ディスクブレーキの自転車に乗っているんだけど、「ブレーキパッド」も消耗品だよね?
一体、どのくらいの距離を乗れば、交換が必要になるのだろう?
交換時期の確認方法があれば、教えて欲しい。
こんな方におすすめの記事です。
【この記事で分かること】
- ディスクブレーキ“パッド”の交換時期
- 消耗具合の確認方法と、チェックに使うアイテム
自転車ショップでメカニックとして働く私が解説します!
【自転車の消耗品】ディスクブレーキ“パッド”の交換時期は?
結論は、シマノが出すこちらの資料に書いてあります。
厚さ0.5mm以下の場合、パッド交換が必要です
はい。これが答えです。
条件によって大きく変わりますが、3000km以上走るとだいぶ減ってきます。
確認方法について、解説します。
【手順1】ディスクブレーキパッドを外す
摩耗具合を確認するには、ブレーキパッドを外しましょう。
こちらの動画を参考にしつつ、外してみてください。
初心者の方でも難なく出来るほど簡単ですから、心配ありません。
【手順2】パッドの摩耗具合を確認する
外したパッドの厚みを測りましょう。
摩耗具合を確認し、交換時期に達していないかのチェックです。
あらためて、「0.5mm以下」なら、交換です。
目視では具体的な厚みが分かりませんから、「ノギス」を使って、細かく計測する必要があります。
(あまりにも減っている時は、見ただけで分かりますが。)
使い方は、こちらの動画が参考になります。
既にノギスをお持ちなら、ご自身で計測することもできます。
しかし、お持ちでないなら、わざわざ買うまでもないかなと思います。
自転車ショップに行けば確認してもらえるでしょうから、それがオススメです。
パッドの交換時期を越えて使い続けると・・・
交換時期を越えて使い続けると、様々なトラブルを引き起こします。
非常に危険ですから、定期的にチェックをしましょう。
ディスクブレーキの音鳴りは、交換の合図?
「キーッ」と音が鳴るようになったら、どうしたらいいのでしょう?
音鳴りは、パッドにゴミや油分が付着することで発生します。
ですから、「パッド交換」するのが最も有効的な解決方法です。
しかし、「まだ全然使ってないのに、もったいない!」と思う方もいますよね。
音鳴りがしたら、まずはこの方法で掃除をしてみてください。
どうしても音が鳴き止まなかったら、パッドの交換が必要です。
まとめ
最後に、あらためて要点をまとめます。
【ディスクブレーキパッドの交換時期】
- 厚さ0.5mm以下の場合、パッド交換が必要です。
- ノギスを使って測りましょう。
- (使用環境で大きく変わりますが)3-5000km走ったら、それなりに減っているはずです。
- 自転車屋さんにチェックしてもらうのが一番ですね!
本記事があなたのお役に立てば幸いです。
ご覧いただきありがとうございました!