【免許不要に!】電動キックボード「LUUP(ループ)」の始め方
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日本一周で使う自転車って何がいいの?【選び方とおすすめ車種】

日本一周で使う自転車の選び方
悩んでいる人
自転車で日本一周したい人

自転車で日本一周をしたいな~と思ってるんだけど、そもそも自転車って何を選べばいいの?

 

荷物をいっぱい積むし、めっちゃ長い距離走るから、普通の選び方とは違うよね?

 

私は自転車に関して全然知識が無いから、どう選んでいいかわからなくて困ってる。

 

誰か、日本一周で使える自転車を教えて!

 

こんな方に向いている記事です。

 

【この記事で分かること】

  • 日本一周で使う自転車はどんな車種がおすすめか
  • どんなポイントに着目して、自転車を選んだらいいのか
  • おすすめする自転車

2019年に日本一周を完走し、かつ、自転車ショップ店員として働く私が解説します。

 

日本一周をする方で、「自転車に詳しい」という人はとても少ないんですよね。

実際私が日本一周中に出会った方のほとんどは、「自転車旅未経験」から始めた方でした。

 

もしかすると、この記事にたどり着いたあなたもそうではないですか?

あるいは、少しだけ乗ったことがある程度の方でしょう。

 

自転車の知識がないと、「どんな自転車を選んだらいいのか?」が分からず、困ってしまいます。

 

ここで適当に自転車を選ぶと、

  • 荷物を載せるのに適していない自転車だった
  • 旅で使うには不向きな自転車だった

というような失敗を起こしてしまうかもしれません。

 

それではいやですよね?

日本一周という大舞台、誰もが失敗はしたくないはずです。

そこで本記事では、

「日本一周で使う自転車は何がいいか」

「おすすめする自転車」

について解説します。

 

これを読めば、日本一周を共にする相棒の選び方がわかりますよ。

是非ご覧ください。

 

ちょっと、本題へ入る前に、読んでいただきたい記事があります。

 

【自転車旅の始め方ロードマップ】

日本一周を含めた「自転車旅」を始めるにあたって、必要な情報をまとめた全7記事の長編解説となっております。

 

  1. 思い描く「自転車旅」を具体化する
  2. 荷物の積載スタイルを決める
  3. 旅に使う“自転車本体”の選び方
  4. 荷物を積載するための土台を作る
  5. 自転車旅に必要な持ち物って?
  6. 自転車旅のルートを作成する
  7. 出発までにやっておきたいこと

 

日本一周を始める方にとって非常に有益だと思いますので、まずはこちらの③までご覧いただけると、この記事の理解がよりスムーズになります。

 

それではどうぞ。

【気になる】街で見かける電動キックボード「LUUP」とは?
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日本一周で使う自転車って何がいい?

結論:「ツーリング車」がおすすめ

日本一周で使う自転車選びについて。

結論から申し上げると「ランドナー」や「ツーリング車」と呼ばれる自転車がおすすめです。

 

なぜなら、自転車旅に最適な要素が詰まった自転車だからです。

 

詳しく解説します。

※以下、ランドナー・ツーリング車をまとめて「ツーリング車」と表記します。

ツーリング車とは?

自転車でキャンプ

ツーリング車とは、荷物をたくさん積んだ“自転車旅”を想定した車種全般のことです。

 

「これが付いてるからツーリング車!」というように、厳密な基準があるわけではありません。

例えば、私が日本一周の時に使っていた「ランドナー」という車種も、広義でいえば“ツーリング車”の類でしょう。

ツーリング車の特徴

「旅に最適な自転車」というのには、理由があります。

ツーリング車の特徴がコチラ。

  • フレームが頑丈
  • 中太タイヤで、走行性と走破性のバランスがいい
  • 拡張性に優れており、自分好みにカスタマイズが可能
  • ホイール径が小さめで、重心が下がってふらつきにくい
  • メンテナンス性がよく、トラブルにも対応しやすい
  • 自転車旅に最適なパーツ構成

 

それぞれ解説します。

フレームが頑丈

フカヤ ダボス603ランドナー

ツーリング車のフレームは、非常に頑丈です。

そもそもツーリングで使うことを想定して作られているからです。

 

