【免許不要に!】電動キックボード「LUUP(ループ)」の始め方
PR

自転車旅での「充電」はどうするか?【日本一周の経験談】

自転車旅の充電問題
悩んでいる人
悩んでいる人
  • 自転車旅での充電はどうするか知りたい
  • 基本テント泊だから、どこで充電したらいいのだろう?
  • モバイルバッテリーはどのくらい持っていけばいい?

こんなお悩みを解決します。

 

【この記事で分かること】

  • 自転車旅での充電をどこで行うか?
  • 充電を行う効率のいいタイミング
  • モバイルバッテリーの必要容量(mAh)

 

この記事を書いた人
かける

かけると申します。
.
■自転車安全整備士、技士資格保有
■日本一周
■年越し宗谷岬
■ブログ最高月間アクセス数35万PV

SNSフォローはコチラ!

 

かける
かける

自転車で日本一周をしていました、かけると申します。

 

今回は悩まれる方が多い「充電」について、あれこれ話していきたいと思います。

よければ旅の参考にしてみて下さい。

 

【※】本記事は、テント泊メインで長期のツーリングを行う方向けです。3日以上とか、バッテリーが切れる頃にどうしたらいいかという内容になります。
【気になる】街で見かける電動キックボード「LUUP」とは?
【気になる】街で見かける電動キックボード「LUUP」とは?

自転車旅での「充電」はどうするか?【日本一周の経験談】

自転車旅の充電問題

本記事では「充電」にまつわる話をしていきます。先に要点を下記にまとめました。

 

【本記事の要点まとめ】

  • 日々、基本はモバイルバッテリーから充電を行う
  • 私の場合、3日で20000mAh消費する印象。(電子機器の量による)
  • ○○しつつ、ついでに充電できる場所を意識して選ぶ
  • ソーラーパネルを積むなら、モバイルバッテリーをもう一本増やした方が効率的
  • 数カ月に及ぶ長期旅なら、ハブダイナモを使ったオートライト化も有効

 

モバイルバッテリーを多く積めば安心ですが、一方で積載重量が増えてしまいます。重くなればなるほど自分に跳ね返ってきます。ちょうどいい量がベスト。

 

私は日本一周の時、合計で確か「約60000mAh」分のバッテリーを積んでいましたが、正直全て使いきりはしませんでした。最長で10日間ほど充電しなかった時に、最後のバッテリーがあと半分くらいになった記憶があります。

テント泊だからと言って持ちすぎでした。

 

日本中を走って分かりましたが、全国どこにでもコンセントはあるんですよね…(笑)
※あ、強いて言うなら北海道の道東くらいですかね。本当に探しても近くにない場所は。

 

失敗経験をふまえつつ、充電問題について解説します。

基本はモバイルバッテリーから充電を行う

かける
かける

わざわざ説明する意味はないですが、まあ普段の充電は手持ちのバッテリーから行います。

 

私の場合、3日で20000mAhほど消費していましたが、これは人によりけりです。電子機器の量によっても大きく変わります。

 

必要な容量をチェックする

自転車旅

「必要なモバイルバッテリーの量」は実際に旅をしてみないと分からないと思うかもですが、いや、普通に自分の家でチェックできますよね。

旅の工程 ( だいたいどのくらいの時間まで走って、キャンプ場では何時間くらい過ごして )は、ある程度分かっているはずです。

 

  • 「だいたい自転車のライトは毎日何時間くらい使いそうだな」
  • 「テントのランタン、ヘッドライトはこのくらい使いそうだ」
  • 「スマホの充電類は、試しにサイクリングしてみて一日でどのくらい充電するか見てみようか」

 

その想定時間分、家でライトをつけっぱなしにして、実際にバッテリーの減りをチェックすればいいのです。そして充電が減ったらモバイルバッテリーから充電し、だいたい何日分持ちそうかというのが分かります。

 

モバイルバッテリーの容量が少ないと充電回数が増えるため、足止めされる時間が長くなってしまいます。4日~1週間に1回はしっかりとした充電が必要になるくらいのスパンが、感覚的にはちょうどいいでしょう。

 

かける
かける

以前の自分じゃないですが、逆にそれ以上充電しなくても足りるくらいバッテリーを持つのは多すぎですかね。

 

使っていない時間はただのオモリ。非効率的です。

○○しつつ、ついでに充電できる場所を意識して選ぶ

「4日~1週間に1回はしっかりとした充電が必要になるくらい」といっても、充電している間の“無駄な時間”はなるべく減らしたいもの。

たまに施設に宿泊するなら就寝時に全て充電可能ですが、連日のテント泊だとそうはいきません。

 

