これからキャンプを始めようと思って、装備を揃えているところだよ。
銀マットをどれにしようか迷っているんだけど、ホームセンターで売ってるやつでいいのかな?
ぶっちゃけ、あんまりキャンプにお金かけられなくて。(笑)
ホームセンターのなら2000~3000円で買えるから、安くて気になってるんだよね!
でも、安さの裏には何か理由があるのかな?
買ってから後悔するのも嫌だから、この選択が間違ってないか教えて欲しい!
こんな方にオススメの記事です。
【この記事で分かること】
- キャンプで使う“銀マット”は、ホームセンターで売っている手頃なモノでも大丈夫か
- ホームセンターの銀マットをオススメしない2つの理由(私の失敗談)
- オススメの銀マット
計300回以上のキャンプ経験を持つ私が解説します。
「ホームセンターの安い銀マットでも問題ないのかな?」と悩んではいませんか?
昔の私もそうでした。
学生だった私はあまりお金がなかったため、エアーマットの選択肢は無く、比較的手頃な“銀マット”の中でも特に安いホームセンターのモノを購入しました。
当時はキャンプ経験が全くなかったため、マットの重要性を軽視していたのです。
では、実際に使ってみてどうだったか。
結論を言うと、買ったことを後悔しました。
そして、すぐに一流メーカーの銀マットを買い直しました。
すると、同じ銀マットでもまるで使い心地が違ったのです。
そこで本記事では、「ホームセンターの銀マットはオススメしない理由」について、自分の失敗談をお話しします。
これからキャンプを始める方は是非参考にして、後悔の無い銀マット選びに役立ててください。
【失敗談】ホームセンターの銀マットはオススメしない【キャンプ】
大事なことなので改めて言います。
あくまでも個人的にではありますが、ホームセンターの銀マットを買うのはオススメしません。
そう思った2つの理由。
現在使っている1流の銀マット(サーマレスト製)と比べてみてどう違ったのか、解説します。
クッション性が悪い(体が痛い)
オススメしない一番のポイントが「クッション性が悪いこと」です。
とにかく体が痛かった。
私は、ホームセンターの銀マットを使ってキャンプデビューをしました。
高校2年生の夏、初めて一人でテントを立てて、ワクワクしながらいざ就寝。
翌朝、初めてキャンプ場の朝を迎えたわけなんですが・・・
目が覚めてから起き上がる時に体が痛いのなんの!
みなさん、硬い床の上で寝てしまったことはありますか?
経験者は分かると思いますが、寝起きにめちゃめちゃ体が痛くないですか?
「イテテテ、、」といいながら、少しずつ背中を伸ばし、体をほぐし、ようやく動ける状態になりますよね。
まさにそれだったんですよ。
寝起きが苦痛で仕方ありませんでした
でも、私はそんなもんかと思い込んでいたのです。
なぜなら、キャンプを始めたばかりで、ホームセンターの銀マット以外を使ったことがなかったから。比較ができなかったのです。
「キャンプってこんなに体が痛くなるんだな~」
「銀マットって、全然クッション性が無いんだな~。まあ仕方ないよねえ・・・」
と、思ってました。
しかしある時、使っていたホームセンターの銀マットが壊れ(次に解説します)、1流メーカーの「サーマレスト」製の銀マットに変える機会がありました。
実際に使い比べてどうだったか。
まるで別ものでしたよ。「これ、同じ“銀マット”なの?」って。
この時、私はホームセンターの銀マットを使っていたことに後悔したのです。
寝起き時の痛みについて。
以前は立ち上がるのが苦痛でしたが、全くなくなりました。冗談抜きで。
もちろん、家のベッドで寝る時よりは、体は痛くなります。
しかし、起き上がる時に顔をしかめてしまうほど、体が痛くならなかったのです。
ストレッチ不要で、「スッ」と起き上がれるようになりました。
これまで私は、「テント泊の朝は辛い」とまで思っていたのですが、その意識もどこへやら。
マットが変わっただけで、テント泊が苦にならなくなったのです。楽しめるようになった。
銀マットのクッション性は、非常に大切です。
快眠を支え、睡眠の質を上げます。
加えて、寝起き時の痛みからくる“不快感”をなくします。
クッション性が悪いという理由から、ホームセンターの銀マットはオススメしません。
耐久性が低い
私がホームセンターの銀マットからサーマレスト製に変えたきっかけは、壊れてしまったからです。
「マットが壊れるってどういうこと?破れたの?」と思うかもしれませんが、違います。
銀マットの“銀の面(アルミ面)”が剥がれてしまったんです。
私は自転車旅でマットを使っていたのですが、3回ほど使っただけで壊れてしまいました。
というのも、ホームセンターの銀マットの作りは、クッション材にアルミのシートが“貼って”あるだけなんです。
シールのように表面にくっついているだけなので、雑に扱うとすぐに剥がれてしまいます。
丁寧に使っていても、いずれ剥がれるのは避けられないでしょう。
でも、買い換えた「サーマレスト」の銀マットは違いました。
マットに「アルミの粉」のようなものを吹き付けているので、ペラペラ剥がれることはないんですね。
そもそもの作りが違う。
実際、私はサーマレスト製の銀マットを使って200回以上のキャンプをしましたが、未だに現役です。
もちろん銀のアルミ面は薄くなってはいますが、まだまだ使えそうです。
それだけの耐久性があるんです。
以上2点の理由から、ホームセンターの銀マットはオススメしません。
価格は安いですが、決して“コスパがいい”わけではありません。
「価格なりの品質」です。
これから趣味で、継続的にキャンプを行っていきたいと考えているなら、ちゃんとした銀マットを買いましょう。
マットをケチると、キャンプが楽しめなくなりますよ。
使用頻度が低いなら、ホームセンターの銀マットでも悪くない
とはいっても、ホームセンターの銀マットを選んでも悪くはない方もいます。
「年に数回しかキャンプをしない」という方ですね。
使用頻度が少ないなら、マット代を節約するのはアリかと。
毎週、毎月のように使うわけではないので、あまりストレスにならないと思うからです。
「あまりキャンプをするわけじゃないけど、とりあえず装備は持っておきたい。なるべく費用を掛けずに。」
という方にはいいんじゃないでしょうか。
しかし、やはりクッション性と耐久性には期待できませんので、趣味として続けていきたいなら信頼できるメーカーの銀マットを買うべきですね。
オススメは、サーマレストの銀マット
というわけで、銀マットを買うなら一流品にしましょう。
私の経験から、「サーマレスト」を選んでおけば間違いないです。非常にオススメ!
行きつけのアウトドアショップの店員さんも、「やっぱり銀マットはサーマレストがいいよ!」と言っていましたから、信頼できます。
見た目で大きな違いはありませんが、使ってみると本当に分かるのです。
あなたが私と同じような失敗をしてほしくないので、どうか、この思いが伝わりますように。
銀マットの使い方
これから銀マットを買おうと思っている方へ、役に立つ情報があります。
実は、銀マットには「裏表」があるんですよ!
季節(気温)によって使い分けることで、テント泊をより快適にすることができます。
詳しくまとめた記事がありますので、よければご覧ください。
まとめ
本記事の要点をまとめます。
【キャンプで使うのに、ホームセンターの銀マットはオススメしません】
- クッション性が悪いから
- 耐久性が低いから
→確かに価格は安いですが、決して「コスパがいい商品」ではありません。
これから趣味でキャンプを楽しんでいきたいのなら、マットをケチってはいけません。
一流の銀マットと共に、ストレスのない楽しいキャンプ生活を。