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【ポストマウント】ローター径の変更に使うアダプター解説

ポストマウント ローターサイズ変更に使うアダプター解説
悩んでいる人
悩んでいる人

ポストマウント台座のフレームを使っているのだけれど、ローター径の変更(基本的にサイズアップ)をしたい。

 

アダプターにはどんなものがあるのだろう?

どうやって選べばいいのかな?

 

詳しく教えて貰えると嬉しいなあ。

こんな方にオススメの記事です。

 

 

【この記事で分かること】

  • ポストマウント台座のフレームで、ローター径のサイズアップを行う際に使う「アダプター」解説
  • 軽量ハイグレードタイプと、ノーマルモデルについて
  • フレームやフォークには「基準ローター径」という概念がある

 

かける
かける

自転車ショップでメカニックとして働く私が解説します!

 

ポストマウント台座のフレームを使っていて「ローターのサイズを変えたいなあ」と思っている方に対して、参考になれば幸いです。

 

 

 

この記事を書いた人
かける

愛知県出身の24歳、かけると申します。
.
■職業:自転車屋店員(5年目)
■自転車安全整備士、技士資格保有
■日本一周達成
■整備、キャンプ旅、サイクリング好き
■ブログ月間アクセス数25万PV超
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【ポストマウント】ローター径の変更に使うアダプター解説

ポストマウント ローターサイズ変更に使うアダプター解説

結論、使うアダプターは以下の表の通り。

 

ポストマウントアダプター1

 

ポストマウントアダプター2

 

表の見方/アダプターの選び方

選び方の表はあるものの、ぶっちゃけ「何がどういうこと?結局どれを買えばいいかよく分からない…」という方がほとんどでしょう。

 

  • 縦軸に書いてあるミリ数が「フレームやフォークの基準ローター径」
  • 横軸に書いてあるミリ数が「(これから使う)ローター径」

になります。

 

 

例えば、一番上の行で説明をすると…

ポストマウントアダプター1

 

基準ローター径140mmのフォーク(前側なので)に対して…

  • 140mmローターを使うなら、ダイレクトマウント。つまりアダプター不要。
  • 160mmローターを使うなら、アダプターが必要になる。

というわけです。

 

 

といっても、まだまだ理解できない方も多いはず。

きっといまあなたの頭の中には、

ギモンの声
ギモンの声

基準ローター径ってなんぞや…。

まだまだ表の見方が分からない…。」

という疑問があるはずです。

 

 

 

必要な知識・情報を、これから順に解説していきますね。

最後まで読めば「なるほど分かった!」となるはずです。

 

 

かける
かける

深く理解するためにあえて前置き(必要な前提知識)をとても長くしています。

 

結論として使うアダプターだけ知りたい場合は目次から飛んでもらえばよいのですが、恐らく分からないと思うので、じっくり読んでもらうといいかなと思います。

 

軽量ハイグレードタイプとノーマルタイプ

アダプターには2つのグレードがありまして、

  1. 上の写真が「軽量ハイグレードタイプ」
  2. 下の写真が「ノーマルタイプ」

になっています。

 

 

軽量ハイグレードタイプは肉抜き加工がされていたりする分、軽いです。

しかし、ノーマルタイプに比べてラインナップが少ないのが難点。

 

 

値段はさほど変わらないので、

基本的には軽量ハイグレードタイプから選ぶ
→サイズラインナップが無ければノーマルタイプから選ぶ

とするといいでしょう。

 

 

サイズ別に使うアダプターについては、後ほど詳しく解説します。

【フレーム/フォーク】基準ローター径とは?

アダプターを選ぶ上で把握しておかなければならないのが「基準ローター径」です。

これを知っておかないと、適切なアダプターが選べません。

 

例えば「今160mmローターが入ってて、180mmに変更したい」とだけ言われても、そもそもフレームの基準ローター径が分かってないと何とも適切な返答ができないわけです。

 

 

 

基準ローター径とは、「フレーム(リア)やフォーク(フロント)に最小ローター径」とでもいいましょうか。

アダプターを介さず、ブレーキをダイレクトに付けたときの対応ローター径が「基準ローター径」です。

 

 