かける
かける

だから、充電はこまめに行うことが大事です。日本一周で学びました。

バッテリーを少しずつ延命させるのです。

 

意識すること

自転車旅

充電で意識することは、[○○しつつ、ついでに充電できる場所を意識して選ぶ]です。

具体的に言うと、例えばこんな感じ。

 

【こまめに充電を心掛ける】

  • 朝、快活で無料シャワーを浴びつつ、30分~1時間だけ充電をする
  • ファミレスで昼ごはん休憩しつつ、1時間だけ充電する
  • コンビニのイートインで30分休憩しつつ、コンセントを借りて充電する
  • コインランドリーで洗濯しつつ、充電する(場所によってコンセントあり)

 

快活は最強(泊まらなくても活用すべき)

快活クラブ

例えば最近お風呂に入っていないタイミングで、近くに快活クラブがあるとラッキーです。

充電しつつ、無料シャワーを浴びつつ、コインランドリーを回し、ジュースやスープを飲みながら、高速Wi-Fiでアプリのインストール等を行えるから。

 

「快活クラブの使い倒し術」については、自転車旅中の「洗濯」ってどうしてる?【日本一周の経験談】にて解説中。あわせてご覧ください。

 

休憩時間=充電時間

かける
かける

ご飯を食べる時間、せっかくなら充電も一緒に出来る場所を選ぶのがコツです。

 

おすすめはファミレス。

最近はガストならどこに行ってもコンセントがあるし、ジョイフルなら店の角席にたいていコンセントがあります。(←これめっちゃ有益)

朝のモーニングがめっちゃお得だし、ランチも安いです。

 

画像:ジョイフル

ジョイフルの場合、公式サイトにこのような記載があります。コンセントを使いたい旨を店員に伝えれば、角席に案内して貰えますよ。

 

他にも、コンビニのイートインに充電スペースがあるならそこでご飯食べつつ充電してもいいし、コインランドリーの充電スペースでも可。盗電はダメですよ。

 

かける
かける

とにかく、毎日少しずつでも充電を心掛けるのがコツです。

 

どうせご飯は食べないといけないし、何時間に一回は休憩が必要になるんです。

ならばその時間を無駄にせず、充電に充てましょう。

 

急速充電できる機器を選ぶ

短時間でなるべく効率よく充電できるよう、「急速充電」に対応したモバイルバッテリー/充電器を選ぶのがオススメ。

created by Rinker
Anker
¥8,490 (2024/04/30 07:44:21時点 Amazon調べ-詳細)

 

ソーラーパネルを積むなら、モバイルバッテリーをもう一本増やした方が効率的

ギモンの声
ギモンの声

【疑問】

  • てか、充電しなくてもいいように「ソーラーパネル」を積むのってどうなの?
  • 走行中にずっと充電できるわけだし、一番効率いいんじゃない?

…多分、長期旅をする誰もが1度は考えることだと思います。

 

例に漏れず自分も考えまして、日本一周の時にソーラーパネルを購入しました。

 

かける
かける

ただその後の話ですが、日本一周を始めて早い段階でソーラーパネルは家に送り返しました。

効率が悪く、メリットよりもデメリットが目立って邪魔だったからです。

 

 

失敗を経て…

日本一周で使った自転車

その経験から「ソーラーパネルを積むくらいなら、同重量のモバイルバッテリーをもう一本増やした方がよっぽどいい」とアドバイスしています。

ソーラーが600g程度。代わりに20000mAhレベルのバッテリーがもう一本追加できる重量です。つまり、追加で約3日分のバッテリーが積めます。よっぽどこれで足りませんか。

 

ソーラーパネルの何が不満だったか

フカヤダボスで自転車旅

私はリアに箱を積載していたので、その上にソーラーパネルを広げていました。

使って不満だった点は下記の通り。

 

【ソーラーパネルが微妙な話】

  • 「晴れた日」じゃないとしっかり発電できない
  • 毎日広げた状態で固定するのが面倒。荷物を出し入れするたびに外す必要あり。
  • 急に雨が降りそうになった時、ソーラーをしまう手間が発生する。晴れたらまた広げるの?

