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錆びにくい通学自転車を選ぶポイント&オススメは?

悩んでいる人
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学校へ入学するにあたり、通学自転車選びに悩み中。

ながーく使うことを考えると、錆びにくい自転車がいいなあと思ってる。

 

数ある自転車の中から「錆びにくいモデル」って何があるかなあ?

なんとなく、ステンレスパーツがたくさん使われているほど良さそうな。

 

それとあわせて、オススメがあれば教えて欲しい。

こんな方にオススメの記事です。

 

 

【この記事で分かること】

  • 錆びにくい通学自転車の選び方
  • 「錆びにくさ」を考える上で大事なのは“素材”が何か
  • 錆びにくさを重視すると、自然と選択肢が絞られる
  • アルミ、ステンレス素材がサビに強い

 

かける
かける

自転車ショップでメカニックとして働く私が解説します!

 

通学自転車選びで「錆びに強い自転車はどれ?」と聞かれることが多いので、その返答を記事にしてみました。

 

よければ自転車選びの参考にしていただけると幸いです。

 

 

この記事を書いた人
かける

かけると申します。
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■自転車安全整備士、技士資格保有
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錆びにくい通学自転車を選ぶポイント&オススメは?

結論からいうと、錆びにくい自転車を選ぶポイントは以下の通り。

 

  • 「ベルトドライブ」の自転車であるか
  • ステンレスパーツがふんだんに使われているか
  • また、フレームの素材は何か?

 

 

具体的に1つ車種をオススメするならば、ブリヂストンの「アルベルト」ですかね。

名前を聞いたことある方もいるでしょう。

 

アルベルトはその名の通り「アルミフレーム」「ベルトドライブ」を採用した自転車でして、非常にサビに強いです。

私は普段自転車屋のメカニックとして沢山の自転車を修理してきましたが、錆びの目立つアルベルトには出会ったことがないですね。

たとえ5年酷使していようが、茶色い錆がブワッと全体にでているような車体はみたことがありません。

 

もちろん、部分的なサビはゼロではないものの、非常にサビに強い自転車です。

 

選ぶポイントとアルベルトについて、より深掘りして解説していきましょう。

錆びにくい通学自転車を選ぶポイント

「ベルトドライブ」の自転車であるか

かける
かける

錆びにくい自転車を選ぶ上で最も重要視するポイントが、駆動が「ベルト」か「チェーン」かという点です。

 

そもそも、ベルトの自転車をご存じない方もいるでしょう。

まずは↓の画像をご覧ください。

 

 

ママチャリのクランク

これが「ベルトの自転車」ですね。金属のチェーンではなくベルトです。

初めて見た方は少しびっくりするかもしれません。

 

ベルトの自転車はチェーンに比べてメリットがあります。

  1. 錆びない
  2. 外れない
  3. 注油の必要がない(=メンテナンス不要)

 

特に大きなメリットこそ「サビない」という点。

主な素材がゴムですから、そもそもサビという概念がないのです。

 

チェーンの自転車はメンテナンスを怠るとサビます。

  • 月に一回は注油をしているか?
  • 雨の中走った後はチェーンを拭いているか(また、注油しなおしているか)?

 

多くの人が空気入れさえしないのに、注油なんてもっともっとしませんよね…。

だから、駐輪場を覗くと茶色く錆びたチェーンばかり。走っててキュルキュルと音が鳴る自転車ばかりなのです。

 

「錆びにくい自転車」を考えているなら、ベルトは欠かせない条件の一つとなります。

そうなると、実はベルトの自転車は数が少なく(高級だから)、自然と選択肢が絞られてきます。

ステンレスパーツがふんだんに使われているか

錆びにくさを考える上で2番目に重要なのが「ステンレスパーツがふんだんに使われているかどうか?」です。

 

自転車は1万円台の安いものから、8万円以上する高級なものまであります。

違いはいろいろあるものの、その一つに「ステンレスパーツの使用率」が上げられます。

高級な車体ほどステンレスパーツを使う部分が増えてくるんですよね。

 

どこにステンレスパーツが使われるのか?

