・ADEPT(アデプト)のフロントバッグ「BARDRUM(バードラム)」のレビューが知りたい
・オシャレなフロントバッグを探してる
・サイクリングで使えるフロントバッグを探している
こんな方にオススメ記事です。
新しく、アデプトのフロントバッグ「バードラム」を購入して使ってみましたので、レビューをお伝えしていきます。
アデプト「BARDRUM(バードラム)」のレビュー
レビュー記事にたどり着いた皆さんが気になってることって、「使ってみてどうだったの?」ってところですよね。
なので、まずは結論から。
私は「バードラムを買ってとても良かった」と感じています。
これからのサイクリングのお供になること間違いなし!
具体的に良かったポイントは、これら5つです。
実際に使ってみて、「どんな人にオススメか」を考えてみました。
- トレーニングではなく“サイクリング”を楽しむ方
- ロングライドをする方
- 荷物の収納に困っている方
- オシャレなフロントバッグをお探しの方
- 走行の邪魔にならないフロントバッグをお探しの方
あなたがこの中に当てはまるなら、バードラムがぴったりかもしれません。
レビューの内容を具体的に解説していきます。
製品概要
まだよくバードラムについて知らない方もいらっしゃると思うので、まずは製品概要から紹介します。
仕様
素材 | PVC コーテッド 600 デニール ナイロン |
大きさ | Ø90 x 200mm |
内容量 | 1.25リットル |
製品重量 | 70g |
防水加工 | 止水ファスナー |
価格 | 2600円+税 |
カラー
(画像引用:アデプト 公式サイト)
カラーは4色展開です。
- ブラック
- アッシュ
- スレートネイビー
- ペール レッド
私が使っているのは、「ストレートネイビー」になります。
良かった点
バードラムを選んで「良かった」と思えるポイントはこれら5つです。
- 価格
- 見た目
- サイズ感
- 収納力
- 使い心地
各項目で、詳しく解説します。
価格
これだけ質感の良い商品で、税込み2860円はとても安いな~と感じました。
フロントバッグは4000円以上するものが多いので、安心のメーカー品が手ごろな価格で購入できるのはとても魅力的です。
「ちょっと試してみようかな?」という感じで、気軽に購入できます。
5000円を超えてくると、中々そうはいきませんからね。
実際私も、この“価格”が決め手となって、購入するにいたりました。
でも正直、価格が価格なのでそれほど期待はしていませんでした。
「使いにくくても仕方ないか」くらいに考えていたのです。
でも、いい意味で期待を裏切りました。
結果的に気に入る商品だったので、お買い得感で溢れています。
見た目
「フロントバッグなんてダサいから使いたくないよ」と、使うのをためらってきた人もいるでしょう。
でも、見てください。
・・・めっちゃ、オシャレじゃないですか?
まあそれは私の主観だとして、少なくとも「ダサい」とは感じないと思います。
カジュアルなポーチのような見た目ですよね。
落ち着いたデザインなので、フロントバッグが悪目立ちすることはありません。
どんな自転車に対しても、似合うと思います。
サイズ感
大きすぎず、小さすぎず、ベストな大きさです。
ハンドルを握ってみても、手と干渉することはありませんでした。
普段の持ち位置のまま変えることなく、自然なポジションでハンドルを握ることができます。
邪魔にならず、ストレスフリー。
ちょうどいいのは、横方向の大きさだけではありません。
縦方向の大きさも、ちょうどいい。
フロントバッグの中には「荷物を入れるとタイヤと擦れる」ものもありますよね。
それでは載せたいものが載せられず、使いづらいです。
でも、バードラムなら大丈夫。
この大きさなら、タイヤとのクリアランスも全く問題ありません。
私はステムの位置が高めですが、ハンドルを一番下まで下げている方でも問題ない大きさです。
収納力
収納力も、普段使いにちょうどいいです。
ちょっと持ち物が多い私にはピッタリの大きさでした。
私がいつもサイクリングで持ち運ぶアイテムがコチラ。
- スマホ
- モバイルバッテリー
- 充電ケーブル
- 鍵
- サイフ