基準ローター径に対して、より大きいローターを付ける時にアダプターが必要になるということ。

逆に、基準ローター径より小さなローターには変えることができません。

基準ローター径が最小だからです。

 

 

例を言うならば

  • 身長が低い人は、厚底の靴を履けば身長を高くすることはできる
  • でも、元々身長が高い人は、それより低くすることはできない

みたいな感じ。

 

 

アダプターを選ぶときは、「フレーム側に設定された基準ローター径(身長)が何か?」を特定しなければなりません。

簡単なようで、ちょっとややこしい。

 

 

なぜかというと、現在アダプターが付いているのなら、今使ってるローター径が基準ローター径とは限らないからですね。

ダイレクトで付けたときに対応するローター径を逆算して考えなければなりません。

 

 

かける
かける

「身長180cmだと思っていたら、実は20cmの靴(アダプター)を履いている状態だった」

 

ということは、

 

「この人は靴(アダプター)を脱いだら、元々の身長は160cmだな!」

みたいな感じです。

 

最初からアダプターが付いていることがよくあるので、全てフラットな状態にしたら何か?を考えなければいけないわけですねー。

 

 

ややこしいと思うので、実際に写真を使って説明していきます。

基準ローター径160mm(ダイレクトマウント)

例えばこのクロスバイク↓

ディスクブレーキ ポストマウント

ローター径160mmに対して、ブレーキキャリパーはアダプター無しの“ダイレクト”で付いています。

ということは、このフォークの基準ローター径は「160mm」です。

 

もしローターを180mmに変更したいなら、

  • 表の縦軸が(基準)160mm
  • 横軸は(付けたいサイズ)180mm

で探し、出てくるアダプターを付ければOK。

 

基準ローター径180mm(ダイレクトマウント)

ではお次のMTB。↓

ポストマウント 基準ローター径180mm

これは180mmローターに対して、ブレーキキャリパーが“ダイレクト”についてます。

つまり、このフォークの基準ローター径は「180mm」ということです。それ以下にはできません。

 

 

だからもし…

ギモンの声
ギモンの声

180mmローターを付けたいんだけど、アダプターっているよね?

 

なんて質問があったとしても、「現物を見ないと答えられない。基準ローター径を確認しないと分からない」という理由が分かりましたでしょうか。

例えば、このMTBならアダプターはいらないけど、ひとつ前のクロスバイク(基準160mm)なら必要ということです。

 

基準ローター径160mm+アダプター = 180mm

お次はこのMTB。↓

ディスクブレーキ ポストマウント

ローター径は180mmですが、よく見るとブレーキキャリパーには元々アダプターが噛ませてあります。

この“アダプター”を抜き、ダイレクトに付けたときに対応ローター径は160mmだと推測できるでしょう。(140mmはよっぽどないから)

 

 

つまり、実はこのフォークの基準ローター径は「160mm」です。

表でアダプターを探す時は、縦軸160mmで探さなければなりません。

 

 

ちなみに、この自転車の場合に出来るカスタムとしては、

  • 160mmローターにサイズダウン(アダプターを抜き、ダイレクトマウント)
  • 203mmローターにサイズアップ(アダプター使用)

ということです。

元々ポストマウント変換アダプターが付いている場合もアリ

ディスクブレーキ ポストマウント

これまで紹介したのは「ポストマウント台座のフレームに、ポストマウントキャリパーが付いている状態」のものでした。

 

 

しかし、全てがそうではありません。

 

 

完成車状態から、ポストマウント台座への変換アダプターが付いているものも多いです。
(フレーム台座がポストマウント以外の種類で、アダプターを噛ませることでポストマウントキャリパーを対応させている)

 

 

そうなると、先ほどの表とは見るものが異なります。

あくまでも「ポスト台座→ポストキャリパー」の表だからです。

 

別の「変換アダプター」を探さなければなりません。注意してください。

 

 

例を紹介します。

 

フラットマウント台座にポストマウント変換アダプター

こちらはグラベルロード。

ローター径160mmですが、ややこしいです。

フラットマウント台座に対してポストマウント変換アダプター(160mm用)を付けている状態。

 

元々のフラットマウントの基準ローター径は140mmです。

フラットマウント用アダプター

フラットマウントはアダプターをかませても160mm径までしか対応しません。

 

