自転車旅をしてみようと思っているんだけど、服装はどうしたらいいかなあ?
自転車に乗って走るから、やっぱり「サイクルジャージ」がベスト?
でも、SNSで自転車旅をしている人を見ていると、サイクルジャージを着ている人は少ないような・・・
比較的カジュアルな格好で走っている人が多いけど、どうしてなんだろう?
そこに何か「理由」があるなら、知りたいなあ。
こんな方にオススメの記事です
【この記事で分かること】
- 私がサイクルジャージを着なくなった理由
- なぜ、自転車旅人はサイクルジャージを着ていない人が多いのか
- (キャンプあり、複数日で行う)自転車旅でオススメの服装
- 私が自転車旅をする時の服装
自転車旅歴6年の私が解説します。
サイクルジャージは、自転車に乗る上で非常に優れたウェアです。
機能性はもちろん、特にパンツにある“クッション”が魅力的ですよね。
私はお尻がデリケートなので、クッションがあると楽に走れます。
私は普段、ロードバイクでサイクリングをするときは、サイクルジャージを着ます。
しかし、「自転車旅」をする時は着ません。
ある時から着るのをやめたのです。
そこで本記事では、「私が自転車旅で“サイクルジャージ”を着なくなった理由」について解説します。
あくまでも私自身の意見ですが、旅の服装選びで迷っているあなたの参考になれば幸いです。
【使いづらい】自転車旅で「サイクルジャージ」を着なくなった理由
私が自転車旅でサイクルジャージを着なくなった理由は3つあります。
- 走る時にしか使えないから
- 施設に入りにくいから
- 服の乾燥が遅いから
詳しく解説します。
走る時にしか使えないから
サイクルジャージは走行中に機能を発揮するのですが、逆に言えばその他の時間では使いにくく感じたことがありました。
例を挙げると、キャンプ場での就寝時。
サイクルジャージで寝れなくはないですが、ピチピチときつい服装で寝たくはないですよね。
できることなら、ゆったりとした服装で寝たいと思うでしょう。
こんな時、走行にサイクルジャージを使う方だったら、
- 走る用のサイクルジャージ
- 寝る時用の服
の2種類を持たなければいけません。
荷物が増えてしまうため、好ましくないです。
自転車旅では、なるべく荷物の軽量化をしたいところです。
しかし、ラフな服装だったらどうでしょうか。
例えば、私は冬にフリースを着て走っていますが、そのままの服装で寝ることもできますよね。
夏は、半袖半ズボンです。
同じように、そのままの格好で普通に寝ることができます。
つまり、走行でもそれ以外でもオールマイティに使えるので、無駄な荷物が減るんですよね。
軽量化になります。
ホテルに泊まるのであれば、目的地までサイクルジャージ→ホテルでは備え付けの寝巻ということもできます。
しかし、自転車旅でのキャンプ泊ではそうはいきません。
なので、走る時にしか使えないサイクルジャージは使い勝手が悪く、私は着なくなりました。
施設に入りにくいから
自転車旅では、「観光」を多く行うでしょう。
一般的なサイクリングと違って、出発地点→目的地までずーっと漕ぎ続けるというより、その土地ごとに楽しみながら進みますよね。
観光地へ行ったり、ご当地グルメを食べたり。
そんな時、サイクルジャージだとちょっと恥ずかしい。
体のラインがピチッと出て、少し○っこりしてしまうあの服装で街を平然と歩くのは、私には厳しかったです(笑)
コンビニすら、ちょっと人目を気にしますから。
なので、気楽に施設に寄れる、街を歩けるという意味で、私はカジュアルな服装を好んでいます。
服の乾燥が遅いから
3日以上の自転車旅をすると、どこかのタイミングで「洗濯」が必要になってきます。
私はコストを抑えるために手洗い&自転車にくくりつけて乾燥させているのですが、サイクルジャージは乾燥までの時間が長いんですね。
特に厄介なのがパンツのクッション部分でして、日に当てていても中々乾きません。
乾くまで待てずに半乾きの状態で着たこともありましたが、物凄く臭ったのを覚えています。
なかなか洗濯が必要になるほど日をまたいで旅する方は少ないとは思いますが、一つ私の意見として参考にしてください。
現在の服装
サイクルジャージを着なくなった私が、その後どんな服装で走っているのかを紹介します。
夏(暖かい時期)
もう、普段の服と一緒です。
- 半袖
- 半ズボン
ユニクロで買ったものを使っています。
冬(寒い時期)
- モンベルのサイクルパンツ(ピチッとしていない)
- モンベルのフリース
- モンベルのジオライン(インナーウェア)
- (寒い時は)ユニクロのウルトラライトダウン
って感じですね。これに落ち着きました。
お尻の痛みにはどう対応?
確かにサイクルジャージは見た目がアレだからちょっと使いにくいよね・・・。
とはいえ、クッションは欲しいしなあ。
という方もいるでしょう。
オススメなのが、「サドルを革サドルにする」という選択肢を考えることです。
私が日本一周をする時にやった方法です。
冒頭でお伝えしました通り、私は比較的お尻がデリケートでして、なるべくクッションが欲しいところです。
「クッションを手に入れながら、見た目はカジュアル」なら“インナーパンツ”を使えばいいのですが、それでは結局乾かない問題が出てきてしまいますよね。
悩んだ結果、「お尻が痛くならない」と評判の良いブルックスの革サドルを使ってみることにしたのです。
実際に使ってみた結果、評判は本当でした。
クッションなしの服装でも、80-100kmは無痛で走れるようになったんですよね。
革は使うことで伸び、自分のお尻の形にフィットします。
つまり、「絶対に理想のサドルの形」になるのです。だから、痛くない。
まるでサドルにじゅうたんを敷いているかのようでした。
自転車旅で
- サイクルジャージは着たくない
- 乾燥しにくいインナーパンツを使うのも嫌だ
- とはいえ、おしりが痛くなるのは避けたい
という悩みを抱えている方には、非常にオススメできる方法です。
まとめ
本記事の要点をまとめます。
【私が“自転車旅”でサイクルジャージを着なくなった理由】
- 走る時にしか使えないから
- 施設に入りにくいから
- 服の乾燥が遅いから
どんな服を着るのも人それぞれですが、イチ旅人の意見として参考にしていただければと思います。
ご覧いただきありがとうございました。