【免許不要に!】電動キックボード「LUUP(ループ)」の始め方
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【自転車旅】ロードバイクをキャンプツーリング仕様にカスタムする方法

悩んでいる人
悩んでいる人

ロードバイクで旅をしたいと思っているけれど、沢山の荷物を載せるためにどうしたらよいのだろう。
キャンプツーリング仕様にするカスタム方法を知りたい!

という方にオススメの記事です。

 
工夫をすることで、ロードバイクを使って旅をすることは十分可能です。
 

私はこれまで日本中を自転車で旅してきましたが、高校2年-大学2年まではエントリーモデルのロードバイクを使って旅をしてきました。

旅では沢山の荷物を持ち運ぶ必要があったため、積載性を上げるためにいろいろなカスタムを施しました。

実際写真のように前後パニアバッグを装着し、荷物だけで30kgになるような状態で往復3000kmの旅を成功させた経験もあります。

 

そこで今回は、ロードバイクで自転車旅をしたいと思ったあなたに、私が行った「ツーリング仕様のロードバイクカスタム」について紹介します。

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カスタム箇所一覧

ロードバイクで旅をするために私が行ったカスタムはこちら。

1.リアキャリアの取付
2.フロントキャリアの取付及び、フォーク交換
3.フロントバッグの装着
4.ダウンチューブ下にボトルケージの取付
5.フレームバッグの装着
6.トップチューブバッグの装着
7.大容量ボトルケージの装着
8.キックスタンドの取付
9.耐久性に優れたタイヤへ交換

 

これらを行うことで、先ほどの写真のような状態にすることができます。

 

「いやいやリアの積載だけで十分だよ!」という方は必要のない項目については飛ばしていただいて結構です。

では、それぞれ行ったカスタムについて以下で詳しく解説します。

リアキャリアの取付

自転車旅にキャリア(荷台)は欠かせません。

私はキャリアにオルトリーブのパニアバッグとホムセン箱を取り付けて、荷物を運んでいました。

最近では「バイクパッキング」といってキャリアを使わずに巨大なサドルバッグ等で代用して手軽に行える旅も流行っていますが、荷物の多いキャンプツーリングでは耐荷重や積載容量の観点からオススメしません。

 

では、ロードバイクにリアキャリアを取り付けるためにはどうしたらよいのでしょうか。

確認することが2つあります。

・シートステー上部のダボ穴があるか
・エンドのダボ穴があるか

です。

 

ダボ穴とは荷台や泥除けなどを付けるために開いたネジ穴のことです。

写真を使って説明すると、こちらがシートステー上部のダボ穴で、

エンドのダボ穴はここ。

この二か所のネジ穴を確認することができれば、問題なくリアキャリアを装着することが可能です。

ダボ穴が無い場合

しかし、ロードバイクでダボ穴が二か所とも開いているフレームはあまりなく、せいぜいエンド側の一か所だけでしょう。

 

でも、

「穴がないから付けられないのか・・・」と諦めなくても大丈夫です。

あるアイテムを使うことで、キャリアを取り付けることが可能になります。

エンドダボのみある場合

エンドダボのみあった場合は、バンドタイプのリアキャリア か エンドダボ付きシートクランプ を装着することで問題なくキャリアを取り付けることができます。

【バンドタイプのリアキャリア】

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【ダボ穴付きシートクランプ】

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シートステー側は、リアキャリアの左右の動きを固定するためのものです。

積んだ荷物の重みはフレームに開いたエンドダボに掛かっているため、これらのアイテムを使ったからといって耐荷重が落ちる心配はほとんどありません。

キャリア側の最大荷重に従って荷物を積むことが可能です。

2か所ともダボ穴が無い場合

説明したどちらにもダボ穴が無い場合、クイックエンドアダプターを使うことでエンド側にダボ穴を作ることができます。(シートステー側のダボ穴については上の説明と同じです。)

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この商品はホイールを留めているクイックリリースに共締めして使うものです。

 

装着自体はとても簡単ですが、荷重がこのパーツに掛かるので、あまり重たいものは載せないほうが良いと思います。

 

ただ、意外にも簡単に壊れてしまうようなものでもないそうです。

この方はまさにどちらのダボ穴も無い状態からキャリアをつけて日本一周をしたそうですが、それでもトラブルが起きなかったそうです。

実績は信頼に繋がりますが、荷物を載せる際はあくまでも自己責任でお願いします。

フロントキャリアの取付及び、フォーク交換

私はフロントにもパニアバッグを装着するために、2点のカスタムを行いました。

・フロントフォークの交換
・フロントキャリアの装着

詳しく紹介します。

フロントフォークの交換

偶然私の乗っていた自転車にはフロントフォークにもダボ穴があり、一応そのままの状態でもフロントキャリアを取り付けることが可能でした。

しかし、多くのロードバイクのフォークには「カーボン」が使われており、荷物を載せるには全く向いていません。むしろ危険なくらいです。

 

そこで、フロントキャリアを装着して荷物を載せられるよう、フロントフォークをクロモリ(鉄)素材のモノに交換しました。

 

私が実際に使ったのが「Viva(ビバ) 700C フロントフォーク Aヘッド 1-1/8」です。

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フォーク交換と聞くと大掛かりで、作業にかかる費用が高そうですが、工賃含めて1万円程で交換することができましたよ。

自転車によって取り付けられるフォークが違うので、自信がなければ自転車屋さんに聞いてみると良いと思います。

 

クロモリフォークに交換したことで不安なく荷物を積載することができるようになりました。

フロントキャリアの装着

荷物を積むのに使ったのは「フロントキャリア」です。

 

