ロードバイクにもっと多くの荷物を積んで、自転車旅がしたいなあ。
空いているフロントにもキャリア(荷台)を付けたいんだけど、ダボ穴がなくって・・・
どうにかして、フロントキャリアを付ける方法ってないのかな?
こんな方にオススメの記事です
【この記事で分かること】
- キャリパーブレーキのロードバイクにフロントキャリアを付ける方法
- ダボ穴なしでもキャリアを付けるようにするためのアイテム
- 使用上の注意点
ロードバイクにフロントキャリアを付けたいなあと悩んではいませんか?
ロードバイクは走りに特化した自転車なので、元々多くの荷物を積むような設計にはなっていません。
基本的にダボ穴が開いていないのもそのためです。
でも、中には「今乗ってるロードバイクに荷物を積めたらな・・・」と思う方もいますよね。
そこで本記事では、ダボ穴の無いロードバイクにフロントキャリアを付ける方法について解説します。
【ダボ穴なし】ロードバイクにフロントキャリアを付ける方法
2つのアイテムを組み合わせれば、ダボ穴の無いロードバイクでも、フロントキャリアを取り付けることが可能になります。
- VIVA クイックエンドアダプター(フロント)
- タイオガ チューブラーキャリア
取り付け可能なロードバイクの条件としては、
- キャリパーブレーキであること
- クイックリリースを使用していること
この二つです。
詳しく解説します。
VIVA クイックエンドアダプター(フロント)
これは、キャリアを取り付ける際に必要な「ダボ穴」を作るために使います。
フロントホイールを固定している“クイックリリース”に共締めするだけで、簡単に設置が可能。
ダボ穴を設置出来たら、フロントキャリアを取り付けていきます。
タイオガ チューブラーキャリア
キャリパーブレーキの取り付け部分に共締めして使う、ちょっと特殊なフロントキャリア。
これは、
- フロントフォークダボ穴
- キャリパーブレーキ
の条件が揃えば、使うことが可能です。
クイックエンドアダプターを付けましたので、取り付ける準備が揃っているはず。
その二か所をボルトで固定すれば、あっという間にフロントキャリアの装着が完了です。
実際私も、このキャリアを使って自転車旅をしていました。
フロントに10kgほど載せて約3000kmを走りましたが、壊れることはなかったです。
ある程度信頼できる、頑丈なキャリアと言えるでしょう。
注意点:耐荷重は落ちます
紹介した2つのアイテムを使えば、簡単にフロントキャリアの装着はできます。
しかし、注意点していただきたいことがあります。
【絶対に耐荷重は落ちます!】
つまり、キャリア側に設定された耐荷重(載せていい荷物の重さ)よりも、荷物を載せてはいけません。
なるべく重い荷物を載せないのが無難。
このキャリアの耐荷重は10kgですので、それを超さないようにしてください。
なぜなら、弱いからです。
やはり、ダボ穴が後付けしたものなので、あまり重いものには耐えられません。
荷物が重いと、
- アダプターがずれてしまったり
- 折れてしまったり
ということが考えられるでしょう。
なので、なるべく荷物は軽くしましょう。
5kg以下には抑えた方がよさそうです。
重いものは載せられませんが、「軽いけど嵩張るもの」を積載するにはちょうどいいですね。
例えば、
- キャンプで使う銀マット
- 寝袋
- その日の食糧
などがいいのではないでしょうか。
あくまでも、“無理やりつけたキャリア”ですので、ガッツリ荷物を載せるのはやめましょう。
フォーク横に積載するという手も
あなたが「積載容量を増やしたい!」と思っているだけで、別にフロントキャリアにこだわりが無いのなら、「フォーク横積載」もオススメです。
この写真のロードバイクはもともと、フォーク横にダボ穴がある自転車ではありません。
しかし、このようにバイクパッキングタイプの積載を可能にしています。
どのようにやったか。
以下の2つのアイテムを使って、フォーク横に荷物が載せられるようにしました。
フロントキャリアよりも積載容量は少ないですが、それほど荷物を持たないならこの方法もオススメです。
まとめ
記事の要点をまとめます。
【ダボ穴の無いロードバイクにフロントキャリアを付けるには?】
- VIVA クイックエンドアダプター(フロント)
- タイオガ チューブラーキャリア
これら2つのアイテムを使うことで、可能になります。
→しかし、あくまでも“無理やりつけている”状態なので、耐荷重は落ちます。
荷物の載せすぎに注意してください。
別にフロントキャリアにこだわりが無いなら、フォーク横積載もオススメです。
小物を入れるなら、フロントバッグもあると便利かな。
この記事がお役に立てば幸いです。
ご覧いただきありがとうございました