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【シマノ】自転車コンポーネントの互換性チャートの確認方法

シマノコンポ 互換性チャートの確認方法
悩んでいる人
悩んでいる人

自転車のコンポーネントを変えようと思ってシマノパーツを調べているのだけど、「互換性」がよく分からない。

適当にパーツを組み合わせてみても、互換性が無いと使えないでしょ?

 

でも、どのパーツとどのパーツに互換性があるかどうかなんて、分からないよ…。

ぶっちゃけまだ自転車には詳しくないんだよね。

チャレンジとして、コンポ交換をしようと思ってる感じ。

 

どうやったら互換性情報を調べられるの?

分かりやすいサイトがあれば、教えて欲しいなあ。

こんな方にオススメの記事です。

 

 

【この記事で分かること】

  • シマノ自転車コンポーネントで「互換性」を調べる方法
  • 互換チャートの見方
  • シマノ以外のコンポを使いたい時は?
  • パーツごとに知っておくべき知識

 

かける
かける

自転車ショップでメカニックとして働く私が解説します。

 

私のブログでたびたび紹介しているシマノのディーラー向けサイト

今回もその使い方について紹介します。

 

このサイトが自分で見れる(使いこなせる)ようになったら、作業中の問題を自己解決できるようになりますよ。

…とちょっと、本記事を書くにあたっての思いを語らせてください。

 

 

 

読者に対して“結論”を与えるのは簡単です。

食事が無くてお腹が空いて困っている人に、「魚(食べ物)」を差し上げるようなもの。

「このコンポAなら、これが使えますよ」と教えれば、一時的に問題は解決できるでしょう。

 

 

しかし、また別の「コンポB」を触ったときに、「コンポBに使える互換性のあるパーツはどれ?」と同じ疑問が湧きますよね。

知っているのはコンポAのことだけで、コンポBになると全くの無知です。分かりません。

 

 

そう。

“答え”だけを覚えても応用が効かず、真の問題解決能力は向上しません。

 

 

だからこそ私は、当ブログにいらっしゃる熱心な皆さんには「魚(結論)」を与えるのではなく、「魚の釣り方(答えを見つける方法)」をお伝えしたいのです。

 

 

もちろん、結論だけを知るよりも、習得には時間が掛かるでしょう。めんどくさいと思うでしょう。

ただしかし、一度覚えてしまえばどんなパーツを触る時でも、自分で知りたい“答え”にたどり着けるようになるのです。

 

釣り方を一度覚えてしまえば、今後食べ物に困らずに済むということ。

自転車知識で言えば、分からないことを人に頼る必要が無くなります。

 

 

…なんか熱く語ってしまってスミマセン。(笑)

まあそんな意図があって本記事を執筆していきますよ、ということです。

 

是非最後まで見ていただけたら嬉しいです。

 

 

この記事を書いた人
かける

かけると申します。
.
■自転車安全整備士、技士資格保有
■日本一周
■年越し宗谷岬
■ブログ最高月間アクセス数35万PV

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【気になる】街で見かける電動キックボード「LUUP」とは?
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【シマノ】自転車コンポーネントの互換性チャートの確認方法

シマノコンポの互換性を調べるには、シマノの「ディーラーサイト」を使います。

 

なお、サイトは情報量が多いので、スマホではなくてPC推奨です。

【2022年8月追記】シマノディーラー向けサイトのトップページが変わりました。

シマノのディーラーサイトを開く

互換性情報

シマノのディーラー向けサイトを開き、左上の「技術情報」→「互換性情報」をクリック。

※英語になっていたら日本語に変更しましょう。

該当ページをクリック

例えばロードバイクやクロスバイク系のコンポを調べたいなら「ロード、グラベル/アドベンチャー、アーバン コンポーネントの駆動系」をクリック。

MTBなら「MTBコンポーネントの駆動系」ってのがあります。

ロードバイク系互換性情報

 

互換表を開く

例えばロード系チャートなら、こんな感じで出ます。

変速数ごとに分かれているので、取り付けようと思っている段数(コンポのグレード)で探してください。

 

ただ、パーツが無数にあって分かりにくいと思います。

オススメは「(取り付けようと思っている/すでに付いている)STIレバー(シフター)の型番を検索」ですね。

 

表でも先頭に来ているように、シフターは駆動系パーツへの司令塔です。

どのシフター/STIレバーを使うかで、おのずと使える駆動系パーツが決まってきます。

 

