スノーピークの「ヴォールト」というテントを買ったのだけど、他の人のカスタムを見ていたら、前室部分を“跳ね上げ”しているをよく見かける。
いわゆる「キャノピー」を作っている状態だね。
あれはどうやったら出来るのだろう?
使うポールの長さはどのくらいかな?
日さしにもなるし、ミニタープみたいになって雨も防げるから便利そう。
自分もやってみたいなあ。
こんな方にオススメの記事です。
【この記事で分かること】
- そもそも「ヴォールト」は跳ね上げ可能なのか?(いわゆるキャノピー)
- 跳ね上げに使うポールの長さ
- ポールの他に必要なもの
- 実際に、跳ね上げカスタムをやってみた感想
私もヴォールトを購入したあと「跳ね上げカスタムやってみたい!」と思い、ポールについて調べました。
結果を分かりやすくまとめたので、是非参考にしていただければと思います。
スノーピーク「ヴォールト」は跳ね上げ可能?ポールの長さは?
結論からお伝えします。
スノーピークのヴォールトは…
となります。
跳ね上げは自己責任でのカスタムにはなるものの、やっている方は多いですね。
だって便利ですもの。
エントリーパックTTのように、タープをお持ちの方であれば跳ね上げカスタムは必要ないでしょう。
だから本記事はタープを使わない人向けですかね。
このカスタムは非公式ゆえ、当然「ヴォールト用跳ね上げポール」といった純正品はありません。
同社で使えそうな製品や、汎用品を使う必要があります。
順に解説します。
跳ね上げは長さ約150-160cmのポールを使う
私も実際に跳ね上げカスタムをやってみました。こんな感じ。
ネットの情報を参考にしたところ、ポールの長さは「150cm」くらいがいいそうです。
一応、スノーピークから出ているアメニティドーム用のポールが150cmです。
メーカーにこだわりたいのなら、これを使うといいでしょう。
私の場合、「テントは良いのが欲しい。でも、節約できるところは安く済ませたい」という考えです。
だからポールの代用品を探しました。「使えれば何だっていいじゃん」って。
結局購入したのは、コールマンの「スチールキャノピーポールセット145cm」です。
近くのスポーツオーソリティに行ったところ、ちょうどいいサイズのポールが売られていたの買いました。2000円以下と安いです。
実際に“キャノピー”状態にした写真がコチラ。
うん、上出来。
確かにポールの長さは150cm前後が適正ってところですね。
跳ね上げてみた感想
感想を簡潔に言うと、
- 雨の日は絶対にあった方が便利
- 晴れているなら逆に邪魔くさいかも
と思いました。
雨の日が便利…というのは説明不要でしょう。
雨に濡れないところで作業をしたいので、ミニタープ的に使えるからいいというわけです。
ヴォールトは前室が広いので、前室部分で調理作業も全然できます。
でも…
晴れているなら、テント外で作業をした方が絶対に楽です。(笑)
なぜか?
ヴォールトは天井の高さが低めだからです。
身長170cmの人が入るとこんな感じ。
ちょっと中腰にならないといけないんですね。
前室がこの状態なので、跳ね上げ部分(約150cm)はグッとかがむようにして移動しなければなりません。これが大変。。。
ヴォールトの前室にはサイドドアが付いているので、そこから出入りはできます。
とはいえ正面からの出入りもしますし、その度に腰を低く落とさなければいけないのが辛かった。。
晴れているなら、前室部分は巻き上げてしまった方がいいです。腰が楽。
「雨が降りそうなときはキャンプをしない!」という方は、正直使わなくていいかなーと思います。
跳ね上げた方が見た目はオシャレですけどね。
別途ガイロープ、ペグが2セット必要
もし跳ね上げカスタムをするなら、ポールの他に「ガイロープ&ペグ」が2セット必要です。
これらがないと張りを維持できませんからね。
余分が無いなら購入しておきましょう。
キャノピーの注意点
跳ね上げを雨の日にするなら注意点があります。
水が溜まらないよう、ポールの高さを変えましょう。
設置するポールの角度や位置を変えるなどして、高さを変えます。キャノピーの天井部分が水平にならないようにします。
そうすることで水の流れができ、溜まらないようになります。
まとめ
最後に、本記事の要点をまとめます。
【スノーピーク「ヴォールト」は跳ね上げ可能?ポールの長さは?】
- 公式的なカスタムではありません。
- 自己責任で、跳ね上げカスタムをすることは可能です。
- 適切なポールの長さは150cm前後。(私が使用したのは145cm)
- 使ってみた結果「雨の日はあるといい。晴れの日は天井が低く、邪魔くさい」という感想でした。※あくまでもタープなしを想定しています。
- 汎用品のポールなら安いので、とりあえず買ってみるのは大いに賛成
よければ参考にしてみて下さい。↓が、今回ヴォールトに使ったポールです。