調べてみると沢山の種類が出てくると思いますが、ロードバイクに使えるモノは限られています。

なぜなら多くはVブレーキ・カンチブレーキ用台座を使用するものですが、ロードバイクの場合はキャリパーブレーキだからです。

 

そこで私が選んだのが「TIOGA(タイオガ) キャリヤー TIG フロント チューブラ」です。

この商品であればキャリパーブレーキと共締めと、キャリアのダボ穴があれば使用することができますが、装着に少し工夫が必要です。

本来フロントキャリアを装着する時のダボ穴は、上部にある方を使います。

上がキャリア、下が泥除け用です。

しかし、今回紹介したクロモリフォークを含め多くのダボ穴付きフォークは、下のダボ穴(泥除け用)しかありません。

 

そのため、キャリアを装着する際にパイプがフォークと干渉してしまうということが良く起こります。

そこでワッシャーを重ねたり、スペーサーを挿入したりして干渉を無くす必要があるので注意です。

 

実際その状態でフロントに10kg程度の荷物を積み3000km程走行しましたが、問題はありませんでした。

なお、このキャリアは「耐荷重5kg」となっているので、それ以上の積載は自己責任でお願いします。

フロントバッグの装着

荷物の出し入れが多いものをフロントバッグにまとめました。

 

フロントキャリアを装着していなくても使えますし、カーボンフォークでも心配ありません。ほとんどの方がお使いいただけます。

ワンタッチで着脱ができ、そのままショルダーバッグとして使うことができるので、自転車から離れる時にとても便利でした。

 

荷物の量に関わらず、フロントバッグはあった方がオススメですよ。

 

詳しくまとめた記事があるので、興味があればこちらをご覧ください。

ワイヤールーティングについて

私の自転車は2400系クラリスを使っており、シフトワイヤーが外通りです。(いわゆる「触角」)

このままではフロントバッグを取り付けようとすると干渉してしまうため、変速バナナ というパーツを使ってワイヤールーティングを変えています。

フレームバッグの装着

フレームバッグとは、フレームの前三角形のスペースを利用して取り付けるバッグです。

小物を分けて収納できるので、出し入れの多いモノを入れておくのに向いています。

私はここに補給食や財布、カギなどを入れていました。

トップチューブバッグの装着

トップチューブバッグとは、このような位置に付けるバッグのことです。

フレームバッグよりも容量が狭く、入れるモノが限られています。

私も初めは使っていましたが、結果的に使わなくなりました。

理由は、

・信号待ち等で股があたる
・立ちこぎの時に膝が擦れる

など、邪魔だと思うことが多々あったからです。

使っている人の多いアイテムではありますが、個人的にはオススメしません。

ダウンチューブ下にボトルケージの取付

自転車旅に関わらず、所有している全ての自転車にこのカスタムを施しています。

ここに入れているのはメンテナンス用品で、取り出しやすく、かつ邪魔にならず、重心が下がるので気に入っています。

ホイールやクランクとの干渉がなければだれでも簡単に取り付けが可能です。

以前この記事で紹介しましたが、ダボ穴増設をするのであればトピークの「ヴァーサマウント」が耐久性・使いやすさ共にオススメですよ。

トピーク ヴァーサマウント ボトルケージクリップ 2本入り

大容量ボトルケージの装着

自転車旅をしていると、飲料代がバカになりませんよね。夏だと500mlなんて一瞬でなくなってしまいます。

そこで私が使っていたのが1.5L用の大容量ボトルケージです。
底が柔らかいペットボトルなら2Lタイプも使えます。

 

飲料代の節約だけでなく、大容量持ち運べるようになるので、走行中に飲み物が無くなるといった心配を軽減することができますよ。

自転車旅での使用であればイチオシのカスタムです。

キックスタンドの取付

自転車旅においてキックスタンドは「駐輪」のために必要なのではありません。

荷物が多くて曲がったり、折れてしまうため、基本的に自転車は壁に立てかけて駐輪させます。

 

ではなぜキックスタンドが必要かというと、荷積みの際に使うからです。

立てかけるところのないキャンプ場などでキックスタンドが無いと、荷物の装着がとってもやりづらいのです。

 

お使いの自転車に専用スタンドがあればそちらを、なければ汎用の頑丈そうなものを選んで取り付けておきましょう。

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耐久性に優れたタイヤに交換

旅自転車にはシュワルベの「マラソン」という最強タイヤを使っています。

荷物を載せた状態でのパンク修理はとても面倒です。

荷下ろししてから作業、そして荷積み・・・と1時間ほど掛かってしまいます。

 

そこでパンクのリスクを最小限にするため、耐パンク性・耐久性に非常に優れたマラソンがオススメですね。

私が日本一周で使ったタイヤもマラソンだったのですが、1万キロ以上走ってノーパンクでした。

まとめ

このようなカスタムを施すことで、簡単にロードバイクを旅仕様に変身させることができます。

最低限リアキャリアと、それにつけるパニアバッグさえあれば十分にキャンプツーリングをすることが可能です。

夏休みなどを使ってちょっと自転車旅行に出かけようと思っている方は、ぜひ参考にしてみて下さい。

 

とはいえ、やはりロードバイクはロードバイク。もっと本格的な旅をしたいのであれば最適な自転車とはいえません。

沢山の荷物を積んで、長距離を楽に走りたいというのであれば、私が日本一周で使ったような「ランドナー」と呼ばれるジャンルの自転車を選ぶといいですよ。

 

コチラの記事ではランドナーの旅におけるメリットを書いているので、気になる方はご覧ください。

 

ありがとうございました。

自転車旅

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