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ママチャリのタイヤ交換(車輪脱着)に必要な工具は?【一覧】

ママチャリのタイヤ交換(車輪外し) 必要な工具一覧
悩んでいる人
悩んでいる人

ママチャリ(一般車)の車輪を外してタイヤ交換をしたいと思ってるんだけど、必要な工具って何だろう?

 

初めてやるから、よく分からないんだよね…。

とくに後輪を外すのが複雑で、いろんな工具を使いそう…。

 

  • 何が必要なのか?
  • どのサイズがいるのか?
  • どこに使う工具なのか?

分かりやすく教えてもらえると助かるなあ。

こんな方にオススメの記事です。

 

 

【この記事で分かること】

  • ママチャリの前後タイヤ交換(ホイール脱着)に必要な工具一覧
  • 工具のサイズ
  • どの作業で使う工具なのか?

 

かける
かける

自転車安全整備士の資格を持つ私が解説します!

前輪の着脱は簡単ですが、難しいのが後輪ですね。

 

この記事を書いた人
かける

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【気になる】街で見かける電動キックボード「LUUP」とは?
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ママチャリのタイヤ交換(車輪脱着)に必要な工具は?【一覧】

ママチャリのタイヤ交換(車輪外し) 必要な工具一覧

結論からいうと、このようになります。

 

【前輪】

  • 14mm or 15mmのレンチ
  • マイナスドライバー(ハブキャップを外せればOK)

 

【後輪】

  • 15mmのレンチ
  • マイナスドライバー(ハブキャップを外せればOK)
  • プラスドライバー(チェーンケースを外すなら)
  • チェーン引き(10mmスパナ)

 <バンドブレーキ、サーボブレーキの場合> 

  • プラスドライバー or 8mmスパナ
  • 10mmのスパナ

 <ローラーブレーキの場合> 

  • 10mmのスパナ×2本
  • プライヤー(ワイヤーキャップを外せればOK)

 

 

分かってると思うので割愛しましたが、タイヤの着脱をするなら「タイヤレバー」「空気入れ」も、もちろん用意してくださいね。

 

あと、後輪を外すなら、フレームをひっかけるタイプのスタンドがあると非常に便利です。

無いと、もはや作業が出来ないレベルに不便です…(笑)

 

 

さて、上記の工具はどこに使うのか?

写真を交えつつ、詳しく解説いたします。

ママチャリの“前輪”着脱に必要な工具

ママチャリ

【前輪】

  • 14mm or 15mmのレンチ
  • マイナスドライバー(ハブキャップを外せればOK)

 

ママチャリの前輪を外すのは、とても簡単。

ホイールのロックナットを左右外すだけです。

 

ナットには「ハブキャップ」が付いていることがほとんどでしょう。

手で外そうにも固くて取れないことが多いので、マイナスドバイバーなどを使って外します。

 

ナットが顔を出したら、レンチで外します。

 

サイズは「14mm」か「15mm」。

 

一般的には14mmを使う自転車が多いですが、全てではありません。

中には15mmナットの自転車もありますので、注意しましょう。

 

14mmと15mmのレンチをどっちも持っておけば、間違いなしです。

 

ホームセンターで新しくレンチを買うのであれば、せっかくなら、自転車用の「輪業レンチ」を買った方がいいですよ。

14mm、15mm、どちらも備わっています。

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ラチェット機構もあるし、柄が長くて力が加えやすいし、非常に便利です。

ママチャリいじりには欠かせない必須ツール。

 

ちなみに、15mmは後輪を外す際にも必ず使います。

 

ホイールのロックナットさえ外れれば、ホイールを外すことができ、タイヤ交換可能です。

ママチャリの“後輪”着脱に必要な工具

ママチャリの後輪

【後輪】

  • 15mmのレンチ
  • マイナスドライバー(ハブキャップを外せればOK)
  • プラスドライバー(チェーンケース有/内装ハブの場合)
  • チェーン引き(10mmスパナ)

 <バンドブレーキ、サーボブレーキの場合> 

  • プラスドライバー or 8mmスパナ
  • 10mmのスパナ

 <ローラーブレーキの場合> 

  • 10mmのスパナ×2本
  • プライヤー(ワイヤーキャップを外せればOK)

 

ママチャリのタイヤ交換、ややこしいのが後輪ですよね。

バンドブレーキとローラーブレーキで必要な工具が若干異なります。

作業の順にみていきましょう。

 

後輪の着脱では、最初にブレーキを外します。

 


ママチャリのスタンド

バンドブレーキ/サーボブレーキの場合、必要な工具は以下です。

  • プラスドライバー or 8mmスパナ
  • 10mmのスパナ

 

10mmのスパナでワイヤーをカシメているナットを取ります。

 