例えば…

  • 前後ホイール、スポーク
  • ハンドル&ステム
  • サドルの棒
  • カゴ
  • ドロヨケ
  • スタンド
  • 荷台

といった場所です。(詳しくは、自転車のフルスペックを覗くと分かります。)

 

各パーツの素材が鉄(アルミ)→ステンレスにアップグレードすると…

  • パーツがより丈夫になり、壊れにくくなる
  • よりサビに強くなる(安いのは鉄)

という違いが出てきます。

 

こんな感じ↓に茶色く錆びた自転車を見たことがあると思いますが…

ママチャリのサドルの高さ調整 ママチャリのハンドル、ステム

これは素材が鉄だからです。比較的安価な自転車だとこうなります。

 

 

かける
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あらためて、ステンレスパーツの使用率が高い自転車を選ぶことが、錆びにくい自転車を選ぶポイントです。

 

ただ、最初に紹介した「ベルトの自転車」を選んでおけば、たいていステンレスパーツがたくさん使われているので問題ありません。

 

ベルトの自転車はメーカーの最高級帯の自転車ですから、使われているパーツも抜かりないのです。

 

 

また、フレームの素材は何か?

フレーム(自転車の骨組みのパイプ)の素材も錆びに関係してきます。

 

たいていのフレームは「鉄」ですが、中には軽量モデルで「アルミ」素材を使うものもあります。

錆びにくさをとことん追求するのであれば、アルミのフレームを選ぶと良いでしょう。

アルミは錆びないわけではないですが非常に錆びにくく、万が一錆びても白錆なので目立ちにくいです。

 

かける
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なお、

  • アルミフレームの方がいい
  • 鉄フレームの方がしょぼい

というわけではありません。

 

高級帯の自転車も鉄フレームのものは沢山あります。

 

鉄に比べてアルミの方が軽いですが、一方で頑丈さには欠けます。

メリットデメリットがありますので、優劣つけられるもではなく、「特徴の違い」と捉えてください。

 

あくまで「サビに強い方は?」を考えると、アルミの方が適しているというだけです。

 

 

【サビに強い】ブリヂストンサイクルの「アルベルト」

以上の理由から、サビに強い自転車を1台選べと言われたら、私はブリヂストンサイクルの「アルベルト」を紹介します。

アルベルトのイメージ画像

画像:https://www.bscycle.co.jp/items/bicycle/albelt/

 

ポイントは以下の通り。

  • ベルトの自転車
  • アルミフレーム
  • シートポスト(サドルの棒)もアルミ
  • ハンドル、ステム、カゴ、ホイール(スポーク)などがステンレス
  • どろよけはプラスチック

 

要するに「茶色く錆びるパーツがほとんどない」自転車なんですよね、アルベルトって。

サビに強い自転車を探しているなら、ぜひ検討していただきたいモデルです。

 

 

かける
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ちなみにですが、「ベルトの自転車」といえばブリヂストンサイクルの代名詞です。

 

ブリヂストンのベルト通学車は全部で4車種あります。

  1. アルベルト
  2. カジュナ(女子向け)
  3. ステップクルーズ
  4. ロングティーン

しかし、フレームがアルミなのはアルベルトのみでして、他は鉄です。

他のモデルも検討されるときは、頭に入れておくといいでしょう。

 

まとめ

最後に、本記事の要点をまとめます。

 

【錆びにくい通学自転車を選ぶポイント&オススメは?】

  • 私が錆びにくさを条件に1台選ぶなら「アルベルト」を紹介する
  • アルミフレーム、ステンレスパーツが豊富、ベルトの自転車だから。
  • 錆びにくい自転車を選ぶ上で、ポイントは主に3つ。
    1 「ベルトドライブ」の自転車であるか
    2 ステンレスパーツがふんだんに使われているか
    3 また、フレームの素材は何か?
  • ベルトの自転車を選べば、よっぽどステンレスパーツが豊富に使われているので問題なし。

 

というわけで、以上です!

錆びにくい自転車選びをする上で、少しでも参考になればと思います。

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