【免許不要に!】電動キックボード「LUUP(ループ)」の始め方
PR

スノーピーク「アメニティドームM」「ヴォールト」の違いと選び方

「アメドM」と「ヴォールト」 違いとは?選び方は?
悩んでいる人
悩んでいる人

スノーピークの中でも大きめのテントを買おうと思うのだけど、「アメニティドームM」と「ヴォールト」ですごく迷ってる。

 

大きさも似ているし、見た目もすっごく変わるわけじゃないし。

値段こそ若干違うけど、具体的に何が違うかよく分からない…。

 

私はどっちを買った方が満足できるのかな?

選び方を指南してもらえたら助かるなあ。

こんな方にオススメの記事です。

 

 

【この記事で分かること】

  • スノーピーク「アメニティドームM」「ヴォールト」で迷った時に考えること
  • 両者の具体的な違いとは
  • あなたの使い方にはどっちがオススメか?
  • ヴォールトを使っている私の感想

 

かける
かける

実はこの記事の内容は、ちょっと前の“私自身”が知りたかった内容です。(笑)

 

というのも、私も「ヴォールト」か「アメニティドームM」ですっごく悩みまして、調べまくったからです。

結果、ヴォールトを選びました。

 

せっかくなのでまとめた情報を記事にしてみました。

検討時の私と同じような悩みを抱える方の参考になればと思います。

 

よければ最後までご覧ください。

 

 

この記事を書いた人
かける

かけると申します。
.
■自転車安全整備士、技士資格保有
■日本一周
■年越し宗谷岬
■ブログ最高月間アクセス数35万PV

SNSフォローはコチラ!

 

【気になる】街で見かける電動キックボード「LUUP」とは?
【気になる】街で見かける電動キックボード「LUUP」とは?

【前置き】なぜ「ヴォールト」と「アメニティドームM」で比較するのか?

大人2人以上だったり、ファミリー(大人2+子供2)で使えるテントを探すと、「ヴォールト」と「アメニティドーム」がオススメされることが多いですよね。

この二つのラインナップは非常に人気であり、よく比較されます。

 

アメドM

 

ヴォールト

アウトドア・キャンプ用品の通販 | スノーピーク(Snow Peak)
【公式】スノーピーク(Snow Peak)の公式サイトです。 スノーピークは厳しい自然での検証に裏打ちされたハイスペックな製品群を提供するキャンプ・アパレルを中心としたアウトドアブランドです。

 

なぜ、これら2つのテントが比較対象となるのか?

 

  1. 価格帯がほぼ同じであること(ヴォールト33,000円/アメドM46,200円)
  2. 収容人数(床面積)がほぼ同じであること
    →ヴォールトは最大4人
    →アメドMは最大5人
  3. デザインもすごーく大きな違いがあるわけではないこと

 

以上の理由から比較されることが多いのだと考えます。

 

 

しかし、大きな違いが分からず、「結局どっちを買ったらいいのか?」と悩まれる方が多い印象です。

まさに私自身もそうでしたから。

 

 

確かにこれら2つは似たポイントの多いテントです。

…が、明確な違いは存在しますので、使い方に応じて選び方を変えた方がいいですね。

 

 

今から本題へと移り、“具体的な違い・選び方”について解説していきましょう。

スノーピーク「アメニティドームM」「ヴォールト」の違いとは

「アメドM」と「ヴォールト」 違いとは?選び方は?

結論から言うと、アメニティドームMとヴォールトの“注目すべき違い”は以下の通り。

  1. テントの構造。自立式か否か(フライシート被せ式/インナーテント吊り下げ式)
  2. シェルターとしての使用ができるか
  3. 前室の広さの違い
  4. オプションでフロントパネルの跳ね上げ(キャノピー)ができるか
  5. ベンチレーションの有無

 

 

実は「テントの性能」部分は同ほぼじでして…

  • 重量は約8kg
  • フライ耐水圧は1,800ミニマム
  • ボトム耐水圧は1,800ミニマム
  • 仕様(素材など)も同じ

ですね。

 

 

かける
かける

一応、対応人数がヴォールトは「4人」、アメドMが「5人」と違いはあるものの、あまり大きな違いではないですね。

 

 

というのも、例えば「大人2人」でしたらどっちも余裕。

ファミリーキャンプで大人×2、子供×2でも十分な広さがあるからです。

 

 

ほんとうにギリギリを攻めるなら確かにアメニティドームMの方が大きいですが、実際にMax人数で入るわけではないと思うので、広さはあまり大きな違いにはならないという印象です。

 

さて、“注目すべき違い”について個々に深堀解説をしていきます。

 

テントの構造。自立式か否か(フライシート被せ式/インナーテント吊り下げ式)

