【免許不要に!】電動キックボード「LUUP(ループ)」の始め方
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【上げ方/下げ方】自転車サドルの高さを変える方法〈レバーの回し方〉

サドルの高さ 上げ方
悩んでいる人
悩んでいる人
  • 自転車のサドルの高さを変えたい
  • サドルの上げ方を知りたい、下げ方を知りたい
  • レバーをどっちに回すか知りたい

こんな悩みに答えます。

 

 

【この記事で分かること】

  • 一般的な自転車のサドルの高さを調整する方法(上げ方、下げ方)
  • レバーを回す方向
  • レバーが固くて緩まない時の対処法
  • サドルを目いっぱい高くする時の「限界線」について
この記事を書いた人
かける

かけると申します。
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■自転車安全整備士、技士資格保有
■日本一周
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かける
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自転車整備士の私が解説します!

本記事を見れば、サドルを好みの高さに変えられますよ。

 


「サドルの高さを変えたいけど、レバーをどう動かしたらいいのだろう…?」とお悩みではありませんか。

実際に自転車店で勤務する中で、何度も聞かれてきた内容です。

 

サドルの高さ調整は、覚えてしまえば電池の交換と同じくらい簡単。

でも誰しも初めは戸惑いますよね。今は自転車整備士をしている私も、学生の頃はよく分かっていませんでした(笑)

 

本記事を見れば、中高生や女性の方でも自分で高さ調整ができるようになります。

是非参考にしてみて下さい。

【気になる】街で見かける電動キックボード「LUUP」とは?
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【上げ方/下げ方】自転車サドルの高さを変える方法〈レバーの回し方〉

サドルの高さ 上げ方

かける
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結論から言うと、サドルの高さを変える方法は下記の通りです。

(上げ方も下げ方も流れは一緒。)

 

【サドルの高さを変える方法】

  1. レバーを握り、反時計回りに緩ませる
  2. 高さを調整し、固定したい位置で“真っ直ぐ”持っておく
  3. レバーを握り、時計回りで締め、ガッチリ固定する
  4. サドルの鼻を拳で叩き、簡単にズレないか確認

 

文字で書いてもたった4ステップで終わります。これだけ。

分かりやすいよう画像を使って解説していきますね。

レバーを握り、反時計回りに緩ませる

ママチャリのサドル

かける
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まずはサドルの固定を緩めます。

 

座面の下部にレバーがありますので、確認しましょう。

 

 

 

 

ママチャリのサドルの棒

↑こんなレバーがあるはずです。

一般的なママチャリや折り畳み自転車、20インチ以上の子供車も基本的に同じ作りです。

 

【補足】

  • 20インチ未満の幼児車はレバーの無いタイプが多く、サドルの調整には「13か14mmのレンチ」を使います。
  • スポーツタイプの自転車もレバーが無いことが多く、調整は主に「4mmか5mmの六角レンチ」を使います。

 

 

 

サドルを緩める

↑レバーを握り「反時計回り(左回転)」に力を加え、緩めましょう。サドルがぐらぐら動くようになるまで左回転で緩めます。

なお、ここは強く固定されています。結構な力が必要です。「全然緩まないんだけど…」という場合は男性に手伝ってもらうか、買った自転車屋に持って行くとイイです。

 

 
かける
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「固すぎる!締めすぎでしょ!誰でも調整できるように緩くしておくべき!」と、以前高齢女性から御叱りを受けたことがあります。

 

確かにそう思うかもしれませんが、これはどうしてもサドルを固定する上で必要なトルク(力加減)です。緩い状態では安全に固定できません。ご理解ください。

高さを調整し、固定したい位置で“真っ直ぐ”持っておく

ママチャリのサドルの高さ調整

かける
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レバー(固定)が緩まったら、サドルが上下に調整できるようになります。

「上げたい」「下げたい」…好みの位置に高さを調整しましょう。

 

 

【注意】

なお、高さには限界があります。

これ以上は上げてはダメ!という“限界線”が存在します。守らないとフレームが曲がる恐れがあり危険。後ほど詳しく説明します。

 

 

ママチャリのサドルの位置合わせ

高さが決まったら、片手でサドルを支えてキープ。

そして固定する前に必ず「サドルがフレームに対して真っ直ぐか」を確認します。

 