例えば、私の使っていたランドナーなら、自転車の素材に「クロモリ(鉄)」が使われています。

 

自転車の素材には、

  1. アルミ
  2. カーボン
  3. クロモリ

の主に3種類ありますが、中でも一番頑丈な素材です。

そのため、日本一周という過酷な環境で使っても、壊れてしまうことはまず考えられません。

そのくらい頑丈なので、おすすめです。

中太タイヤで、走行性と走破性のバランスがいい

ツーリング車に使われているタイヤは、太すぎず、細すぎず。

ちょうどいい「中太タイヤ」なので、走行性と走破性のバランスが良いです。

 

走行性とは、「より快適に走れること」で、走破性が「どんな道でも突き進めること」ととらえてください。

 

例えば、タイヤの細いロードバイクって、とっても走行性に優れているんですよね。

ママチャリとは比べ物にならないほど軽い力でスッっと進み、高速域を維持するのも楽です。

でも、“走破性”が高いとは言えません。

 

「ロード(バイク)」という名前のように、舗装路の走行がメインであり、砂利道や未舗装路を走るには適していないのです。

 

真逆の例を挙げると、マウンテンバイクがあります。

マウンテンバイクは「マウンテン(山)」のような未舗装路の走行を得意とするほど“走破性”に優れています。

 

どんな道でもお構いなし!

 

しかし、犠牲となったのが走行性で、ロードバイクのように軽く、スピーディーに走り続けるのは非常に大変です。

 

この「走行性」と「走破性」を適度に持ち合わせているのが、ツーリング車です。

 

日本での自転車旅中は、基本的には舗装路の走行です。

しかし、日本中を走るとなると、必ず悪路を走るシチュエーションが出てきます。

 

例えば、山岳地帯を走る時だったり、キャンプ場へ向かう道だったり。

 

なので、ある程度の走破性も必要になるわけです。

 

ツーリング車は、舗装路の走行で必要な「走行性」と、悪路の走行に必要な「走破性」を持っているので、自転車旅にはオススメです。

拡張性に優れており、自分好みにカスタマイズが可能

日東キャンピーの見た目

ツーリング車は、カスタマイズがとても簡単。

なぜなら、拡張性に優れた自転車だからです。

 

拡張性とは、部品を交換したり、追加したりすることで、購入時または使用開始時より高機能にできること。

 

自転車旅をするとなると、自転車の装備に「荷台」や「ドロヨケ」は最低限必要です。

ツーリング車ならそれらを取り付けるための構造があるため、カスタマイズが容易です。

 

しかし、例えばロードバイクだと、ここまでの拡張性はありません。

 

ロードバイクは競技志向の自転車であるため、「速く走ること」に特化しています。
だから、走りに必要のない無駄な構造は省かれています。

もし、ロードバイクに荷台やドロヨケを付けようと思ったら、「工夫」をしないと付けられないんですね。

「たまに自転車旅をする」というのなら、旅をする時だけロードバイクをカスタマイズして、旅が終わったら装備を取り除くという使い方もできます。

 

しかし、「日本一周で使う!」と用途が決まっているのなら、もともと拡張性に優れた自転車を買った方が便利ですよね。

 

なので、ツーリング車がおすすめです。

ホイール径が小さめで、重心が下がってふらつきにくい

日本一周中にサイクリストの聖地へ

重い荷物を搭載する自転車旅では、低重心で安定性抜群の小さめのホイールが好まれます。

 

例えば、私が使っていたランドナーのホイール径は「650A」というサイズでした。

聞きなれない方も多いと思いますが、実はこれ、ママチャリの「26インチ」と一緒です。

 

650Aのホイールの直径は590mmあります。

 

対してスポーツバイクに多い「700C」というホイールサイズは、直径622mmです。
26インチホイールよりも、「直径32mm」も大きいのです。

 

ギモンの声
ギモンの声

たったそれだけの違いで、影響あるの?

