これから長期間自転車に乗らなくなるんだけど、どうやって保管したらいいかな?
大切な自転車だし、なるべく綺麗な状態を保ちたいんだよね。
オススメのカバーとか、保管する上での注意点とかあれば、教えて欲しい!
こんな方にオススメの記事です。
【この記事で分かること】
- 長期間自転車に乗らない時の保管方法
- オススメの自転車カバー
- 放置する上での注意点
- 劣化から守るコツ
- 次に使うまでなるべく綺麗な状態で保つ方法
長期間自転車に乗らなくなることって、ありますよね。
例えば、この記事を書いている現在は11月ですが、「寒い時期は他の移動手段を使う」という方もいるでしょう。
何も対策をせずに放置してしまうと、次に使いたいと思った時、「サビサビのボロボロになってしまっていた・・・」なんてことも。
そこで、来期まで美しい状態の自転車で保てるよう、長期間の保管方法について解説します。
長期間自転車に乗らない時の保管方法
やはり、屋内保管がベスト
長期間自転車に乗らない時は、保管方法に注意しましょう。
やはり、「屋内保管」が望ましいです。
なぜなら、“屋外”保管は自転車が劣化しやすいから。
例えば、よくある症状がこちら。
特に厄介なのが、サビですね。
サビによる影響って、「見た目が悪くなる」ことだけじゃありません。
サビによって抵抗が増えることで、各所の動きが悪くなるんですね。
具体的にはこうです。
- チェーンが錆びて、漕ぐのが重たくなった
- ワイヤーが錆びて、ブレーキを握るのが重くなった
- ワイヤーが錆びて、シフトチェンジが重たくなってしまった
- ホイールやペダルの回転が渋くなった
そう、劣化した自転車やパーツは、走行性能や安全性を低下させることにつながります。
なので、自転車はなるべく屋内保管するようにしましょう。
屋外保管なら「自転車カバー」をかけよう
とはいえ、出来ない方もいますよね。
- 部屋が狭くて、自転車の置き場所なんてない
- マンションの駐輪場に止めている
屋内保管なんてできないよ。。。
そういう方は、自転車カバーをかけて保管するようにしましょう。
きちんとカバーをかぶせることで、ほこりが付きにくくなったり、雨に濡れにくくなったりしますから、劣化のスピードを抑えることができますよ。
オススメの自転車カバーはこちらです。
手に取りやすい価格と、評価の高さから選びました。
コスパのいい商品です。
とはいえ、中には「100均ので良くない?」と思う方もいるでしょう。
一回使ってみると分かりますが、やめた方がいいです。
あまりにも生地が薄く、強風ですぐに破れてしまうから。
使い物になりません。
なので、長期間使っても壊れにくい、こちらの方がオススメです。
【劣化から守るコツ】放置する上での注意点
次に紹介するのが、長期間放置する上での注意点です。
これらを守ると、自転車をよりキレイな状態で保つことができます。
それぞれ解説します。
たっぷり注油しておこう
乗らなくなる時に、チェーンにオイルをたっぷり塗布しておくと良いですよ。
油分が水をはじき、サビが発生しにくくなるからです。
オススメは、粘度の高いネチャネチャしたチェーンオイル。
特に、フィニッシュラインの「WET」がイチオシですね。
とても耐久性が高いので、長期間効果を発揮してくれますよ。
※4つ目で解説する「防錆剤」でもOK
ギアの位置はインナ-×トップが望ましい
自転車を保管する時は、ギアの位置を「インナー×トップ」にするのが望ましいです。
なぜなら、ワイヤーテンションが一番緩む位置だから。
シフトワイヤーやディレイラー、シフトレバーに掛かる負担を減らせます。
インナートップというのは、前ギアが一番軽くて、後ろギアが一番重い位置のこと。
ママチャリだと前ギアがないので、後ろギアだけ一番重い位置にセットすればOKです。
定期的に空気を入れよう
乗らないからといって、完全な放置はNG。
最低限、空気入れは必要です。
タイヤがペッチャンコになる前に、定期的に空気を入れるようにしましょう。
1.5か月ごとに“1回”くらいの頻度で良いです。
なんで、乗らないのに空気を入れないといけないの?
疑問に思う方もいるでしょう。
空気がほぼ完全に抜けた状態だと、タイヤやチューブに自転車の重みが乗っかり、負荷がかかるからなんですね。
タイヤが裂けちゃったり、変形してしまったりして、交換が必要になるケースが出てきます。
ですから、定期的に空気を入れることでタイヤが押しつぶされるのを防ぎ、来期も再び使える状態を保つことができますよ。
錆止め(防錆剤)も効果絶大
長期保管中の最大の敵は、なんといっても“水分”です。
直接水がついてもいけませんが、湿気が多いところも要注意。
ただ・・・
ぶっちゃけ、屋外保管でサビを0にすることは難しいです。
しかし!極力サビの発生を減らすことならできます。
そこで使うアイテムががこちら。防錆剤です。
スプレーを錆びさせたくないところに吹き掛けるだけ!
- 先ほど紹介したチェーンオイルの代わりに、チェーンに塗布してもよし。
- 各ボルトに吹いてもよし。
- パーツに吹いてもよし
このひと手間かけることで、愛車を長持ちさせることができますよ。
まとめ
本記事の要点をまとめます。
【長期間自転車に乗らない時は?】
- 保管方法は、やはり室内が望ましい。
→無理な場合は、“自転車カバー”をかけて室外保管しよう。
- 長期保管時の注意点は4つ
- たっぷり注油しておこう
- ギアの位置はインナー×トップが望ましい
- 定期的に空気を入れよう
- 錆止め(防錆剤)も効果絶大
これらをしっかりと守れば、やらない場合とは比べ物にならないほど状態に違いが出てくるハズ。
お役に立てれば幸いです。ご覧いただきありがとうございました