かるわけです。

チェーンを交換する→歯飛びはする?

まとめると、「新品のチェーンへ交換したとき、歯飛びをするかしないか」で判断するといいでしょう。

  • 歯飛びを起こした→スプロケットも交換
  • 歯飛びしない→まだ使える

って感じですね。

 

ですから、スプロケットを交換するタイミングというのはつまり、チェーンを交換する時でもあります。

 

チェーンを交換する際に、気に掛けるようにしましょう。

 

大体1万km以上使ったスプロケは歯飛びが起こりやすくなってきますが、メンテナンスの有無で大きく変わります。

個人差が大きいので、具体的な距離は何とも言えません。

「歯飛び」していなくても、交換してOK

スプロケット

「歯飛びするかしないか」の判断基準は、あくまでも最低ラインです。

ベストな状態を保ちたいなら、チェーンを交換するたびにスプロケットも交換するといいでしょう。

 

とはいえ、お金が掛かります。

 

個人的には、「チェーン交換2回につき、スプロケ1回」を目安に、交換するようにしていますよ。

歯飛びをしていなくても、変えています。

 

シマノの営業さんから聞いた話によると、「チェーン交換4回につき、スプロケ1回」と言っていました。

ただ、絶対にチェーン4回分(約1万2000キロ以上)使えるかというと、そうではないと感じています。

 

改めて、「チェーン交換時に歯飛びするか、しないか」が大きな交換基準となるでしょう。

チェーンを適切に交換していますか?

チェーンが寿命を迎えたら、適切に交換していますか?

伸びたチェーンを使い続けると、スプロケットの寿命を大きく縮めます。

 

先述しました通り、「伸びたチェーンの間隔」に合わせて、スプロケの歯が削られてしまうからですね。

始めは「U」の形をしていたのに、「ナイキ」みたいになります。(伝わって笑)

 

それだけではなく、クランク(チェーンリング)も同じように削られてしまいます。

非常にもったいないですよね。

 

チェーンを適切に交換することは、駆動系パーツを長持ちさせることに繋がります。

 

“チェーンチェッカー”を使って測り、伸びていたら絶対に交換しましょう!

「お金が掛かるから」と後回しにしていると、かえって高くつきますよ。

 

詳しくは、こちらの記事で解説しています。

 

 

チェーンを交換する時の選び方は、こちらの記事が参考になるでしょう。

まとめ

さいごに、本記事の要点をまとめます。

【スプロケットの交換時期って?】

  • 人によって大きく変わりますが、「1万km~」が目安。
  • 新品のチェーンへ交換したときに、「歯飛び」を起こしたら。
  • 個人的に、チェーン2回交換につき、スプロケ1回の頻度で交換しています。
  • シマノの営業さんいわく、チェーン4回交換につき、スプロケ1回交換といっていました。

→大きな目安は「歯飛びするかしないか」で判断しましょう。

 

ご覧いただきありがとうございました!

 

ギア周りメンテナンス

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