 

つまり、この自転車にできるカスタムとして考えられるのは…

【ローター径140mmにサイズダウンしたい】

  • 140mm用の「フラットマウントからポストマウント」への変換アダプターに付け替え
  • 新たにフラットマウントキャリパーを購入し、ダイレクトに取り付ける(今のブレーキは使わない)

【ローター径160mmのまま、フラットマウントキャリパーを購入して使いたい】

  • リアフラットマウントアダプターを購入して噛ませる

 

 

※フラットマウント→ポストマウント変換アダプターについては、こちらの記事をどうぞ。

>>>フラットマウント台座からポストマウントへ【変換アダプター解説】

 

インターナショナルAスタンダードにポストマウント変換アダプター

こちらのMTB↓

ディスクブレーキ ポストマウント

ポストマウントのブレーキが付いていますが…

「フレーム台座はインターナショナルAスタンダード + ポストマウント変換アダプター」 を組み合わせている状態です。

 

フラットマウントの場合と同じように、この自転車でマウントを探す時は「インターナショナルスタンダード」側で探す必要があります。

 

インターナショナルA台座からポストマウントへ 変換アダプター(ノーマルタイプ) インターナショナルA台座からポストマウントへ 変換アダプター(軽量タイプ)

 

※詳しくはこちらの記事で解説中。

>>>インターナショナルA台座からポストマウントへ【変換アダプター解説】

 

【フロント】ポストマウントアダプター ローターサイズ別解説

かける
かける

ようやく前置きが終わりました。(笑)

 

ここから、ポストマウントアダプターのサイズ別解説を行っていきます。

 

基準ローター径140mmのフォークに160mmローターを付ける

軽量ハイグレードタイプ:ISMMA90F180PPC

 

ノーマルタイプ:ESMMAF180PP2

 

基準ローター径160mmのフォークに180/203mmローターを付ける

180mm軽量ハイグレードタイプ:ISMMA90F180PPC

180mmノーマルタイプ:ESMMAF180PP2

 


 

203mm軽量ハイグレードタイプ:なし

203mmノーマルタイプ:ISMMAF203PPA

 

基準ローター径180mmのフォークに203/220mmローターを付ける

203mm軽量ハイグレードタイプ:ISMMA90F203PPM

203mmノーマルタイプ:ESMMAF203PPMA

 


 

220mm軽量ハイグレードタイプ:なし

220mmノーマルタイプ:ESMMAF220PPM

 

基準ローター径203mmのフォークに220mmローターを付ける

軽量ハイグレードタイプ:なし

ノーマルタイプ:ESMMAF220PPL2

 

【リア】ポストマウントアダプター ローターサイズ別解説

かける
かける

次はリア側です。

基準ローター径140mmのフレームに160mmローターを付ける

軽量ハイグレードタイプ:ISMMA90F180PPC

ノーマルタイプ:ESMMAF180PP2A

 

基準ローター径160mmのフレームに180/203mmローターを付ける

180mm軽量ハイグレードタイプ:ISMMA90F180PPC

180mmノーマルタイプ:ESMMAF180PP2A

 


 

203mm軽量ハイグレードタイプ:なし

203mmノーマルタイプ:ISMMAF203PPA

 

基準ローター径180mmのフレームに203/220mmローターを付ける

203mm軽量ハイグレードタイプ:ISMMA90F203PPM

203mmノーマルタイプ:ESMMAF203PPMA

 


 

220mm軽量ハイグレードタイプ:なし

220mmノーマルタイプ:ESMMAF220PPM

 

基準ローター径203mmのフレームに220mmローターを付ける

軽量ハイグレードタイプ:なし

ノーマルタイプ:ESMMAF220PPL2

 

まとめ

最後に、本記事の要点をまとめます。

 

【ポストマウントのローター径の変更に使うアダプター解説】

  • フォーク/フレーム側に設定された「基準ローター径」を確認すること
  • 基準ローター径&使いたいローター径に応じてに、アダプターが変わる
  • 今付いているブレーキがポストマウントでも、元々がポスト台座とは限らない
  • わりとややこしいので、分からなければお店の人に聞いてみるといいと思う

 

というわけで、以上です。

ご覧いただきありがとうございました!

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