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クロスバイクをドロップハンドルへ交換する費用は?【高額】

クロスバイクのドロハン化 必要なパーツと費用は?
悩んでいる人
気になる人

今乗っているクロスバイクを「ドロップハンドル化」したいのだけど、いくら掛かるのだろう?

 

なんちゃってロードバイク化に興味があって…(笑)

 

そもそも何を変える必要があって、どのパーツが必要になるの?

興味本位で調べてるだけだから、ザックリ教えて貰えると嬉しいなあ。

こんな方にオススメの記事です。

 

 

【この記事で分かること】

  • クロスバイクの「ドロップハンドル化」に掛かる目安費用
    ※具体的な“やり方”は解説しません
  • どのパーツの交換が必要になるのか?なぜ変えるのか?
  • 家に余ったパーツが転がっているような人でない限り、あまりオススメはしない

 

かける
かける

自転車ショップで働く私が解説します。

 

クロスバイクのドロップハンドル化。つまりは「なんちゃってロードバイク化」。

自転車を好きになった方なら、おそらく一度は考えたことのあることだと思います。私もそうでした(笑)

 

実際、お店で働いていても聞かれることは多いです。

 

しかしかながら、ロードバイク化に必要な目安費用を伝えると、「そんなにかかるの!?やめておこう…」と言われる方がほとんどですね。

そう、意外と高額なカスタムなのです。

 

本記事では、興味本位で「クロスバイクのドロハン化」を調べている方に対して、必要な情報をまとめてお伝えします。

やるかやらないか、検討の参考にしていただければ幸いです。

 

この記事を書いた人
かける

かけると申します。
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■自転車安全整備士、技士資格保有
■日本一周
■年越し宗谷岬
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【気になる】街で見かける電動キックボード「LUUP」とは?
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クロスバイクをドロップハンドルへ交換する費用は?【割と高額】

クロスバイクのドロハン化 必要なパーツと費用は?

結論から言いますと、安くても「約3万円~」です。
※Vブレーキ車を想定

なお、この金額には工賃を含めていません。自分でやる前提ですね。

 

もしお店に任せるのであれば、工賃分が上乗せされて、もっともっと高額になります。

お店にもよりますが、ざーっくり「1-2万円」てなとこでしょう。

 

ハンドルも変えて、STIレバーに変えるということは、

  • ワイヤー全て長さ調整(カット、交換)
  • ブレーキ調整
  • 変速調整
  • バーテープ巻き

等の作業が必要になるわけで、めちゃめちゃ時間が掛かります。重たい作業です。だから工賃も高い。

 

 

ドロハン化を全てお店に任せるなら、安くても「約5万円~」のカスタムになるということです。結構高くて驚いた人も多いのではないでしょうか…。

 

もし私が友人から「ドロハン化をしようかな?」と相談を受けたとしたら「やめとけ!金がもったいないぞ(笑)」と返すでしょう。

 

  • 既に自分で交換作業ができるような人
  • 家に余分なパーツが転がっているような人

このような方でなければ、ドロハン化はオススメしませんね。

 

自己満足の世界なので本人が良ければそれでいいのですが、お金を掛けただけの効果が無いと思います。

クロスのドロハン化、何が必要?

エスケープR3 フレーム

より細かく砕いて解説をしていきます。

 

まず、ドロハン化には具体的に何が必要なのか?

 

  1. ドロップハンドル
  2. STIレバー左右セット
  3. ミニVブレーキ前後
  4. バーテープ

クロスのドロハン化に掛かる費用

右列は参考本体価格。STIレバーは8速クラリスを想定で、だいたい3万円くらい。

なお、ポジションを出すためにはステムも短く変えるべきですが、費用を安く抑えるため一旦省いています。

ドロップハンドル

 

STIレバー

 

新品を購入すれば箱の中に各ケーブルも梱包されてきます。なので、別途購入する必要はありません。

 

もし中古で買うなら、シフトとブレーキ、それぞれインナーとアウターケーブルが必要になります。

バーテープ

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お店でやると割と工賃が掛かります。

自分でやればタダですが、キレイに巻くのは意外とむずかったり…。

 

ミニVブレーキ

 

なぜ「ミニVブレーキ」に交換する必要があるかというと、普通のVブレーキだとSTIレバーと互換性が無いからですね。

 

レバーとブレーキ側で引きしろが変わってしまい、うまくブレーキが効きません。

だからアーチを短くして、STIのような引き量の少ないレバーでも、しっかり引けるブレーキを使う必要があるのです。つまりミニVブレーキ。

 

まあ、ミニVも完全な互換性はないのでしょうけれど。

調整がシビアになります。STI×ミニVでは調整用のアジャスターが無いので、アウターの途中に噛ませてあげるとなおよいです。

 

 

以上パーツの交換が必要です。

注意点:どう頑張っても「ロードバイク」にはならない

興味本位でドロハン化するならいいですが、「ロードバイクに乗ってみたい」という気持ちでお金を掛けるのはもったいないです。

やめた方が良いかなと思います。

 

なぜなら、ハンドルを変えたところで「クロスバイクはクロスバイク」だからです。

 

確かに、見た目はロードバイクっぽくなるでしょう。

しかし、どう頑張ってもロードバイクにはなりません。根本的にフレーム設計が違うからです。クロスバイクとは全く用途が異なる自転車。

 

ですので、ロードバイクに乗ってみたいというなら、そのカスタム費用を新車に充てた方が幸せな結果になるのではと思います。

 

クロスとロードなら、用途が違うので使い道で被りませんしね。どっちも無駄になりません。

 

  • 普段使いには、実用性を重視してクロスバイクを使う
  • サイクリングには走行性を重視してロードバイクを使う

 

二台持ち。あなたの奥様が何と言うかは置いといて、僕は全然アリと思います(笑)

まとめ

最後に、本記事の要点をまとめます。

 

【クロスバイクをドロップハンドルへ交換する費用は?】

  • 本体代金だけでも安くて約3万
  • お店に任せると、工賃が1-2万
  • クロスのドロハン化は、割と高額。
  • もし友人から相談を受けたら、僕は「やめといた方がいいよ」というでしょう。
  • もちろん自己満の世界。
  • もしロードバイクに乗ってみたいという気持ちがあるのなら、素直にロードバイクを買った方が幸せになれると思う。

 

というわけで、以上です。

少しでも参考になる部分があれば幸いです。

 

最後までご覧いただきありがとうございました!

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