今度から自転車通勤・通学を始めようと考えているんだけど、聞きたいことがあって。
「片道20km」って、キツいのかな?
どのくらいの時間がかかって、どのくらい大変なのかな?
やろうかどうしようか迷ってるから、経験者の話が聞いてみたいなあ。
こんな方にオススメの記事です。
【この記事で分かること】
- 片道20km通勤は、ずばり「キツイ」のか?
- 具体的に大変だったことは何か
- 20km走るのにどのくらいの時間がかかるか
- 自転車通勤をするメリット
大学一年生のとき、ロードバイクで片道約20kmの通学を、1年間継続した私が解説します。
おそらく、この記事にたどり着いたあなたは「普段、趣味でサイクリングをするわけではない方」だと思います。
なぜなら、既にサイクリングをしていて「20kmの感覚」が分かっているなら、調べずとも大変さがイメージできるからですね。
そうではないでしょうか?
なので、本記事では、「普段は自転車に乗らないけど、通勤・通学でこれから自転車を乗り始める」という初心者の方に向けて、解説をします。
それではどうぞ、ご覧ください。
※記事の中でいう「自転車」は、スポーツバイク(クロスバイクやロードバイク)を指します。
自転車通勤・通学「片道20km」はキツイのか?
私の感想
結論から言うと…「キツい」です。
もちろん、人によって感じ方の差はあると思いますが、少なくとも私はキツいと感じました。
私は通学のために自転車を始めたわけではありません。
片道20km通学を始める前2年前からロードバイクに乗っており、週末は100キロ以上走ることも多かったです。
割と自転車慣れしている私ですが、やはり通学で毎日のように走るとなると、結構大変でしたね。
何がどうキツイ?【大変だったこと】
一年間20km通学をしてみて、「大変だなあ」と感じたことは主に3つです。
- 単純に「距離」がきつい
- 汗の処理が面倒
- 天気が急に悪くなると大変
詳しくお話しします。
単純に「距離」がきつい
ロードバイクで片道20kmというと、約1時間です。
私の場合、52分くらいでいつも大学到着していました。
これが、意外ときつい。
サイクリングで「20km」というと、別に大したことはない距離です
“アップ”くらいの気持ちで、気づいたら走り終わってたなんてこともあるくらいです。
それほど苦にならない距離ということ。
ですが、それをほぼ毎日、行きと帰りで1回ずつ行うのは訳が違いました。
- 朝起きる→朝ごはん食べる→20km走る
- 学校終わる→疲れて眠たい→でも20km走らないと帰れない
この繰り返しです。
毎日走りやすい環境であればいいのですが、そうではありません。
夏の暑い日、冬の寒い日、向かい風の日、微妙に体調が悪い日…いろいろあります。
それでも走らないといけないのは、大変でしたね。
私の場合は自転車に乗り慣れていた分、まだ、余裕がありました。
自転車に乗り慣れていない方がいきなり始めようとすると、おそらく挫折します(笑)
汗の処理が面倒
自転車に1時間も乗れば、そりゃあ汗だくですよ。
もちろん、特に汗がひどいのは「夏」ですが、真冬だって汗をかくものです。
自転車に乗ると、びっくりするでしょう。
私はいつも、大学に着いたら着替えをしていました。
毎日インナーシャツとタオルを持参し、更衣室へ行って着替えてから、授業に出る、という感じです。
これが結構大変ですね。
私の場合は大学生なので、まだいいでしょう。
服だって指定はないし、髪が崩れていたって問題ありません。
でも社会人の場合、そうはいかない方も多いですよね。
片道20kmも走るとなると、「汗」の問題はどうにも避けられません。
汗をかかずに走る方法なんて、無いですからね。
意外と盲点だったのではないでしょうか。
大変なことの1つです。
天気が急に悪くなると大変
雨が降り出すと、やはり大変ですね。
私は基本、雨の日に自転車通学をするのは控えていました。
やはり、いろいろと大変だし、危険だからです。
雨が降らなさそうだと見込んだ日のみ、自転車通学していました。
でも、「晴れ」や「くもり」予報でも、突然天気が悪くなって雨が降り出すことってありますよね。
そんな時、雨の中走らなければならないのは、大変でしたね。
朝の予報では晴れだったのに、帰りの時間になると大雨…みたいなことがたまにありますから。
自転車で20km通学をして感じたメリット
「大変大変」とばかり言ってしまいましたが、メリット?もありました。
- 意外と時間はかからない
- どう考えても健康的
意外と時間はかからない
紹介しました通り、自転車通勤・通学で20kmも走るとなると、結構大変です。
大変ではあるんですが、意外と時間はかかりませんでした。
通勤ラッシュによる影響が少ないため、ですね。
実際に、実験をした結果を紹介しましょう。
私がいつも通るルートを、同じ曜日の、同じ時間に、「原付」で走ってみたことがあります。(原付はすり抜け無しで)
【結果】
- ロードバイク:普段はおよそ52分
- 原付:45分
差はたったの“7分”でした。すごいですよね。
意外と時間はかかりません。(※もちろん、個人の脚力に左右されますが)
どう考えても健康的
毎日自転車で40km、約2時間のサイクリング…。
どう考えても、健康的じゃないですか(笑)
「それでどうなった」ってわけではないのですが、健康を維持したい方や、体力を付けたい方には良いと思います。
まとめ
ちょっと話がそれてしまいましたが、記事の要点を絞るとこうなります。
【自転車で片道20kmの通勤・通学は、キツいのか?】
結論:普通の人は“キツイ”と感じるでしょう。
<私が大変だと感じたことは主に3つ。>
- 単純に「距離」がきつい
- 汗の処理が面倒
- 天気が急に悪くなると大変
これまで自転車に乗ってこなかった方が、いきなり20km通勤を始めようと思うと、だいぶ厳しいかもですね。
もしやるのであれば、「E-bike」を使うという手も選択肢にいれるといいのではないでしょうか。
E-bikeとは、「電動アシスト付きスポーツ自転車」のことです。
とにかく、本記事では「20km通勤は決して楽じゃないよ!(あくまでも主観)」ということが伝われば幸いです。
ご覧いただきありがとうございました!