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自転車のチェーン掃除に“パーツクリーナー”をやめるべき2つの理由

チェーンにパーツクリーナーを使ってはダメ
悩んでいる人
チェーンの掃除で悩む人

自転車のチェーン掃除にパーツクリーナーって使っていいのかな?

 

なんか「使わない方がいい」って聞いたことがあるけど、具体的にどんな理由なんだろう。

 

もしパーツクリーナーを使っちゃいけないとしたら、一体何で掃除をしたらいいの?

 

こんな方にオススメの記事です。

【この記事で分かること】

  • チェーンの掃除に“パーツクリーナー”をやめるべき2つの理由
  • チェーン掃除に最適な洗浄剤について

 

自転車店で働く私が解説します。

 

 

自転車のチェーンを掃除する時に、市販のパーツクリーナーを使う方って多いですよね。

ホームセンターで200円くらいで買えるため、手に取りやすいのが魅力です。

 

実際私も今回紹介する事実を知るまでは、チェーンの掃除でパーツクリーナーを使ってしました。

 

でも、今すぐやめた方がいいです。

 

その理由について、解説していきます。

自転車のチェーン掃除に“パーツクリーナー”をやめるべき2つの理由

自転車のチェーン掃除にパーツクリーナーを使うのはやめた方がいいです。

それはなぜか。

 

理由が2つあります。

  1. チェーンに対して攻撃性がある
  2. 汚れが取れない

詳しく解説します。

理由①:チェーンに対して攻撃性がある

実は、市販のパーツクリーナーは自転車のチェーンに対して攻撃性があります。

 

これはケミカルで有名な「ワコーズ」さんから直接聞いた話です。

 

正直、私はケミカル類について詳しくはありません。

でも、ワコーズさんが言っていたことなら、信頼性は高いですよね。

 

チェーンをパーツクリーナーで掃除すると、具体的に

と、洗車講習会の際にお伺いしました。

 

ですので、パーツクリーナーを使うのはオススメしません

これが1つ目の理由です。

 

ちょっと余談ですが、チェーン以外にフレームを拭くときにもパーツクリーナーを使う方がいると思いますが、それもやめた方がいいとのことでした。

 

塗装面に対して攻撃性があることが理由です。

 

フレームを掃除する時は、中性洗剤を使うのがベスト。

 

  • 水ナシ洗浄ならフォーミングマルチ
  • 水アリ洗車なら、専用の洗浄剤・食器用洗剤(特にマジカ)

がオススメだということです。

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理由②:汚れが落ちない

パーツクリーナーでチェーンを掃除をしても、そもそも汚れが落ちないのでオススメしません。

 

正直攻撃性のことよりも、掃除の目的である「汚れを除去すること」ができないことが、パーツクリーナーをやめるべき最大の理由だと考えています。

 

なぜなら、掃除の本質は見た目を綺麗にすることではなく、「汚れを除去することで、無駄な摩擦抵抗を減らし、寿命を延ばすこと」にあるからです。

 

 

パーツクリーナーでチェーンを掃除したことがある方ならわかると思いますが、いつまでやっても汚れが落ちませんよね。

 

スプレーを噴射すればするだけ、黒く汚れた液体がでてきます。

 

なぜだか知っていますか?

 

パーツクリーナーがチェーンの掃除には不向きな性質だからです。

もっと具体的に説明すると、このような点が原因で汚れが落ちにくいです。

  • 速乾性だから
  • 冷たくなるから
  • 表面的な汚れにしか効果が無いから

 

詳しく解説します。

速乾性だから

多くのパーツクリーナーは速乾性であるため、汚れを落としきる前に乾いてしまいます。

 

すぐに乾いてしまうため、スプレーしてからすぐに拭き取らないといけません。

ブラッシングする余裕は全くナシ。

 

ある程度綺麗になるまで掃除を続けた結果、スプレー缶の半分以上を使ってたなんてことも。

実際私がそうでした。

 

しかも、大量にスプレーして「(表面的に)きれいになった」としても、実際に注油をしたら黒くなってしまったという方もいるのではないでしょうか。

 

詳しい理由は残り2つの項目で解説しますが、これは速乾性であることと、パーツクリーナーの性質ゆえに汚れを取り切ることができないからなのです。

 

ですので、速乾性のパーツクリーナーはオススメしません。

冷たくなるから

パーツクリーナーを使うと、気化熱によってチェーンが冷たくなりますよね。

 

チェーンのように複雑な構造を持つパーツには、ちょっと不向き。

なぜなら、汚れを落としきることができないからです。

 

突然ですが、質問です。

油を冷やすと、どうなるか知っていますか?

