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通勤通学は「ロードバイク」か「クロスバイク」どっちがいい?

通勤通学はクロスバイクかロードバイクか
悩んでいる人
ロードかクロスか悩む人

これから自転車通勤・通学を始めようと思ってるんだけど、どんな自転車がいいのかな?

 

ちょっと調べてみたら「クロスバイク」か「ロードバイク」がよさそうだった!

 

どっちにしたらいいのかなあ?

迷うな~。

 

こんな方にオススメの記事です。

 

【この記事で分かること】

  • 通勤・通学にはロードバイクかクロスバイクのどちらを選べばいいのか
  • その具体的な理由
  • オススメなクロスバイク3選ぶ

 

例外として・・・

  • 休日はサイクリングにも使うという方
  • 通勤・通学距離が15km以上の方

の選び方について

自転車ショップで働く私が、解説します。

 

通勤・通学でよく使われるのが、クロスバイクとロードバイクです。

 

値段も見た目も異なるこの2種類で、どちらを選んだらいいかと悩む人が非常に多いです。

そこで今回は、「通勤・通学」を用途に使う方に焦点を絞って、「どちらを選べばいいのか?」「なぜそうなのか?」を解説していきたいと思います。

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通勤・通学には「ロードバイク」か「クロスバイク」どっちがいい?

通勤通学はクロスバイクかロードバイクか

結論から申し上げると、「クロスバイク」がオススメです。

 

その理由が4点あります。

  1. 走行性能は求めていないから
  2. 拡張性が高いから
  3. 放置する時間が長いから
  4. より楽に乗れるから

 

詳しく解説します。

走行性能は求めていないから

ジャイアントのロードバイクに乗る人

クロスバイクをオススメする一番の理由が「走行性能は求めていないから」です。

 

ロードバイクは走行性能が高い分、価格も高いわけですが、通勤・通学に走行性能は求めないので、クロスバイクでOK

 

具体的にどういうことか。

 

そもそも、ロードバイクとクロスバイクの違いって知ってますか?

 

ざっくりいうと、

  • クロスバイク⇒街乗り向け
  • ロードバイク⇒スポーツ、競技として、より速く走りたい人向け

の自転車です。

 

つまり、ロードバイクは競技志向の自転車

 

ゆえに、

  • パーツ剛性が高く(たわみが少なく)、踏み込んだ力を無駄なく推進力に変えれたり
  • パーツがとても軽くより軽やかに自転車が漕げるようになったり
  • 抜群の変速性能を持ち、「コンマ数秒」の反応の遅れもないようにしたり
  • 機材抵抗が少なくより軽い力で走れるようになったり

ということが重視されます。

 

より速く、より楽に、より遠くに」走ることを目的に作られた自転車がロードバイクです。

 

そのために、一言でいうと「良いパーツ・良いフレーム」が使われています。

だから、値段が高い。

 

ところで、通勤・通学に、今言ったロードバイクのような走行性能って必要でしょうか?

 

・・・いらないですよね。

だって、レースをするわけではないのですから。

 

「ママチャリより軽く、楽に漕げて、適度なスピードがでる“足”が欲しい」くらいのイメージだと思うので、第一に走行性能は求めていないはずです。

 

むしろ通勤通学に求められているポイントは、

  • いかに壊れないか
  • 維持費の安さ
  • パンクしないかどうか
  • 実用性

などだと思います。

 

だから、通勤・通学で使うには“無駄に”走行性能が高く、その分価格も高いロードバイクは必要ありません

 

街乗り、チョイ乗りに最適な、クロスバイクがオススメです。

拡張性が高いから

日東キャンピーの見た目

クロスバイクは拡張性が高いので、通勤・通学にピッタリです。

 

拡張性が高いというのは、使い方に応じて自転車をカスタムしやすいということです。

ロードバイクもクロスバイクも、標準装備は何もついていないので、必要に応じて取り付ける必要があります。

 

例えば、

  • 泥除けを付けて、水が飛び散らないようにする
  • 荷台を付けて、重たい荷物を載せられるようにする
  • キックスタンドを付けて、気軽に駐輪できるようにする
  • カゴを付けて、軽い荷物を運べるようにする

など。

これらを取り付けるためには、自転車側に「取り付けられる構造があるか」が重要

具体的に言うと、ダボ穴やブレーキ台座がそれにあたります。

 

クロスバイクの場合は拡張性が高いため、基本的に例のようなカスタムが可能です。

しかし、ロードバイクはそうではありません

 

先ほども言った通り「走りに特化した自転車」であるため、無駄な構造は省かれているんですね。

少しでも軽くするためです。

 

なので、ロードバイクを通勤で使いやすいようにカスタムしようと思っても、「できない」あるいは、「できるカスタムが限られて」しまいます。

 

サイクリングを目的にロードバイクを買うなら問題ないのですが、日常生活の足として使う自転車には、使いやすさも重要なポイントでしょう。

 

ですので、実用性と必要十分な走行性能を持ち合わせたクロスバイクが、通勤・通学には最適です。

放置する時間が長いから

ABUS(アブス)の鍵

使用用途が「通勤・通学」なので、乗っている時間よりも駐輪している時間の方が長いですよね。

目を離している時間が長いので、盗難が心配です。

 

ですので、比較的高価なロードバイクよりは、クロスバイクの方が都合がいいと考えました。

 

例えば、あなたが自転車の窃盗犯だったとします。

人目の全くない場所に、鍵のかかっていない

  1. クロスバイク
  2. ロードバイク

の二台があったとしましょう。

 

どちらも盗難をする上での難易度は変りません。

 

そんなシチュエーションがあったら、あなたならどちらを狙いますか?

