ロードバイクを普段使い仕様にしたいんだけど、「前かご」って取付できるのかな?
ママチャリみたいに、かごがあったら絶対便利だよね。
「ポンッ」って荷物を入れられるもん。
もし付けられるなら、何が必要か教えて欲しいなあ。
こんな方にオススメの記事です。
【この記事で分かること】
- ロードバイクに「前かご」は取付できるのか
- ロードバイクを街乗り仕様にしたいなら、オススメのカスタム
- カゴの他に荷物を運ぶ方法
分かりますよ、その気持ち。
ロードバイクは速くて楽しいですが、実用性に欠けますので、「カゴを付けられたらなあ」と思う方も多いです。
実際に取り付けすることはできるのでしょうか?
本記事で解説します。
ロードバイクに「前かご」は付けられるのか?【厳しい】
既にタイトルでネタバレしてしまっていますが…
結論からいうと、「ロードバイクに前かごをつけるのは厳しい」です。
少なくとも、ママチャリのような大きなカゴは取り付けできません。
残念ですが、あきらめましょう。
“厳しい”という表現にしたのは、絶対につけられないわけではないからです。
数は非常に少ないですが、モノを選べば取り付けも可能。
例えば、このような商品があるみたいです。
でも、高いですね。
それに加えて耐荷重が低いので、肝心の「荷物」を多く載せることができません。
スーパーで買った袋いっぱいの食料品は、運べません。重すぎです。
本来、前かごを付けるには“支え”が必要です。
- ママチャリなら「カゴ足」
- スポーツバイクなら、「フロントキャリア」
その支えに対し、カゴを取り付けるわけです。
つまり、荷物の重みを受けるのはカゴではありません。
仮にロードバイクにつく前かごがあったとしても、アタッチメント式でしょう。
こんなイメージ。
となると、やはり「耐荷重」の問題で使いやすいとは言えない…って感じです。
なら、ロードバイクに「かご足」や「フロントキャリア」を付ければいいんじゃない?
と思うかもですが、基本的に付きません。
ダボ穴が無いからです。
仮に付いたとしても、次は「カゴとSTIレバーの干渉」という問題を考えなければいけません。
…となると、やっぱり「厳しい」ですよね。無理に近いです。
というわけで、あらためて「ロードバイクに前かごをつけるのは厳しい」です。
ご理解いただけたでしょうか。
ロードバイクを街乗り仕様にしたいなら
あなたは「前かごを付けたい」と気になってとこの記事にやってきたと思いますが、本質的には「楽に荷物を出し入れできるようにしたい」のだと思います。
ということは必ずしも、前カゴでなくてもいいのではないでしょうか。
ロードバイクを街乗り仕様にしたいなら、「リアキャリア+パニアバッグ」がオススメです。
こんな感じ。
パニアバッグとキャリアにもよりますが、「5-10kg」は荷物を載せられるので、耐荷重はクリア。
出し入れもしやすいので、前かごの代替といえるでしょう。
…でもこの組み合わせも、出来ないロードバイクが多いです。
リアキャリアの装着には「ダボ穴」が必要だから。
ダボの無いロードバイクも一応付けることはできますが、カスタムがいります。
「どんなロードバイクも、簡単に、荷物を運べる普段使い仕様にできる」というのをお探しなら、
この辺りがおすすめですかね。
カゴやパニアバッグに比べれば内容量も出し入れのしやすさも劣りますが、うんと普段使いしやすくなるのは間違いなし。
荷物だけでなく、カギやライト、カッパや水筒なんかも一緒に入れておけますからね。
詳しくは、こちらの記事で解説しています。
まとめ
最後に、本記事の要点をまとめます。
【ロードバイクに“前かご”は取付できるのか?】
- 結論、厳しい(ほぼ無理)
- やるなら「リアキャリア+パニアバッグ」がオススメ
- できないなら、フレームバッグなどを付けるだけでも利便性アップ
ロードバイクの街乗り仕様化に、少しでも参考になれば幸いです。