テントの構造が一番大きな違いですかね。

設営のしやすさ、スピード、雨天の作業性に関係してくるからです。

 

  • ヴォールト:非自立式。インナーテント吊り下げ式。
  • アメドM:自立式。フライシート被せ式。

 

解説します。

ヴォールト:非自立式。インナーテント吊り下げ式。

まずはヴォールトから。

ヴォールトに使える社外製グランドシート

 

ヴォールトは“非自立式”です。

 

非自立式が何かと言えば、「ペグダウンするまでテントが立ったままにならない」ということです。

つまり、立てている途中で手を離すとバタンと倒れるということ。

ヴォールトは先にフライシートにポールを通してペグダウンし、最後にインナーテントを吊り下げる方式です。

 

 

「(次に紹介する)シェルター」として使える反面、設営がとても大変という欠点があります。

ペグダウン箇所が全部で26カ所。

風の穏やかさなど関係なく、基本的に全てを杭打ちする必要があります。

 

 

慣れにもよりますが、設営時間は大人2人でやって3-40分程度。

夏場だと暑くて大変です。

 

 

しかしながら「インナー吊り下げ式」にはメリットもあるんですよね。

雨が降っていてもインナーテントを濡らさずに設営&撤収ができるという点。

 

先に作ったフライシート(屋根)の中で作業ができるのです。

アメニティドームの場合はそれができません。

 

アメドM:自立式。フライシート被せ式。

スノーピーク アメニティドームM外観

逆にアメニティドームは“自立式”でして、テントポールを通してヨイショッとテントを起こしてあげれば、手を離してもそのまま立ちます。

 

実際に動画を見た方がイメージが湧きやすいかもです。

 

両者を比較した時のアメニティドームのメリットは、「設営の早さ」かなと思います。

ヴォールトが30-40分掛かるのに対し、アメドMは15-25分程度。

ヴォールトよりもペグダウンの本数も少なく、設営時は疲れが少ないです。

 

 

どんなテントを使うにしろ「設営スピード」は非常に気にするところ。

特にキャンプをする回数の多い(予定の)方は、早い方がメリットは大きいですね。

 

 

設営時に「面倒くさい」と感じてしまうと、なかなかキャンプへ行くのが億劫になってきちゃうこともあるので…。

 

 

なお、アメニティドームMは「インナーテントを立ててから、フライシートを掛ける」という設営方法。

ゆえにヴォールトと違って雨の日にインナーを全く濡らさず設営&撤収することは困難です。

シェルターとしての使用ができるか

ヴォールトの魅力の一つは「シェルター」として使えることですね。

インナー吊り下げ式ですが、その「インナー」をあえて張らずに使うこともできます。

スノーピーク ヴォールト

 

要するに「屋根」「雨宿りをする空間」としても使えるわけです。

アメニティドームMの場合はこれができません。

 

 

シェルターとして使えるメリットは…

  • シェルター内で簡単にデイキャンプを楽しむのもいい
  • 雨天時の撤収に中のモノを濡らさずに済む。とりあえず中の荷物だけ先に車に搬入しておける。
  • シェルター+他のテントと組み合わせて、ソロキャンプも楽しめる

と、意外にあって便利なのがシェルター。

 

特に雨の日の荷物の出し入れは役に立ちますね。

車を入口側に付けてトランクを開ければ、ほとんど濡れずに荷物の出し入れができるわけですから。

 

 

ヴォールトはもちろんテントとしても使えるし、シェルターとして「屋根」が欲しい時にも使える…そんなテントです。

前室の広さの違い

入り口部分にあるちょっとしたスペースのことを「前室」といい、荷物を置いたり調理器具を置いたり、作業をしたり出来ます。

 

前室部分がより広いのがヴォールト、狭いのがアメニティドームM。

構造はどちらも似たようなものです。

 

「前室部分で色々調理やらをしたい!」と考えているなら、ヴォールトの方がストレスなく使えるでしょう。

 

「タープと組み合わせて外で全部やる!」というなら、あまり気にしなくていいポイントかなとは思います。

 

 

なお、ヴォールトは前室が広い分、室内の広さ(縦の長さ)は若干アメニティドームMに劣ります。

オプションでフロントパネルの跳ね上げ(キャノピー)ができるか

アメドM跳ね上げ用ポール

>>スノーピーク 公式HP

 

アメニティドームMは公式でフロントパネルの跳ね上げ(いわゆる“キャノピー”)が出来る仕様です。

 

しかしヴォールトは公式的にはできません。一応、非公式カスタムとしてはできますが。

 

