- 自転車が盗まれてしまった
- 盗難届を出したいけれど「防犯登録番号」が分からない
- 防犯登録の控えも紛失してしまった
- 登録番号の調べ方があれば教えて欲しい
こんな悩みを解決します。
【この記事で分かること】
- 防犯登録番号が分からない時に取る行動
- お店に電話する前に確認してほしいこと
普段はお客様の防犯登録番号を探す側。自転車整備士の私が解説します!
もし自転車の盗難にあった際、防犯登録番号が分からなければ、本記事の手順に沿って問い合わせてみて下さい。
【盗難届を出す】自転車の防犯登録番号がわからない時の調べ方
結論から言うと、控えを紛失して分からない場合は「買ったお店に聞く」が正解です。
近くのお店じゃなくて“買ったお店”です。他店で登録したものは分かりません。
まずは電話をしましょう。スグ見つかるものではないからです。
防犯登録用紙の保管義務があるため、探せばわかります。
出典:愛知県警察
…例えば愛知県警の案内にも、このように記載があります。
実際にお店で働いていても「警察所で番号が分からなかったので、買ったお店に聞きに来ました」というパターンが多いです。
買ったお店に電話する前に、整理しておいてほしい情報があります。
盗難された自転車の購入時期や特徴などといった“車体情報”です。
中でも最重要なのが「購入時期」です。具体的に[〇年〇月〇日]と分かれば最高ですが、[〇月だったと思う]とかでもいいです。とにかく、購入時期が正確であればあるほど、探す側にとってありがたい。
なぜかというと、防犯登録用紙探しはアナログだからです。
過去数年分の防犯登録が眠る図書館のような倉庫から、たった1枚の、あなたの紙を見つけなければなりません。目視でペラペラめくって確認をします。めっちゃくちゃ大変です。
デジタルデータで保管していれば簡単でしょう。名前で検索したらすぐ出てきます。
でも、たいてい書類で保管されているだけ。
だから、事前に家族などから情報を得るなどして、とにかく「購入時期」を出来るだけ具体的にしてください。
例えば年月日が分かっていれば、特定までそう時間は掛かりません。その日販売した方の書類だけを探せば見つけるわけですから。
恐らく、すぐに返答が貰えるわけではない
というわけで、防犯探しは非常に時間のかかる作業です。
スグ返答できないケースが多いため、お店で直接尋ねるのではなく、電話で問い合わせればOK。
なお防犯登録番号が分かっても、個人情報保護の観点からお店に直接お越し頂き、本人確認をしないと情報をお伝え出来ない場合もあります。注意をしてください。
どうにも防犯登録番号が見つからない場合
どうにも防犯登録番号が分からない場合は、その旨を警察に伝えてください。
一応、なくても盗難届は受理できるそうです。
(…が、防犯登録番号も車体番号も分からないため、捜査のしようがないかなと思いますが)
これ以降の手順は自転車屋ではなく、警察側の指示に従う感じですね。
まとめ
最後に、本記事の要点をまとめます。
【自転車の防犯登録番号がわからない時の調べ方】
- 買ったお店に電話して聞いてみる
- 「購入時期」を出来るだけ具体的に伝えて欲しい
- 防犯登録探しは時間が掛かる場合が多い
- 最悪、なくても盗難届は出せるみたい
というわけで以上です!本記事が参考になればと思います。
あ、もし次に自転車を買った際は「防犯登録用紙」の写真を撮っておくのがオススメです。
中々書類で残している方はいない現状ですが、写真ならずっとスマホの中に入れておけます。