マイクロシフト製の変速機って、シフトインナーワイヤーは普通にシマノのが使えるのかな?
それとも「マイクロシフト純正」みたいなのがあったりする?
よく分からないから教えてほしいなあ。
こんな方にオススメの記事です。
【この記事で分かること】
- マイクロシフト製変速機に使えるシフトインナーワイヤー
- (マークローザなど)一部のグリップシフトはカンパ用シフトワイヤーを使う
自転車ショップで整備をする中で「あれ?このマイクロシフトの変速機にはシマノのワイヤーが入らないぞ?」となったことがありました。
そんな経験をもとに、もしかすると同じように困っている方もいるかもと思い、本記事を作成しました。
よければ参考にしていただけると嬉しいです。
【注意】マイクロシフト製変速レバーに使えるシフトインナーワイヤー
結論から言うと…
基本的にマイクロシフト製のシフター(変速機)には、シマノタイプ=“普通”のシフトインナワイヤーが使えます。
ただ、中にはカンパニョーロ用のシフトワイヤーを使うシフターもありますので、後ほど紹介しますね。
マイクロシフト製のシフターは、色々な種類がありますよね。
- ロードバイクについているようなデュアルコントロールレバー型
- クロスバイクやマウンテンバイクについているラピッドファイア型
- 一般車やスポーツタイプの自転車についているグリップシフト型
どのタイプにしても、基本的には普通のシフトインナーワイヤーを使えばOK。
一番安いケーブルは素材がスチールで錆びやすいので、下から二番目のSUSケーブルが手ごろで使いやすいです。
【注意】DS/DNシリーズのグリップシフトはカンパ用シフトワイヤーを使う
で、例外としてカンパ用のシフトワイヤーを使うのが、「DS」「DN」シリーズのグリップシフトです。
DS、DNは型番になります。
この情報源はマイクロシフト本国のサイトに記載がありまして…
というわけです。
実際に調べてみると、以下のモデルが出てきました。
これらがカンパ用シフトワイヤーを使うので、注意しなければなりません。
私が触った車種は何だったかと記憶をたどっていたら、
確かブリヂストンの「マークローザ7S」だったと思います。
調べてみたところ、リペアパーツとしている出てるシフターは型番が「DS」でした。
現行モデルがどうかは分かりませんが、やはり使われていた時代があったようですね。
もしマイクロシフト製のグリップシフトのワイヤー交換をする際に、タイコ部分が大きくて「あれ、シフトワイヤーが入らないぞ?」と思ったら、この可能性を疑ってみてください。
まとめ
最後に、本記事の要点をまとめます。
【マイクロシフト変速機に使えるシフトインナーワイヤー】
- たいていシマノ用の普通のシフトインナーワイヤーが使える
- グリップシフトの「DN」「DS」シリーズはカンパ用のシフトワイヤーを使うので注意
- ↑にシマノ用のワイヤーを入れようとすると、頭が大きくて入りません。
というわけで以上です。
すごくマニアックな情報かもですが、誰かのお役に立てば幸いです。
ご覧いただきありがとうございました。