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体重が原因で自転車がパンクすることってあるの?【実は・・・】

体重が重いことが原因で、自転車はパンクするのか
悩んでいる人
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自分は体重が重い方なんだよね。

具体的に言うと、80kg以上あるんだ。

 

だからか分からないけど、自転車が頻繁にパンクを起こす。

 

体重が原因で自転車がパンクすることってあるのかな?

こんな方におすすめの記事です。

 

【この記事で分かること】

  • 体重が原因で自転車がパンクすることはあるのか?
  • パンクをしないために注意すべき2つのこと
  • 自転車の体重制限
  • 総重量125kgの自転車で走った私が気を付けていたこと
  • 体重が重いと、壊れやすいパーツ
かける
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自転車ショップで働く私が解説します!

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体重が原因で自転車がパンクすることってあるの?【基本無い】

体重が重いことが原因で、自転車はパンクするのか

結論から言います。

体重が重いからと言って、自転車に乗ったらいきなり「プシュー」と
パンクしてしまうことはありません。

 

一応、JIS規格では「乗員体重を65kg」としておりますが、65kg以上の人が乗車するとすぐに壊れてしまうというものでもないです。

大丈夫です。

 

しかし!しかしですよ!

 

体重が重い人は、軽い人に比べて、パンクのリスクが高いのは事実です。

 

 

特に、「リム打ち」と呼ばれるパンクをしやすくなります。

ですから、人一倍リム打ちに注意して自転車に乗る必要があります。

 

  1. 「リム打ちとは何か?」
  2. 「リム打ちを防ぐために、何に注意して乗ったらいいのか?」

 

この二点について、詳しく解説しますね。

「リム打ちパンク」のリスクは高い

「リム打ちパンク」とは何か?

リム打ちのイメージ写真

「リム打ちパンク」とは、空気の少ないタイヤが体重で押しつぶされることによって、中のチューブに穴が開くパンクのことです。

主に、段差などを乗り越えたときに起こります。

 

上の写真を見てください。

空気圧が低い状態だと、タイヤが深くへこみますよね。

 

段差への衝撃が強いと、もっともっと深くへこむことになり、「段差と車輪」に挟まれたチューブに穴が開くのです。

つまり、パンクします。

 

リム打ちの主な原因は、空気圧不足です。

体重が軽い人でも、空気を入れていなければ、よく起こるパンクの種類です。

 

しかし、体重の重い人はこの「リム打ち」のリスクが高まります。

なぜだか分かりますよね?

 

体重が重いので、タイヤにかかる負荷が大きくなるからです。

段差などを乗り越えた時、タイヤが深くへこんでしまう。押しつぶされてしまう。

 

だから、体重が重い方は「リム打ちパンク」が起こりやすいのです。

もしあなたが「頻繁にパンクする」というのなら、原因は“リム打ちパンク”と断定してもいいでしょう。

リム打ちを防ぐために、何に注意して乗ったらいいのか?

リム打ちパンクをしないために、あなたが注意すべきことは2つあります。

  1. しっかりと空気圧管理を行う
  2. 段差をなるべく走らない/優しく乗り越える

 

丁寧に、説明しますね。

しっかりと空気圧管理を行う

リム打ちの主な原因は「空気圧不足」によるものだと説明しました。

つまり、「空気さえ入れていれば、リム打ちは(ほぼ)防げる」のです。

 

ちょっと、お聞きします。

かける
かける

最低限1カ月に一回は、空気を入れていましたか?

 

「いいえ」なら、パンクするのも無理はないです。

むしろ、パンクして当たり前のレベル。

 

「はい」の方でも、適正な空気圧に調整したでしょうか?

 

空気の入れ方について、確認してみましょう。

空気入れの選び方

自転車用の空気入れはお持ちでしょうか?

自転車のバルブ形式(口の形)に応じた空気入れが必要です。

 

バルブ形式は「英式/米式/仏式」の3種類があります。

 

ママチャリの場合、ほとんどが「英式」ですね。

どのバルブ形式でも使える空気入れがありますから、それを買っておくと便利です。

空気の入れ方(参考動画)

空気入れを用意出来たら、この動画を参考に、空気を入れてみてください。

 

「英式バルブ(ママチャリ)」の場合、空気入れにある“メーター”は使えません。

バルブの構造上、メーターの数値が適正に働かないからです。

 

「親指で力強く“グッ”と押したとき、少しへこむくらい」を目安に、調整してみてください。

あまりにも「ペコペコ」「プニョプニョ」じゃなければ、大丈夫です。

空気を入れる頻度

ママチャリの場合、最低でも「1カ月に1回」を目安に、空気を入れるようにしましょう。

体重が重い方は、2週間に一回とか、もっと小まめに入れてもいいかもです。

とにかく、空気を入れるクセを付けましょう。

 

慣れれば1回3分もかかりません。

たったそれだけで、頻繁に起こっていたリム打ちパンクをしなくなりますよ!

段差をなるべく走らない/優しく乗り越える

注意点の2つ目。

「段差をなるべく走らない/優しく乗り越える」です。

 

リム打ちは、強い衝撃の加わったときに起こります。

パンクが起こりやすいシーンは、「段差を乗り越えた時」です。

 

先程の写真でお見せしたように、タイヤが深くへこむからですね。

 

ですから、段差をなるべく走らないようにしましょう。

歩道を走ると段差がいっぱいありますから、“車道”を走るのがオススメ。

 

とはいえ、車道を走りたくない方もいますよね。

そうであれば、「段差を優しく乗り越える」ように注意して走行しましょう。

 

勢いよく「ガンッガンッ」と走るのではなく、段差の手前でスピードを落とすのです。

そして、「トンットンッ」というイメージで、軽やかに段差を乗り越えましょう。

 

日本一周で使った自転車

ちょっと余談ですが、私が日本一周をしている時、「車体+荷物+自分=125kg」ありました。

とても重量級で、きっと、あなたの方が軽いくらいですよね。

 

それでも私は、日本一周の12000kmをノーパンクで走り切りました。

何を注意していたかって?

 

お伝えしたことと全く同じです。

  1. 空気圧管理をしっかりと行う
  2. 段差を優しく乗り越える

 

この2点さえ意識すれば、体重が重い方でもパンクをしなくなりますよ!

何かが刺さって起こる「刺さりものパンク」は“運”なので、避けようがないですが。

体重が重いと壊れやすいパーツ

バリアスコートをスポークに塗布

体重が重い方は「スポーク」も折れやすくなります。

スポークとは、車輪に何本もある細い“棒”のことですね。

 

大きな衝撃が加わったときや、金属疲労により「ポキッ」と折れます。

特に体重が重い方が注意すべきは「衝撃」です。

 

こちらも同じように、「段差」に注意してください。

軽く、優しく、乗り越える。

 

そうすれば、スポークも折れにくくなります。

まとめ

最後に、本記事の要点をまとめます。

【体重が原因で自転車がパンクすることってあるの?】

  • 乗っただけで「プシュー」みたいなことはありません。
  • 頻繁にパンクするというのなら、“リム打ち”が原因でしょう。
  • リム打ちを防ぐためにできることは2つ。
  • <空気圧管理/段差を優しく乗り越える>
  • スポークも折れやすいので、大きな衝撃を避けること

 

頻繁にパンクして困っていたあなたの参考になれば幸いです。

ご覧いただきありがとうございました!

 

メンテナンスよくある質問

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