
自転車が盗まれたから警察に盗難届を出しに行ったのだけど、「防犯登録番号」が必要だと言われてしまった。
確かに、防犯登録用紙の控えを貰った覚えはあるけれど、もう失くしてしまったよ…。
だから、盗まれた自転車の防犯登録番号が分からないんだよね。
どうしたらいいのかなあ。。。
自転車屋さんに聞いたら教えてくれるの?
こんな方にオススメの記事です。
【この記事で分かること】
- 防犯登録番号が分からない時の解決策
- お店に電話をする前にやって欲しいこと
- 最悪、防犯登録番号が分からなくても盗難届は受理してくれる

自転車ショップで働く私が解説します!
困っている方へ、少しでも手助けになる情報をお伝え出来たら幸いです。
自転車が盗まれた→防犯登録番号が分からない時にやること
結論から言うと、どうにも防犯登録番号が分からない時は「買ったお店に聞く」ですね。
ひとまず電話でOKです。
お店には防犯登録用紙の保管義務があるので、探せばわかります。
ただ!
聞く前に必ず用意しておいてほしい情報があります。
最重要は「1:いつ頃買ったか?」ですかね。
…なぜか?
防犯登録用紙を探すのは、非常にアナログだからです。
目視で一つ一つ確認をしていくのです。超大変。
デジタルで、データとして保管していれば楽なのですが、そうではありません。
紙媒体の防犯登録用紙を数年分、まとめて保管しているのです。
つまりですよ!
「買った時期がまったく分からない」となると、お店の人は膨大な量の中からあなた名義の一枚の防犯登録用紙を手探りで見つけなければなりません。正直言って厳しすぎます。
だって、図書館の中から「とある本」を1冊探すようなものですから。
- せめてジャンルが分かれば…
- せめて本のタイトルの一部でも分かれば…
- せめてぼんやりとでも内容が分かれば…
本の特定はうんとしやすくなりますよね。
それと同じで、防犯登録用紙探しにおける最大のヒントが「購入時期」です。
「〇年〇月〇日」まで分かっていれば、恐らくすぐに見つかるでしょう。
最悪、「大体〇年〇月(春頃)くらい」とかでもいいです。
一番難しいのが「何年何月かもさっぱり分からない」という状況。
ヒントが無ければ探しようがないからです。何千何万とある防犯登録用紙からその1枚を探すのは至難の業。
ですから、もし購入時期が分からなければ、なんとか思い出してください。せめて時期くらいは…!
それから電話を掛けましょう。
恐らく、すぐに返答が貰えるわけではない
お店で防犯登録用紙を探すのは、一つ一つ手探りだと言いました。
はっきり言って時間のかかる作業です。
電話をつなぎながら探して「ありました!」と言えるほど簡単ではないんですね。
お店が混んでいない隙を見計らって探す必要があるからです。
ですので、おそらく電話をしてから番号が分かるまでは時間が掛かるでしょう。
なお、防犯登録番号が分かっても、個人情報保護の観点からお店に直接お越し頂き、本人確認をしないと情報をお伝え出来ない場合もあります。
注意をしてください。
防犯登録番号がわからない時
お店に探してもらってもどうにも防犯登録番号が分からない時はどうしたらよいか?
最悪、警察に行けばそのまま盗難届の受理はしてくれるでしょう。
探しても分からなかった旨を相談をしてみて下さい。
まとめ
最後に、本記事の要点をまとめます。
【自転車が盗まれた→防犯登録番号が分からない時にやること】
お店に電話をして聞いてみると良い。
その前に用意しておくべき情報は以下の3つ。
- いつ頃買った自転車か?
- 防犯登録の名義人の名前と住所
- (分かる範囲で)どのメーカーの、どんな自転車か
紙媒体で保管している防犯登録用紙を探すのは、時間が掛かります。注意してください。
どうにも見つからない場合は、その旨を警察にお伝えください。