クロスバイクより高価なロードバイクを狙うのは当然ですよね。

 

「ロードバイク=高価」というのが一般に認知されているので、長時間放置するには盗難のリスクが高すぎます。

 

なので、比較的安価なクロスバイクの方が安心なのではと考えました。

 

もちろん、盗まれてしまう確率は0ではありません。

なので、しっかりとした盗難対策は必要です。

より楽に乗れるから

スーツで自転車通勤する人

楽に乗れるクロスバイクの方が、通勤・通学には適しています。

 

楽に」を深堀りすると、この二点から楽に乗ることができます。

  1. 乗車姿勢
  2. タイヤの太さ

 

それぞれ説明します。

乗車姿勢

クロスバイクはロードバイクに比べて、乗車姿勢が楽です。

 

上体が起きているので、ママチャリと同じような感覚で乗ることができます。

なので、乗車姿勢が「辛い」と感じる人はいないでしょう。

 

対してロードバイクはどうか。

 

クロスバイクに比べ、乗車姿勢がキツいです。

それはなぜか。

 

何度も言いますが、ロードバイクは“走るため”の自転車です。

「より速く走るため」には、空気抵抗を減らし、なるべく風を切って走ることが望ましいです。

 

そのため、

  • 「つ」のような形をしたドロップハンドルになっていて、深い前傾姿勢がとれるようになっていたり
  • そもそもフレーム設計が違うので、クロスバイクより乗車姿勢がキツかったり

します。

全てが「走り」のために作られた自転車だからです。

 

なので、普段乗りで使うのであれば、楽に乗れるクロスバイクの方がオススメですね。

タイヤの太さ

クロスバイクはロードバイクよりもタイヤが太めなので、走行が安定して楽です。

ロードバイクのような細いタイヤの場合、特に低速時にフラフラします。

 

速度が出ていればあまり気にならないのですが、そもそも街中を走る時ってスピードを出すことができないですよね。

 

なので、街中を走ることに適したクロスバイクの方がオススメ

楽に安定して走れる太いタイヤを使っているからです。

ロードバイクを使った方がいい場合も

エントリーロードバイク

以上の理由から、通勤・通学で使うならクロスバイクがオススメです。

しかし、例外的にロードバイクを選んでいい時もあります。

 

それはどんな方か。

  • 通勤だけじゃなく、休日はサイクリングにも使いたい方
  • 通う距離が片道15km以上の方

は、ロードバイク選んでもいいでしょう。

 

スポーツとして乗るなら、長距離乗るなら、ロードバイクの方が向いているからです。

 

ただ、この時に選ぶロードバイクは「エントリーロード(8~10万円)」でOK。

 

高いモデルを買う必要はありません。

 

理由はさっきと一緒で、「走行性能を第一に求めていないから」です。

 

サイクリングに使いたい方でも、メインは通勤ですよね。

通勤ではほぼ毎日使いますが、サイクリングを毎週行うとは限らないでしょう。

 

通う距離が長いからロードバイクを使う方でも、別にレースのような走りをするわけではないですよね。

 

だから、エントリーロードでOK。

もっと具体的に言えば、リア8段変速のロードバイクがオススメです。

 

なぜなら維持費(ランニングコスト)が安いから。

 

変速段数が上がるにつれてグレードがあがり、それに比例してパーツの値段も高くなります。

 

ロードバイクの中で一番グレードの低い8段変速なら消耗品の値段も安いですし、パーツが壊れてしまった時の交換費用も安く済みます。

 

 

参考までに、現在ロードバイクで主流の「11段変速のパーツ(105グレード)」と、「8段変速のパーツ(CLARISグレード)」で比べてみましょう。

パーツ名 8速 11速
チェーン

CN-HG40:1546円

(寿命:約4-5000km)

CN-HG601:3641円

(寿命:約3000km)

リアディレイラー RD-R2000:2582円 RD-R7000:5335円
STIレバー ST-R2000:15400円 ST-R7000:23450円

 

このように、全然価格が違ってきます。

11段変速のパーツは競技指向の性能を持っているので、その分高い。

 

中にはチェーンのように、実は8速よりも消耗スピードが速い(寿命が短く、交換スパンが早い)にもかかわらず、値段が倍以上するパーツもあります。

 

別に走行性能を求めていない通勤・通学に、「性能の良いパーツ」って必要ないですよね。

なので、通勤・通学で使うロードバイクを使うなら、8段変速のモデルでOK。

 

趣味で本格的にロードバイクを楽しみたい」というのなら、新しくもう一台買って使い分けをするといいでしょう。

オススメのクロスバイク3選

では、具体的に「通勤・通学にオススメなクロスバイク」を3つ紹介したいと思います。

 

個人的にオススメなのが、

  1. ジャイアント エスケープR3
  2. ジオス ミストラル
  3. トレック FX2

です。

ジャイアント エスケープR3

ジオス ミストラル

 

私自身も詳しくレビューしています。本当にオススメ。

トレック FX2

まとめ

本記事の要点をまとめます。

【通勤・通学には「クロスバイク」がおすすめ!】

なぜかというと・・・

  1. 走行性能は求めていないから
  2. 拡張性が高いから
  3. 放置する時間が長いから
  4. より楽に乗れるから

クロスバイクの方が、用途に適した自転車と言える!

 

ただ例外もあって・・・

  • 通勤だけじゃなく、休日はサイクリングにも使いたい方
  • 通う距離が片道15km以上の方

は、ロードバイクを使ってもいいでしょう。

 

しかし、グレードの高いロードバイクは通勤・通学で使うにはもったいないので、「8段変速」のモデルがおすすめ

 

この記事ががあなたの自転車選びにとって参考になれば幸いです。

ご覧いただきありがとうございました。

よくある質問

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