小学生の子供が乗っている自転車は、いつ乗り換えればいいのだろう?
今乗っているサイズが何歳まで使えて、次は何インチを買えばいいのか、よく分からないなあ…。
参考までに教えて欲しい。
こんな方にオススメの記事です。
【この記事で分かること】
- 小学生の自転車の乗り換え時期
- 何インチ→何インチに乗り換えるのか?
- 自転車が小さくなると危ない話
サイズに関する悩みは、接客をしているとよく聞かれる内容です。
実際に自転車ショップで働く私が解説します!
【よくある質問】小学生の自転車の「乗り換え時期」はいつ?
自転車を乗り換える時期は、「今乗っている自転車のサイズ」によって異なります。
以前、こちらの記事( 子供自転車|歳と身長に応じたサイズの選び方 )でサイズ選び方について紹介しましたが、要点を絞ってお伝えしましょう。
大体、乗り換え目安はこのようになります。
見ていただくと分かる通り、基本的に「今乗っているサイズ+4インチ」になりますね。
そして、乗り換えまでの期間はおよそ3年といった感じです。
「今乗っているサイズが何インチか分からない…」
という方は、サドルの棒に貼ってある(ことが多い)シールで確認するか、タイヤのどこかに書いてある「〇〇(インチ)×〇〇」という表記を見つけましょう。
なぜ、24インチ以降の乗り換え表が無いか?
24インチ、26インチに乗っている方は、そのまま乗り換えをせずに小学校を卒業することが多いからです。
で、中学生になるといわゆる“銀チャリ(ママチャリ)”になります。
子供用の26インチとママチャリの26インチは全く大きさが違いまして、大人用のママチャリは「身長約145cm~」は必要ですね。
小さすぎる自転車は危ない
自転車の買い替えが遅れると危険です。
子供の身長に対して自転車が小さくなりすぎることで、膝がハンドルに当たるようになってしまいます。
思ってもいないところでハンドルに足が当たり、操縦不可能になり、転んでしまうかも。
だから、自転車が小さくなってきたら、ちゃんと買い替えることをオススメします。
「サドルに座って漕ぐ」ことはできるけど、まともに漕ぐことができなくなるからです。
「長く乗れる自転車に買い換えたい」のはよく分かるけど…
接客をしていてよく聞かれるのが、「長く使いたいので、大きいサイズがいいです」といった声です。
もちろん、気持ちは分かります。
何回も買い替えをするのは出費になりますから、なるべく長く乗れる自転車が欲しいと思うでしょう。
でも、だからと言って慎重に合っていない“大きすぎる自転車”に乗らせるのはナンセンスだと思うのです。
最低限両足のつま先が付かないと、やはり危ない。急に止まれないからです。
事故に繋がってしまうかもしれません。
その大きなリスクを抱えてまで、大きな自転車を選ぶ意味ってありませんよね?
絶対に、今の身長に合わせて、適正なサイズを選ぶこと。
そのため、購入時は一度お店に行って自転車に跨ってみて、足と地面の距離感、ハンドルまでの手の伸び具合なんかを確認するのがオススメです。
ショップのスタッフにアドバイスを貰いつつ、どの自転車を選ぶか決めると良いでしょう。
まとめ
最後に、本記事の要点をまとめます。
【小学生の自転車の「乗り換え時期」はいつ?】
- 現在16インチに乗っている
→小学校入学前後で20インチへ - 現在18インチに乗っている
→小学1-2年生で22インチへ - 現在20インチに乗っている
→小学3-4年生で24インチへ - 現在22インチに乗っている
→小学4-6年生で26インチへ
24インチ、26インチの自転車が最後になります。
だいたい16インチから乗り始める子が多いので、王道の乗り換えパターンは「16→20→24インチ」って感じ。
乗り換えの際は、身長に合った適切なサイズの自転車を選びましょう。
「長く乗りたいから」と、大きすぎる自転車に乗らせるのは危険です。
ご覧いただきありがとうございました!