アメニティドームMはオプションパーツで「テントポール」あり

アメニティドームMはオプションパーツでテントポールが売られています。

created by Rinker
スノーピーク(snow peak)
¥7,260 (2024/12/14 18:37:15時点 Amazon調べ-詳細)

 

これを使って前室部分のフライシートを跳ね上げれば屋根のようになり、多少の雨も防げるわけですね。

 

テントをタープと組み合わせて使う方はあまり必要ないかもですが、タープの無い方にとって非常に魅力的なカスタム。

雨の日でも前室での作業がやりやすいからです。

 

ヴォールトはあくまでも非公式での跳ね上げカスタム

一方ヴォールトは公式的は跳ね上げが推奨されてはいません。

ゆえにオプションパーツのポールの販売も無いんですね…。

 

 

ただ、非公式カスタムとしてやっている方は沢山いたので、私も真似した次第です。

たった1500円でできました↓

ヴォールトの跳ね上げカスタム

 

割とキレイに張れるので、「跳ね上げできるか否か」でテント選びを迷う必要はないと思います。

もしヴォールトでフロントパネルの跳ね上げをお考えであれば、こちらの記事を参考にどうぞ。

 

ベンチレーションの有無

ヴォールトにはベンチレーションがなく、アメニティドームMにはあります。

ベンチレーションというのは、テントに開いた“通気口”のことですね。

 

 

もちろんベンチレーションのあるテントの方が風通しがよく、熱がこもりにくいです。

夏場はより快適に過ごせます。

 

夏場のヴォールトは暑い?

ヴォールトのイメージ写真

ヴォールトのフライシートはベンチレーションが一つもなく、本当にトンネル状態。

 

風の通り道は入り口と出口の二か所しかありません。

加えてインナーテントのメッシュ部分も出入口の二か所でして、決して「風通しの良いテント」とは言えません…。

 

 

おそらく気になるのは「夏場の使用は暑くない?寝れる?」という点だと思います。

私の感想はこちらの記事でまとめた通り。

>>>スノーピーク「ヴォールト」で夏は暑い?【8月に使ってみた】

 

 

 

要点のみお伝えすると、このように感じました。

  • 夏でもヴォールトは全然使えた。
  • (ベンチレーションが多い)他のテントに比べると確かに暑い。
  • でも、夏の“日が出ている時間帯”は、どんなテントでも暑い!!!
  • 就寝時は全く問題なし。
  • ヴォールトを買う上で“暑さ”が気になっているなら、気温に合わせてキャンプ場を選べば全く問題なし。

 

要するに「全然、ヴォールトでもいけたよ」ということです。

夏場がメインになるなら、アメニティドームMがより快適

スノーピーク アメニティドームM タープあり

とはいえ、ベンチレーションのあるテントの方がより快適に過ごせることは言うまでもありません。

 

もし「夏場のキャンプがメインになる」ならば、風通しを考えてアメニティドームMを検討するのも大いに賛成です。

アメニティドームMかヴォールト、どっちがオススメ?

紹介した通り、アメニティドームMとヴォールトは似ているようで、違う点がいくつもあります。

選ぶ上では「あなたにとって何を重要視して、どの機能を妥協するか?」を考えなければなりません。

 

 

しかし…

悩んでいる人
 

違いは理解したけど、結局どっちを選んだらいいか全然分からないよ…。

より私の使い方に適したテントはどっちかなあ。

 

どちらも“魅力”があるテントだからこそ迷う。

 

テントを決める手助けをしてくれない?

と思う方も多いでしょう。

 

 

かける
かける

その気持ち、めちゃくちゃよく分かります。

 

私も迷いに迷って、最終的には「多少設営時間が長くなっても、前室広い方がいい!だからヴォールトかな!えいやっ!」で決めましたから(笑)

 

 

テントを決める上での手助けになればと思うので、シチュエーションごとに「どっちを選べばいいか?」を振り分けてみます。

絶対にそうじゃなきゃいけない…というわけではないですが、どうにも迷って決められない方は、参考にしてもらえたら幸いです。

 

ヴォールトを買った方がいいかも?な人

ヴォールトの全体像

 

  • そんなに頻繁にキャンプをしないから、初期費用を少しでも安く済ませたい方
    →夏場は暑め。ヴォールトの方が定価安い(33,000円)。

  • シェルターとして使えることに大きな魅力を感じた方
    →屋根だけ作って、雨の日は中で過ごすのもOK。荷物の出し入れも濡れない。インナーテントも先に仕舞える。

  • 初心者の方で、テントとタープをこれから揃えていく方
    →ヴォールトはタープとセットになった「エントリーパックTT」がある。お得に買える。


  • タープは買わずにいこうと思っている方
    →より前室が広い&(非公式ながら)跳ね上げカスタムができて雨でも快適に作業できる。

 

かける
かける

私はヴォールトを買って非常に満足しています。

 

  • 大人2人
  • 頻度は行っても月1回程度
  • タープなし
  • 装備は最低限でいい
  • 初期費用も抑えたかった

…という状況ですね。

 

大人2人からファミリーまで、幅広く使えるテントだと思います。

アメニティドームMにあって、ヴォールトにはないものもありますが、別にヴォールトを買って不満に感じる点はないんじゃないですかね?

