施設の駐輪場や自転車屋さんに、「自動空気入れ(エアコンプレッサー)」が置いてあるのを見るけど、どうやって使うのだろう?
お店の前だと、人目を気にして長時間説明を見ていられなかったりするんだよね…。
自動空気入れが使いこなせたら便利だろうから、使用手順を詳しく教えて欲しいなあ。
こんな方にオススメの記事です。
【この記事で分かること】
- 自動空気入れエアコンプレッサーの使い方
- 空気を入れるまでの具体的な手順
- どのくらいまで空気を入れたらいいのか
- “ピー”と音が鳴る時について
初心者の方に向けてわかりやすく解説します。
※本記事はママチャリ(一般的な自転車)に乗っている方へ向けた記事です。
自転車の自動空気入れ(エアーコンプレッサー)の使い方解説
結論からいうと、空気入れが完了するまでの手順はこのようになります。
- バルブキャップ(空気を入れるところの黒いフタ)を外す
- エアーコンプレッサーを握り、バルブに押し当てる
- 空気を入れる
- バルブキャップを閉めて完了
…といっても、これだけでは分からないでしょう。
詳しく解説します。
バルブキャップ(空気を入れるところの黒いフタ)を外す
まず最初に、自転車の空気を入れる所(バルブ)にある「黒いキャップ」を外してください。
軽くつまんで左に回すと外れます。
注意点として、銀色の部分は一緒に回さないでくださいね。
ここが緩むと、勢い良く空気が抜けてしまいますから。
キャップだけをつまみましょう。
エアーコンプレッサーを握り、バルブに押し当てる
エアコンプレッサーを握り、一度裏返してみてください。
おそらく写真と同じような形をしているはず。(若干違うかもですが、システムは同じ)
中央にある細い“棒”を、空気入れの「穴」に入るようセットしましょう。
空気を入れる
セット出来たら、下方向へグッと押すと、自動で空気が入ります。
ここで注意点がありまして、エアコンプレッサーは勝手に空気が止まるわけではありません。
手を離さなければ、空気を入れ続けてしまいます。
満タンになったら空気が止まるわけではないので、要注意。
ですから、
の作業を何度か繰り返しましょう。
目安としては、タイヤを親指でぐっと押し込んだときに少しヘコむくらいが適切な空気圧です。
…というと、たいていこんな質問をされます。
「少しへこむ」って、どのくらい!?
「グッと押し込む」って、力加減は!?!?
その気持ちよく分かります。
目安が抽象的で、あいまいですよね。
でもこれは、具体的に説明するのが非常に困難なのです。
なぜなら、英式バルブ(ママチャリの空気入れ)は、メーターを使って具体的な空気圧の数値を計測できないから。伝えられないからです。
なのでまあ、そこそこ空気が入っていればいいですよ(笑)
あまりにも「ぷにぷに」じゃなければ大丈夫。
一般人の感覚からすると、「結構硬いな」くらいが適切な空気圧かなと思います。
どうしても「適切な空気圧がどのくらいか」を知りたい時は、自転車店へ持ち込んで空気を入れてもらうと良いでしょう。
店員に空気を入れてもらった後、自分の手でタイヤの硬さを確認し、感覚を掴むのです。
バルブキャップを閉めて完了
空気を入れ終わったら、外したキャップを元に戻して完了です。
「なんだ、これだけか」ってくらい、簡単だったのではないでしょうか?
空気入れの頻度
ママチャリ(一般自転車)の場合、「月に一回」程度空気を入れればOK。
もちろん、それより頻度が高い分には問題ありません。
逆に、一カ月以上間隔があいてしまうと、問題が起こる可能性が高くなってきます。
具体的に言えば、「パンクのリスクが非常に高くなる」のです。
月に1回を目安に、空気を入れましょう。
まとめ
最後に、本記事の要点をまとめます。
【自動空気入れ(エアーコンプレッサー)の使い方手順】
- バルブキャップ(空気を入れるところの黒いフタ)を外す
- エアーコンプレッサーを握り、バルブに押し当てる
- 空気を入れる
- バルブキャップを閉めて完了
一回やれば、覚えられるはず。難しいことはありません。
施設に寄ったとき、自転車屋の前を通ったときなど、月に一回でいいので空気を入れる習慣を付けましょう。