自転車の空気って、どのくらいの頻度で入れたらいいんだろう?
何ヶ月に1回?何週間に1回?
目安として覚えておきたいから、教えて欲しいなぁ。
こんな方にオススメの記事です。
【この記事で分かること】
- 自転車の空気を入れる最低頻度
- 何カ月に一回か、何週間に一回か
- 空気が減りすぎるとどうなるのか
- 自転車に乗らなくても空気を入れる必要はあるのか
自転車ショップで働く私が解説します!
自転車の空気は何ヶ月に一回入れるべき?【最適な頻度は…】
空気を入れる頻度は、自転車の種類によって異なります。
- 一般的な自転車(ママチャリ)
→1ヵ月に一回 - スポーツバイク
→2-3週間に一回
およその目安はこんな感じ。
最低これぐらいの頻度で入れておけば、「空気が減りすぎている状態」は避けられるでしょう。
もちろん、もっと細かくメンテナンスをしたい方は、頻度を上げてOK。
- ママチャリなら2週間に一回
- スポーツバイクなら1週間に一回(サイクリングで使うときは、そのたびに入れる)
これくらいが理想です。
でも、「この頻度で空気を入れるのは大変…」という方がほとんどでしょうから、先に紹介した“最低限の頻度”さえ守ってもらえたらなと思います。
乗っていなくても、空気は減るの?
よく、こんな質問をされます。
自転車にあまり乗らなくても、空気を入れる必要ってあるの?
空気って勝手に減っていくの?
はい、空気を入れる必要はあります。
おっしゃるとおりで、空気は徐々に自然と抜けていくものだからです。
これは、決してパンクしているのではなく、当たり前の現象。
だから、「自転車に乗った・乗らなかった」にかかわらず、最低限の頻度以上は空気を入れましょう。
なお、自転車を長期間放置する時も、定期的に空気を入れるほうがいいですよ。
空気がないまま放置していると、タイヤが悪くなりますから。
ゴムが変形したり割れたりして、交換が必要になってしまう。
乗ってないのに、です。もったいないですよね。
改めて、どんな時も空気は入れておきましょう。
空気を入れないと、絶対にパンクする
空気がない状態で走ってしまうと、必ずいつかパンクします。
運ではなく、必然的に。
空気が少ないことで起こるパンクは主に3種類あります。
- リム打ちパンク
- 摩耗パンク
- バルブの根元折れパンク
これらの詳しい説明は省きますが、とにかく「空気さえ入れていれば、ほとんど防げるパンク」です。
逆に空気を入れていないだけで、時限爆弾のようにいつかパンクするのです。
月に一回、5分もかからない「空気を入れ」をするだけでパンクを防げるのに、もったいない。
この記事を見た方は、これから定期的に空気を入れる癖をつけましょう。
まとめ
最後に、本記事の要点をまとめます。
【自転車の空気を入れる頻度は?】
- 一般的な自転車(ママチャリ)
→1ヵ月に一回 - スポーツバイク
→2-3週間に一回
最低限、この基準は守りましょう。
空気を入れなかったことでパンクしても、完全に自己責任です。