 

・・・皆さんご存じの通り、固まりますよね

 

例えば、肉を焼いた後のフライパンに残った油が、冷めると白く固まるのを想像できるでしょう。

 

では質問を変えます。

 

チェーンにパーツクリーナーをかけると、外から拭き取ることができない内部の汚れはどうなりますか?

 

・・・正解は、冷えて固まり、落ちなくなります。

なので、いつまでも汚れが落ち切らない。

 

完全に汚れを除去することができないので、噴射すると冷たくなるパーツクリーナーはオススメしません。

表面的な汚れにしか効果が無いから

パーツクリーナーは、噴射の力で油を落とします。

確かにある程度汚れは落ちるのですが、噴射が行き届かないところは掃除ができず、汚れが溜まったままです。

 

チェーンの掃除で一番大切なのは、ローラー部分の掃除です。

チェーンの分解図

コロコロと転がるローラー部分の汚れを除去することで、抵抗を減らし、軽く走れるようになります。

摩擦抵抗を減らすことで削れにくくなり、チェーンの寿命を延ばすことにもつながります。

 

しかし、パーツクリーナーで掃除できるのは、外から見える表面的な部分だけなのです。

なので、「きれいになった!」と思っても、注油をするとまた黒くなる。

 

なぜなら、汚れが残っているから。

 

ですからこのように、パーツクリーナーはチェーンの掃除には向かないのです。

チェーン掃除には、チェーンクリーナーが最適

ワコーズ チェーンクリーナー

パーツクリーナーをやめた方がいいなら、掃除をするために何を使えばいいのでしょうか。

 

オススメは、ワコーズのチェーンクリーナーです。

 

理由は4つあります。

  1. チェーンに対して攻撃性が無い
  2. 遅乾性
  3. 油を落とすのではなく、溶かす(柔らかくする)
  4. 防錆剤が入っている

 

それぞれ解説していきます

チェーンに対して攻撃性が無い

ワコーズのチェーンクリーナーは、チェーンに対して攻撃性がありません。

 

そのため、チェーンの耐久性や性能を落とすことなく、掃除をすることが可能

最大限のパフォーマンスを維持することができます。

遅乾性

このチェーンクリーナーはパーツクリーナーと違い、すぐに乾きません

なので、効果的にブラッシングをすることができます。

 

チェーンに対してぐるっと一周、少量吹き掛けるだけでOK。

 

乾くのが遅いので、焦ることなく入念にブラッシングすることが可能です。

そのため、細かいところまで掃除ができ、とても綺麗にすることができます。

油を落とすのではなく、溶かす(柔らかくする)

パーツクリーナーとの大きな違いがここ。

 

パーツクリーナーは噴射と一緒に汚れを落とします。

しかし、チェーンクリーナーは噴射で汚れを落とすわけではありません。

汚れを“溶かす”のです。

 

チェーンクリーナーを噴射すると、チェーンについた油汚れがみるみるうちにほぐされ、やわらかくなります。

柔らかくなった汚れに対してブラッシングをすることで、簡単に汚れを掻き出すことができるんですね。

 

だから、綺麗になる。

 

百聞は一見に如かずですので、チェーンクリーナーを使って実感してみるのがオススメです。

防錆剤が入っている

このチェーンクリーナーには、防錆剤が入っています。

なので、チェーンの錆を防ぐことができます。

 

一般的なパーツクリーナーには、防錆剤は入っていません。

そのため、注油できていない箇所があると、サビを生んでしまいます。

 

しかし、チェーンクリーナーなら大丈夫。

 

万が一注油がうまくいっていない箇所があったとしても、防錆剤の効果によって、すぐに錆びてしまうことはありません。

 

チェーンのパフォーマンスを保ったまま長持ちさせることができるので、とてもオススメです。

まとめ

本記事の要点をまとめます。

チェーンの掃除にパーツクリーナーを使うのはやめるべき

  • 理由①:チェーンに対して攻撃性があるから
  • 理由②:汚れが落ちにくいから

 

ワコーズの“チェーンクリーナー”が最適です。

  • 理由①:チェーンに対して攻撃性が無い
  • 理由②:遅乾性
  • 理由③:油を落とすのではなく、溶かす(柔らかくする)
  • 理由④:防錆剤が入っている

 

これまでパーツクリーナーを使って掃除をしてた方や、これからチェーンの掃除を始めてみようと思った方は、ワコーズのチェーンクリーナーを使うのがオススメです。

 

詳しいチェーンの掃除&注油方法については、こちらの記事で解説しています。

 

ご覧いただきありがとうございました。

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