 

無人島ならいいかもね

日本一周中の自転車とテント

日本を走れば分かります。意識すれば実はどこにだって充電スポットってあるんですよ。1日走っていれば必ず通るはずです。

そう。「どこかに泊まらないと全く充電できない」と思っているかもですが、それは思い込みです。案外身近に充電できる場所ばかりなんですよね。ここは無人島じゃない。

 

ソーラーパネルで発電するより、先述した「○○しつつ充電」をする方がよっぽど効率よく充電できました。そっちの方が断然いいやん!ってなりました。だからソーラーパネルを使わなくなったのです。

 

まあ、いかにも「サバイバル感」が出て男心がくすぐられるのは分かります。でもどうせならそのお金で、同じ重量のバッテリーを追加した方が絶対に賢いですよ。

 

ソーラーのランタンはありだと思う

「発電」の中でも、ソーラーパネル搭載のランタンはイイと思いました。先輩が使っているのを見て、実用性あるなって思いました。

↓コレ

 

軽くて邪魔にならないし、デカいソーラーパネルと違って別に荷物の出し入れとも干渉しません。

めっちゃ明るいわけじゃないですけど、一人でテント泊するには十分な明るさです。

 

【バッテリーの持ち】
直射日光 約6時間でフル充電 → 強モードで約10時間使用可能

 

晴れの日が続けば、充電の消費以上に回復が上回るはずです。なくなりません。

これを使えばランタンの充電に使うはずだったバッテリー消費量が節約できるので、結果的にガッツリ充電のタイミングを先延ばしできるでしょう。

数カ月に及ぶ長期旅なら、ハブダイナモを使ったオートライト化も有効

XT ハブダイナモ

かける
かける

私は日本一周の際、ハブダイナモを使ってホイールを組み、オートライト化しました。

長期で旅をするなら1つアイデアとして頭に入れておくといいです。

 

街中など、ある程度明るい場所はオートライトだけで走ればいいので、USBライト側の電池消費を節約できます。

700Cホイールなら一応完組ホイールが売っているかな?
記事:クロスバイクやロードバイクを「オートライト化」する方法

 

普通に現行モデルあり

画像:シマノ

一応、現行でもハブダイナモ用ハブは出ています。

 

クイック-リムブレーキはもちろん、クイック-ディスクもありますし、Eスル-クイックもあります。32H/36Hがあるので、旅で使うにも十分ですね。

やろうと思えばオートライト化はできますから、よければ参考にどうぞ。

 

もしホイールを組む場合は「ハブ」「スポーク」「ニップル「リム」の4点が必要です。

スポーク長から計算して測ることになるので、結構時間と金額が掛かると思われます。

 

ハブダイナモでのUSB給電は実用性×

かける
かける

ちなみに、「ハブダイナモからUSB充電をする」のは実用的じゃありません。

ソーラーパネル同様“誰もが考えるシリーズ”ですが、他の手段を考えましょう。

 

 

 

画像:PRインターナショナル

例えば、私が日本一周時に検討したのがコレ。ブッシュ&ミューラーから出ています。

「ハブダイナモで発電した電力を使って、USB出来ちゃうよ!」という夢のような製品ですが、夢みたいです。

 

かける
かける

というのも、私は以前この問屋さんに直接聞いたんですよね。

「ぶっちゃけこれって、期待通りに普通に充電できるんですか?日本一周での使用を検討してて…」と。

 

その時「正直まだ実用的ではなく、思っているほどの充電効率ではないよ」といった旨の返答を頂きました。だからやめたんですよね。多分、使わないが吉です。満足できる性能じゃないだろうから。

それならモバイルバッテリーをもう一本…という話です(笑)

まとめ

最後に、本記事の要点をまとめます。

 

【自転車旅での「充電」はどうするか?】

  • 日々、基本はモバイルバッテリーから充電を行う
  • 私の場合、3日で20000mAh消費する印象。(電子機器の量による)
  • ○○しつつ、ついでに充電できる場所を意識して選ぶ
  • ソーラーパネルを積むなら、モバイルバッテリーをもう一本増やした方が効率的
  • 数カ月に及ぶ長期旅なら、ハブダイナモを使ったオートライト化も有効

 

かける
かける

こまめな充電を心掛けていれば意外と長持ちします。

 

雨が降った時などに、ガッツリ充電しちゃいましょう。そう運用すれば充電による工程ロスも最小限に抑えられるはずです。

よければ参考にしてみて下さい。それじゃまた。

 

自転車旅

__________________

【お願い】

※当ブログを参考にし、情報発信される場合は、必ず参照元リンクの紹介をお願い致します。
もし無断で内容を模倣するような行為を見つけた際は、確認の連絡をさせていただきます。

以前に警察&弁護士へ相談した件が発生したため、注意喚起をしております。

__________________