
自転車に私服で乗っていたら、ズボンに黒い油がついて汚れてしまったよ。
チェーンにズボンが擦れることで、汚れるんだね。
それを防ぐために「裾バンド」ってアイテムがあるって聞いた。
オススメがあれば教えて欲しいなあ!
こんな方にオススメの記事です。
【この記事で分かること】
- 裾バンドの役割
- 裾バンドが必要な自転車の車種
- 裾バンドはいくつ必要か
- おすすめの裾バンド3選
- 100均の裾バンドはあまりオススメしない理由

私服で自転車に乗っていたら、「ズボンの裾に黒い油汚れがついてしまった!」という経験はありませんか?
私もジーンズでロードバイクに乗った際、盛大に汚してしまったことがあります。
そんな時、裾バンドを使えば私服でも安心して自転車に乗ることができるようになりますよ!
【自転車に乗る時は!】ズボンの汚れを防ぐ「裾バンド」が必須
裾バンドの役割は?

「裾バンド」とは裾を巻いて止めるバンドのことです。
裾がバタついて自転車のチェーンに触れ、黒く汚れるのを防ぎます。
裾バンドが必要な自転車の車種は?

裾バンドを付ける必要があるのは、クロスバイクやロードバイクなどの「スポーツバイク」に私服で乗る時です。
ママチャリでは必要ありません。
これまで使ってこなかったですよね?
なぜママチャリでは必要ないのに、スポーツバイクでは裾バンドをまくのか?
「チェーンガードが付いていないから」です。
チェーンガードとは?

チェーンガードとは、「チェーン及びギア周りを覆うガード」のことです。
↑の写真を見ると分かりやすいでしょう。
※チェーンではなくてベルトタイプの自転車ですが。
ママチャリには、このようにチェーンガードが付いていますよね。
プラスチックのカバーのことです。金属製のものもあります。

例えばロードバイクの場合がこちら。
見比べてみてください。
ガードが付いておらず、パーツ(クランク、チェーン)がむき出しになっていますよね。
スポーツバイクは「走行」を重視しているため、実用性は二の次なのです。
チェーンガードは不要。付いていません。
ピチピチのサイクルジャージで自転車に乗るなら問題ありませんよ。
しかし、裾のバタつく“私服”で乗ると、裾がチェーンに触れて黒く汚れてしまうのです。
だから裾バンドでズボンを巻く必要があります。
裾バンドはいくつ買うべき?

裾バンドって、左右の足に2本分必要ですよね?
どうして1本ずつしか売られていないの?
裾バンドは1本あれば十分です。
チェーンは右足側にしかないからです。
左足側は汚れる心配がないため必須ではありません。
※バタバタするのが嫌なら付けるといいですよ!
自転車用裾バンドのおすすめ3選

私が選ぶ、裾バンドの“おすすめ3選”はこちらです。
といっっても「裾を巻く」だけのアイテムですから、どれも大きな差はないです。(笑)
直感で選んでいただけたらなと思います。
オーストリッチ ズボンクリップC
オーストリッチの裾バンド「ズボンクリップC」は、定番の商品です。
伸縮性があり、履いているズボンに応じてしっかりフィットしてくれます。
固定はマジックテープですが、耐久性も◎。
かれこれ3年以上使っていますが、いまだに粘着力があって剥がれ落ちることはありません。
もう1ついい点をいえば、反射材が付いていることですね。
夜間の走行時、車からの視認性を上げることができます。
裾バンド選びに迷ったら、「とりあえずこれ買っとけ!」的な商品です。(笑)
キャットアイ ズボンバンド
「ズボンクリップCは、幅が広くて見た目がちょっとなあ・・・」という方は、比較的細めのこちらを選ぶといいでしょう。
同じく反射材が使われているため、夜間でも安心です。
ブルックス トラウザー ストラップ
「どれもダサいのばっかりだなー。もっとオシャレな裾バンドは無いの?」という方には、ブルックスの裾バンドが合うのではないでしょうか。
とてもカジュアルで、かっこいいです。
100均の裾バンドは・・・微妙

実は、100均でも裾バンドを買うことができます。
しかし、あまりオススメはしません。
今回紹介した有名メーカーのですら数百円の商品ですから、金額的に大きな差はありません。
無難にメーカー品を買った方が買い直しせずに済むと思います。
まとめ
最後に、本記事の要点をまとめます。
【<自転車に乗る時は>ズボンの汚れを防ぐ「裾バンド」が必須】
- 裾バンドの役割:ズボンの裾にチェーン油が付くのを防ぐ
- 裾バンドが必要な自転車:主に、スポーツバイク(チェーンガードがないから)
- 裾バンドの必要個数:1つ。右足だけあればOK。
- 100均の裾バンドは、あまりオススメしません。
てな感じですね!
スポーツバイクに乗ってるなら、必須とも言えるアイテムです。

ちなみに、裾が汚れるのが嫌だからと言って「注油」をしないのはダメですよ。
チェーンの寿命を縮めるだけでなく、走行パフォーマンスも落としますから。
↓こちらでチェーンのメンテナンスについて、詳しく解説しています。