
ジャイアントのエスケープ(ESCAPE)シリーズに乗ってるんだけど、この自転車のチューブサイズって何か分かる?
新しくチューブを買いたいんだけど、サイズの確認方法が分からなくって・・・
こんな方にオススメの記事です。
【この記事で分かること】
- 「ジャイアント エスケープ」のチューブサイズ
- チューブサイズの確認方法
- チューブ交換時に必要な情報
自転車店で働く私が解説します。
ジャイアント「エスケープ」のチューブサイズを確認する方法
エスケープのチューブは「700×28C」か「700×30C」
純正のままタイヤサイズを換えていない場合、エスケープのチューブサイズは、
- 700×28C
- 700×30C
のどちらかです。
ただし、これらはエスケープシリーズの車種やモデルの年式によって変わります。
なので、念のため確認した上で、購入しましょう。
確認方法を解説します。
適合するチューブの選び方
以前、チューブの選び方について、こちらの記事へまとめました。
見ていただけると内容の理解が深まりますが、別に見なくても大丈夫です。
要点をかいつまんで、説明しますね。
チューブを選ぶ上で大切なポイントは4つ。
- ホイール径
- タイヤの幅
- バルブ形式
- バルブ長
これらが確認できれば、使えるチューブが分かります。
ただ、今回は「エスケープ」と車種を絞っておりますので、4つのうちの「3つ」が既に分かっています。
ですので、残りの「タイヤの幅」さえ確認すれば、どのチューブを買えばいいか分かりますよ。
タイヤの幅を確認する方法
タイヤの幅を確認するには、「タイヤの側面」をぐるっと見てみてください。
前輪でも、後輪でもいいです。
するとどこかに「700×〇〇C」という表記がありませんか?

このタイヤの場合、700×25C (エスケープではない)
この「〇〇C」が、タイヤの幅になります。
例えば、
- 700×28Cなら、タイヤの幅が28mm
- 700×30Cなら、タイヤの幅が30mm
だということです。
「〇〇C」の数値が確認出来たら、もう選ぶチューブがわかりますよ。
なぜなら、先ほど説明した「チューブを選ぶ上で大切なポイント4点」が全て分かったからです。
- ホイール径:700C
- タイヤの幅:〇〇C←確認
- バルブ形式:フレンチ(仏式)
- バルブの長さ:40~50mm程度
改めて、「700×28C」か「700×30C」のどちらかだったと思います。
ジャイアントのホームページから確認する方法
「手元に自転車が無いから、すぐに確認できないや・・・」という方は、ジャイアントのホームページから確認することもできます。
以下2点の情報を、検索窓に打ち込んでみてください。
- モデル名
- 乗っているエスケープの年式
例えば、2020年モデルの「エスケープR3」のチューブサイズを確認するには、このようにやります。
【「ジャイアント エスケープR3 2020」と検索】
【ジャイアントのホームページへアクセス】

WEBページをクリック
【タイヤ幅を確認】
写真を見て自分の乗っている自転車と同じか確認した上で、「TIRE(タイヤ)」の項目をチェック。
拡大した写真がこちら。
この場合、「700×30C」と確認できましたね。
同じ手順で検索すれば、自転車が手元にない状態でもチューブサイズを確認することができます。
エスケープに使えるチューブ
では、エスケープに使えるチューブのご紹介です。
それがこちら。
今回は、有名なシュワルベのチューブをチョイスしました。
チューブには色々な種類がありますが、正直どれを選んでも大差ないです。
こちらのチューブであれば、エスケープのチューブサイズである
- 700×28C
- 700×30C
のどちらでもお使いいただけますよ!!
というのも、チューブは伸縮性があるため、使えるタイヤサイズに幅があるからです。
例えば、このチューブの場合、「700×28/45C」とありますよね。
これは、「700×28C~700×45Cのタイヤ幅まで対応している」ということです。
28Cも30Cも対応範囲内であるため、これをお使いいただければOK!
もちろん、シュワルベのチューブが嫌な方は、別メーカーのものを選んでも大丈夫です。
【追加】ホイールの外し方⇒チューブの交換手順
エスケープに適合するチューブの選び方の解説は以上です。
ここからは、今後チューブを交換するであろうあなたにとって、役に立つ情報を紹介していきます。
チューブを交換するには、
- ホイールを外す
- タイヤを外す
- チューブを交換する
という3つのステップがあります。
「まだやり方が分からない」という方は、こちらの動画を見るといいですよ。
非常に分かりやすいです。
ジャイアントストア熊本店の方が、エスケープを使って実演しています。
チューブ交換後に空気を入れる方法ですが、家でやるなら大きなフロアポンプでOK。
ただ、出先でパンク修理をするなら、「携帯ポンプ」が必要です。
まだお持ちでない方は、この記事を参考に選んでみてください。
タイヤの空気圧について
上記の動画内では「空気圧」についての説明が少なかったので、追加で別の動画を用意しました。
「どれだけ空気を入れたらいいか」は、使うタイヤによって変わります。
少なすぎても、多すぎてもいけません。
タイヤにあった適性の空気量があります。
チューブ交換が終わったら、この動画を参考に空気を入れてみてください。
ジャイアント「エスケープ」に関連する記事
【エスケープR3に使えるタイヤサイズは?】
【エスケープR3に使えるチェーンは?長さの決め方は?】
まとめ
ジャイアントの「エスケープ」のチューブサイズは
- 700×28C
- 700×30C
のどちらかです。
念のため、タイヤ側面の表記を確認したり、ジャイアントのホームページで確認して下さい。
このチューブを買えば、「28C」「30C」のどちらであっても使えます。
この情報がお役に立てば幸いです。
なお、「パンクなんてうんざりだ!なるべくパンクしたくないタイヤが欲しい!」と心の底から思っている方は、シュワルベの「マラソン」というタイヤがオススメ。
チューブ交換すると同時に、変えてみてはいかがでしょうか。
ご覧いただきありがとうございました。