思うかもしれませんが、非常に変わります。

 

 

特に荷物を積む自転車旅にとって、重心の低さは本当に大切。

 

実際私はロードバイク(ホイール径:700C)でも旅をしたことがあります。

それからランドナー(ホイール径:650A)に乗り換えたときに思ったことがこちら。

  • ハンドルがふらふらしにくく、走りやすい
  • 重心が下がったことで走行が安定し、無駄な力が要らなくなった
  • 力を使わなくなったことで、明らかに体への疲労が減った

もちろん700Cでも旅はできますが、より快適に走行したいのなら、小さめのホイールがオススメ。

 

ツーリング車ならもともと付いているモデルが多いので、ばっちりです。

メンテナンス性が高く、トラブルにも対応しやすい

日本一周ともなれば、自転車のトラブルはつきものです。

必ず起きるといってもいいでしょう。

 

トラブルが起きた時に大切なのが、直しやすさであり、メンテナンス性の高さです。

メンテナンス性が高いとは具体的にどういうことか。

 

私のランドナーを例にして紹介します。

  • ワイヤーが外装で、ワイヤー交換が非常に楽
  • Wレバーを使っており、ワイヤー切れの際に絡まることが無い

など。

おそらくこの記事を読んでくださっているあなたは、まだよく分からないと思います。

なので、「直しやすいんだ!」くらいに思ってもらえればOK。

 

これは、自分で修理をしやすいのはもちろん、壊れたときに駆け込んだ自転車屋さんでも作業をしてもらいやすいため、旅において非常に大切なポイントの一つです。

自転車旅に最適なパーツ構成

W(ダブル)レバー

ツーリング車は、旅に最適なパーツが標準で付いてきます。

 

例えば、

  • ホイールのスポーク数が多め
    ⇒頑丈で壊れにくい
  • Wレバー装着
    ⇒構造が単純で、壊れにくい
  • ドロップハンドル用ブレーキバー
    ⇒構造が単純で、壊れにくい
    ⇒フロントバッグを付けても、ケーブルが干渉しない
  • 小さめのギア比⇒荷物を載せたときに軽く漕げるギア構成

 

など、自転車旅で使うことを想定したパーツで自転車が組まれています。

なので、わざわざ自分の使いやすいようにカスタムしなくても、そのままの状態で使い始めることができますよ。

 

このように、ツーリング車には、「旅に最適な特徴」が以上6点もあります。

だから、日本一周で使うならツーリング車がおすすめです。

おすすめする自転車

オススメする自転車についてですが、この記事が非常に参考になります。

過去に日本一周を経験された「keta-G(けたじぃ)」さんのまとめです。

 

私がオススメしたいと思っていた自転車がほとんど網羅されていたので、紹介させていただきます。

 

付け加えるなら、私自身が使っていた「フカヤ DAVOS603ランドナー」もオススメですよ!(笑)

 

ただ、この自転車は「フレームセット」であるため、フレーム単体での販売です。

自転車として乗れる状態にするには、自分好みのパーツを使って、組み立てる必要があります。

 

自転車をバラバラの状態から完成させるので、「バラ完」と呼ばれます。

 

「誰とも被らない自転車にしたい!」

「日本一周なんだから、特別な一台にしたい!」

 

という思いを持った方は、フレームから組み上げるのも面白いでしょう。

 

もし興味があったら、自転車屋さんに相談してみてください。

まとめ

日本一周で使う自転車は「ツーリング車」がおすすめ!

 

自転車旅に最適なツーリング車の特徴は、以下6点です。

  • フレームが頑丈
  • 中太タイヤで、走行性と走破性のバランスがいい
  • 拡張性に優れており、自分好みにカスタマイズが可能
  • ホイール径が小さめで、重心が下がってふらつきにくい
  • メンテナンス性がよく、トラブルにも対応しやすい
  • 自転車旅に最適なパーツ構成

 

ツーリング車を使えば、日本一周をより快適なものに出来るでしょう。

 

この情報が参考になれば幸いです。

ご覧いただきありがとうございました。

 

★日本一周に際して、これから旅の準備を始める方は【自転車旅の始め方ロードマップ】を一読するのをオススメします。

 

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