かける
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サドル後方から見たとき、「サドルの先端がフレームと一直線」になればOKです。

レバーを握り、時計回りで締め、ガッチリ固定する

サドルを締める

左手でサドルを持ち「任意の高さ」「フレームと一直線」の位置で保持しつつ、右手でレバーを締めていきます。

 

かける
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締める時は「時計回り(右回り)」です。

ネジやペットボトルのキャップと一緒ですね。

 

レバーの位置によって力が加えにくなります。適宜位置をずらしながらグイグイ締めていきましょう。レバーは水平方向に位置を変えられます。

サドルの鼻を拳で叩き、簡単にズレないか確認

かける
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【サドルの固定力】

 

「レバーをどこまで締めるか?」という、力加減について解説します。

 

レバーがある程度固くなってきたら、サドルの先を横方向からグーパンチで2-3回力を加えてみてください。(太ももをマッサージする時くらいの強さです。)

 

サドルが動かないか確認

【固定力の確認】

  • サドルを叩くとズレる:まだレバーの締め付け不足。さらに締め直し、再チェック。
  • サドルを叩いてもズレない:固定力は適切です。乗っても大丈夫。

 

サドルがしっかり固定されていないと、走行中にズルッと下がるので非常に危険です。冗談抜きで事故になります。

実際、自転車の整備士試験でも「サドルの固定力」がチェックポイントの一つ。簡単に動いてはいけないのです。だから「結構固いな」と思うくらい締め付ける必要があります。

【上がらない?】サドルが錆びて動かない時は…

ママチャリのサドルの高さ調整

悩んでいる人
困った人

【よくある問題】

  • 力のある人がやってもレバーが全然動かない。
  • レバーは緩まったけど、サドルが全然上下に動かない。ビクともしない。

 

 

かける
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【解決方法】

 

主に「サビ」によって、レバーやサドルが動かなくなることがよくあります。

 

そんな時は一旦オイルを注して様子見です。錆びて固まったサドルの棒やレバーに浸透させ、動きを良くします。

使うオイルは「ラスペネ」がオススメです。

 

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レバー部及びサドルの棒(フレーム内に浸透するように)に対してオイルを吹きかけます。

5分ほど置いて再度トライ。ダメならもう2-3回繰り返します。

 

オイルがうまく効いてくれればヌルッと軽く動くようになるはず。

どうにも動きそうにないなら自転車屋さんで見てもらいましょう。

【要注意】サドルの高さは限界がある

かける
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サドルを上げる時の「高さ」には限界があることをご存知ですか。

 

自分で高さを調整した方ですと、このルールを無視して上げてしまっている方がよくいます。最悪自転車のフレームが曲がって使い物にならなくなるので要注意です。

 

 

サドルの高さを上げていくと、だんだん棒が出てきますよね。

ある一定のところまで出てくると、こんな点線→(|||||)が見えてくるはずです。

ママチャリのサドルの限界線

↑これが「サドルの限界線」でして、絶対にこれ以上上げてはいけません。

点線の位置が上げられる最大の高さです。印が見えたら上げるのはストップ。

 

子供用の自転車、ママチャリ、スポーツ自転車…どのタイプでも必ず書いてあります。必ず守りましょう。

 

【補足】

限界線までサドルを上げても「まだまだ高さが低い」と感じるなら、その自転車はもう小さくなっている可能性が高いです。より大きな自転車に買い替えましょう。

まとめ

最後に、本記事の要点をまとめます。

 

【【上げ方/下げ方】自転車サドル(いす)の高さを変える方法】

  1. レバーを握り、反時計回りに緩ませる
  2. 高さを調整し、固定したい位置で“真っ直ぐ”持っておく
  3. レバーを握り、時計回りで締め、ガッチリ固定する
  4. サドルの鼻を拳で叩き、簡単にズレないか確認

  • 錆びて動かない時はオイルを吹いて様子見
  • サドルの高さには限界がある

 

かける
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というわけで以上です。

 

「実はレバーを緩めて、調整して、締め直すだけ!」という簡単な作業で調整は可能。慣れれば一分も掛かりません。

 

本記事によって、お役に立てればと思います。最後までご覧いただきありがとうございました!

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