 

少なくとも初めてのテントであれば、絶対楽しいキャンプになるはずです(笑)

 

created by Rinker
スノーピーク(snow peak)
¥41,800 (2024/12/14 14:16:38時点 Amazon調べ-詳細)

アメニティドームMを買った方がいいかも?な人

スノーピーク アメニティドームM横からの風景

 

  • ソロキャンプで大きなテントを使おうと考えている方
    →自立式なので一人でも比較的設営が簡単。

  • 頻繁にキャンプをする方
    →設営・撤収時間の短さが大きなメリット。回数やる人ほど大事なポイントになってくる。

  • 夏場メインでキャンプをする方
    →ベンチレーションのあるこっちの方が通気性良く涼しい。

  • 既にタープをお持ちの方
    →アメニティドームMにはタープとのセットが無いので、単品で買うと割高か。ヴォールトの方がより手頃に一式揃えられる。

  • 公式で“跳ね上げ(キャノピー)”カスタムのできるテントが欲しい方
    →小雨の日の作業には重宝する。

 

かける
かける

某アウトドアショップで働く私の友達がアメニティドームMを使っているのですが「マジで設営が楽だから気に入ってる」とのことでした。

 

「一人用テントを立てるのと変わらん(笑)全然大変だとは感じないよ。」

と言ってて、やはり設営の早さは大きな魅力だなと感じましたね。

ただヴォールト違ってシェルターとしては使えないので、そこをどう捉えるか。

いろーんなことを考えて、納得した方を選びましょう。

 

 

かける
かける

少なくとも、どちらを買っても「間違いない一流のテント」であることは確か。

 

そう深く考えず、ポイントから直感で選ぶといいかなと思います!

 

他メーカーに比べて安いので買い直しもしやすいですし、最悪「合わないな」と思っても中古市場で高く売ることもできますからね。

まとめ

最後に、本記事の要点をまとめます。

 

【スノーピーク「アメニティドームM」「ヴォールト」の違いと選び方】

<注目すべき違い>

  1. テントの構造。自立式か否か(フライシート被せ式/インナーテント吊り下げ式)
  2. シェルターとしての使用ができるか
  3. 前室の広さの違い
  4. オプションでフロントパネルの跳ね上げ(キャノピー)ができるか
  5. ベンチレーションの有無

 

<選び方指南:ヴォールトがいいかも?な人>

  • そんなに頻繁にキャンプをしないから、初期費用を少しでも安く済ませたい方
    →夏場は暑め。ヴォールトの方が定価安い(33,000円)。

  • シェルターとして使えることに大きな魅力を感じた方
    →屋根だけ作って、雨の日は中で過ごすのもOK。荷物の出し入れも濡れない。インナーテントも先に仕舞える。

  • 初心者の方で、テントとタープをこれから揃えていく方
    →ヴォールトはタープとセットになった「エントリーパックTT」がある。お得に買える。


  • タープは買わずにいこうと思っている方
    →より前室が広い&(非公式ながら)跳ね上げカスタムができて雨でも快適に作業できる。

 

<選び方指南:アメニティドームMがいいかも?な人>

  • ソロキャンプで大きなテントを使おうと考えている方
    →自立式なので一人でも比較的設営が簡単。

  • 頻繁にキャンプをする方
    →設営・撤収時間の短さが大きなメリット。回数やる人ほど大事なポイントになってくる。

  • 夏場メインでキャンプをする方
    →ベンチレーションのあるこっちの方が通気性良く涼しい。

  • 既にタープをお持ちの方
    →アメニティドームMにはタープとのセットが無いので、単品で買うと割高か。ヴォールトの方がより手頃に一式揃えられる。

  • 公式で“跳ね上げ(キャノピー)”カスタムのできるテントが欲しい方
    →小雨の日の作業には重宝する。

 

購入を検討する上で、少しでも参考になればと思います。

最後までご覧いただきありがとうございました!

 

created by Rinker
スノーピーク(snow peak)
¥41,800 (2024/12/14 14:16:38時点 Amazon調べ-詳細)
created by Rinker
スノーピーク(snow peak)
¥39,500 (2024/12/14 10:21:50時点 Amazon調べ-詳細)