これからパーツを決めていく!」というなら、まずはカタログ等を見て決めるといいでしょう。

使うシフターを決めたのち、「シフターの型番」を検索します。

 

 

既にSTIレバー(シフター)が決まっている時は、その型番を検索します。

なお、シマノパーツの型番記載場所はこちらのページを参考にどうぞ。

>>>モデルナンバー記載場所

 

 

例えば、105グレードのSTIレバー“ST-R7000”を使うとしましょうか。

そしたら、先ほどの互換表を開いたうえで「CTRL+F(検索コマンド)」を押し、“ST-R7000”と検索。

すると、該当場所にマーカーが引かれます。

互換表の見方

この黒い線で繋がれたパーツ同士が「互換性あり」ということです。

フロント/リア駆動系共に確認しましょう。

 

※検索窓の▼をクリックすると、次に飛びます。

 

 

 

全てシマノパーツで揃えるなら、少なくともこの表を見て該当するパーツを選べば間違えることはありません。

 

これが基本的な互換表の確認方法となります。

 

今回はSTIレバーで検索しましたが、

「クランクAとフロントディレイラーBは互換性あるのかな?」

「スプロケAとリアディレイラーBは使えるかな?」

みたいなパーツ間の確認ももちろん使います。

 

1(2)世代までのコンポまでは載ってるので、たいていヒットするでしょう。

あまりに古いものはナントか自力で調べるか、自己責任(互換不明)での組付けになりますかね。

 

 

とにかく、パーツの互換性に自信がない時はこの表を確認することです。

自分でコンポ交換をするにあたり新しいパーツを揃えたのに、「互換性が無いから使えない。無駄になる。」というシーンを何度も見てきました。

 

まずは確認。分からなければ調べる。それでも分からなければ、店員さんに聞くなどですね。

シマノ以外のコンポを使いたい時は?

自転車チェーン交換

チャートに載っているのはあくまでも「シマノ」のコンポーネントです。

シマノ以外のコンポを使うとなると、互換性の確認を自分で行う必要があります。

 

シマノ以外を使うとしたら…例えば、

  • クランク
  • ブレーキ
  • チェーン

とかですかね。STI、FD、RDはたいていシマノで揃えると思いますから。

変速段数やスピンドル径などを間違えないようにしましょう。

 

最初は変に挑戦せず、できるだけ「シマノ」で揃えるといいと思います。練習練習。

パーツごとに知っておくべき知識

クランク チェーンリングの取り付け位置

一応、パーツごとに知っておくべき知識をまとめます。

互換性のことや、これから組付ける上での知識や情報です。

 

全て挙げるときりがないので、ミスする人が多い箇所をピックアップ。

ザックリ流し読みをして、知らないところがあれば深く調べる…という感じがオススメです。

STIレバー

  • STIレバーを新品で買うと、シフト/ブレーキのインナー&アウターケーブルは付属してくる。
    別途購入する必要なし。
  • STIレバーを交換するとなると、バーテープの巻き直し、及び全ケーブルの通し直しが必要

フロントディレイラー

リアディレイラー

  • 「SS(短ケージ)」「GS(長ケージ)」という2タイプが存在。
    使うスプロケットの歯数やトータルキャパシティに応じて選ぶ必要がある。間違える人が多い。

チェーン

スプロケット

  • ホイールが、付けたいスプロケットの段数に対応しているか?
  • スプロケット取付時にスペーサーは必要か?
  • <再確認>リアディレイラーのSS/GSは合っているか?
    最大ローギア/トータルキャパシティは超えていないか?

まとめ

最後に、本記事の要点をまとめます。

 

【シマノ 自転車コンポーネントの互換性チャートの確認方法】

  1. シマノのディーラーサイトを開く
  2. 互換性情報を開く
  3. 該当ページをクリック
  4. 互換表を開く
  5. 互換表を確認し、パーツを選ぶ

 

 

本記事では、「ディーラーサイトの使い方」をメインに紹介しました。

最初にも述べましたが、このサイトが使いこなせるようになると、パーツ選びでの困りごとを自分で解決できるようになります。

 

最初は「ちょっと面倒かも…」と思うかもですが、是非チャレンジし、使い方をマスターしてみてください。

きっと、そうしているうちにドンドン自転車知識が身についていくはずです。

 

 

というわけで、以上!

最後までご覧いただきありがとうございました。