次に、ブレーキ本体が止まっているボルトを外していきます。

主に使うのはプラスドライバー。どうにも固い時は8mmスパナを使います。

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なお、裏のナットは共回りしないようになっているので、スパナで押さえる必要はありません。

指で押さえつつ、プラスドライバーで緩めればOK。

 

ボルトが二本あると思うので、上のボルトはゆるゆる状態になるまで緩めます。

下のボルトは完全に抜き取りましょう。すると、ブレーキワイヤーと金具がボロンと取れるはずです。

 


 

次に、ローラーブレーキの場合。

まず、プライヤーを使ってブレーキワイヤーのキャップを取ります。

 

あとは

  • ブレーキワイヤーをカシメているナット
  • ローラーブレーキ本体を固定しているボルト

この2か所を、それぞれ10mmのスパナを使って外します。

 

ママチャリでは8,9,10mmのY字ボックスレンチがあると便利です。

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なお、ブレーキ本体を固定しているボルトナットは、共回りします。

10mmのスパナの2本使い、裏を抑えながら、表から緩めましょう。

 

プラスドライバーでもいいですが、固くて回らないことが多いです。

 


 

ブレーキが完全に開放出来たら、次にホイールのロックナットを外していきます。

 

使う工具は2つ。

  1. マイナスドライバー(など)…ハブキャップ外す用
  2. 15mmレンチ…ロックナットを外す用

 

ハブキャップを外し、ホイールのロックナットを緩めます。

 

なお、内装ハブを使っている場合は、プラスドライバーでベルクランクカバー取り、シフトワイヤーを外しておく必要があります。

シフトワイヤーを外す時は、ギアを「1(ワイヤーを張っていない)」にし、ベルクランクを手で押してプッシュロッドを引っ込ませた状態で、ワイヤーの頭を上に引っ張り逃がします。

「V字」の切込みからワイヤーが外れればOK。抜き取りましょう。

 

 

次に、チェーン引きを緩めます。チェーンがたるむくらいでいいです。

ママチャリのチェーンケース

ナットドライバーがあるとやりやすいですが、10mmのスパナがあれば、何とか作業はできます。

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チェーンが緩んだらチェーンを落とすのですが、フルチェーンケースがあるとできませんので、プラスドライバーでボルトを緩めて外しておきましょう。

 

クランク側のチェーンを落とし、リアスプロケット側のチェーンを落とせば、引っ張るだけで後輪を外すことができます。

 

なお、外装変速を用いたママチャリの場合、チェーン引きはありません。

同様にブレーキを外し、ナットを外し、ギアをトップ(一番重いギア)に入れた状態で後輪を引っ張るだけで外れます。

動画で確認する

 

作業を動画でも確認したい方は、こちらが参考になります。

なお、この自転車は「ローラーブレーキ」ですね。

 

 

初めて作業する時は、分解する前や分解を1つ行うたびに、写真を撮っておくといいですよ。

「元々どんな状態だったのか?」が分かるので、元に戻せなくなることを防ぎます。

 

私もそうでしたが、「取付の順番が分からなくなる」のはあるあるですね。

荷台、泥除け、スタンド、ベルクランク…どこがどれだっけ?ってなります(笑)

 

 

「地面に近い順に付けていく!」と覚えると、分かりやすいかなと。

 

チェーン引きを軸に付けてホイールをはめたら…

  1. スタンド
  2. (内装変速の場合:ベルクランク、半ドライブ側にナット)
  3. (外装変速の場合:ディレイラーガード)
  4. 泥除け
  5. 荷台
  6. ワッシャー
  7. ナット

基本、この順番です。

フレームに対して「1」が内側、「7」が外側になります。

 

ただ中には、どこかにワッシャーがあったりする自転車もあるので、分解時に覚えておくことです。

まとめ

最後に、本記事の要点をまとめます。

 

【ママチャリのタイヤ交換(車輪脱着)に必要な工具は?<一覧>】

[前輪]

  • 14mm or 15mmのレンチ
  • マイナスドライバー(ハブキャップを外せればOK)

 

[後輪]

  • 15mmのレンチ
  • マイナスドライバー(ハブキャップを外せればOK)
  • プラスドライバー(チェーンケースを外すなら)
  • チェーン引き(10mmスパナ)

 <バンドブレーキ、サーボブレーキの場合> 

  • プラスドライバー or 8mmスパナ
  • 10mmのスパナ

 <ローラーブレーキの場合> 

  • 10mmのスパナ×2本
  • プライヤー(ワイヤーキャップを外せればOK)

 

最初にも言いましたが、工具を揃えるのはもちろんですが、「メンテナンス台」がないと何とも作業がしにくいです。

後輪を外すなら、必ず用意しましょう。

 

少しでも参考になれば幸いです。

ご覧いただきありがとうございました!

 

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