- コンデジ
実際に収納してみると、こんな感じ。
締める時に引っかかることもなく、スムーズに収納することができました。
本当にちょうどよく、必要な大きさがあります。
多くの人はサイクリングをする時、
- サイフ
- スマホ
- 鍵
- 携帯工具
- 予備チューブ
- タイヤレバー
などを持ち運ぶと思いますが、それを入れるにも最適ですよ。
使い心地
使い心地について3点お話します。
- 着脱について
- アイテムの出し入れについて
- ハンドリングについて
着脱について
着脱がメッチャ簡単です。
二本のマジックテープで留めているだけなので、数秒で着脱できます。
コンビニ休憩程度なら、中の貴重品だけを持ち運ぶことも多いでしょう。
しかし、旅先で一時間程度の休憩をするとなれば、全ての荷物をまとめて持ち歩きたいシーンもあります。
そんな時、バードラムなら着脱が一瞬なので、煩わしさがありません。
フロントバッグ選びにおいて「取り外しのしやすさ」は大切なポイントだと思うのですが、これならとても良いです。
アイテムの出し入れについて
バードラムの口は、スマホ(iPhone8ケース付き)の長さより少し余裕があります。
しかも、結構口が開くので、中に入っているアイテムへのアクセスが簡単です。
サドルバッグなどコンパクトなバッグにいくつかのアイテムをいれると、奥の方にあるアイテムを取り出すのが大変な時ってありますよね。
「奥の方にあるアイテムを取り出すために、それ以外のアイテムを出さなければいけない」というシーンを経験したことがありませんか?
バードラムは口が広いおかげで、そうなりにくいです。
特定のアイテムだけを取り出すことも可能なので、とても使いやすいと感じました。
ハンドリングについて
ハンドリングは、普段とほぼ変わらないですね。
というか私は違和感を全く感じませんでした。
私がいつもフロントバッグを使う時は、自転車旅の時です。
フロントバッグに3-5kgは積んでいるので、「フロントバッグに荷物を載せるとハンドリングが重くなる」というイメージがありました。
しかし、それが全くなかった。
先ほど紹介した“私のサイクリングの持ち物”を全て載せて走っても、普段と全く変わらないハンドリングでした。
握り手部分との干渉もなく、ハンドリングも変わらなかったので、走ってるときにフロントバッグが付いていることを忘れてしまうほどでした。
それくらい、走行に対する影響は皆無です。
なので、もしそれで心配している方がいれば、全く問題ないのでご安心ください。
注意点
バードラムの購入を検討する上での注意点が2つあります。
- 完全防水ではないこと
- ハンドルに空きスペースが必要
完全防水ではない
バードラムには止水ジッパーとPVC コーテッド 600 デニール ナイロンの素材を使っていますが、完全防水ではありません。
少し間の雨なら恐らく問題ないと思いますが、雨の中を長時間走ると染みてきてしまうでしょう。
なので、そういうシチュエーションがありそうな方は、完全防水の製品を買った方がいいと思います。
例えば、
- ブルベを走る方
- バイクパッキングで複数日の旅をする方
- 通勤・通学で使う方
という方などですね。
そうではなくて、「基本的に晴れの日しか自転車に乗らない」という方なら全く問題ありません。
ハンドルに空きスペースが必要
バードラムの取り付けは、ハンドルに対してマジックテープを巻きつける必要があります。
そのため、限られたハンドルのスペースを使わなければいけません。
なので、ハンドル周りに沢山のアイテムを取り付けている方は要注意です。
いくつかのアイテムを外すか、移動させる必要が出てくるかもしれません。
まとめ
個人的に、バードラムは「めちゃめちゃ当たり」な商品でした。
価格、見た目、サイズ感、収納力、使い心地、で大満足です。
では改めて、どんな人にオススメできる商品かというと・・・
ですね。
雨の中を走ることがあったり、バイクパッキング旅で使おうとしている方には、あまり向かないと思います。
あくまでも、「スピードを求めた走りをしない方の、普段のサイクリングには最高!」って感じの商品ですね(笑)
気になった方は、ぜひ使ってみてください!
オススメです。