ウーバーイーツの配達員を“自転車”で始めようと思っているのだけど、初期装備は何が必要なのだろう?
- 効率よく配達をこなすため
- 品物のズレをふせぐため
必要なモノがあれば、教えて欲しいなあ。
揃えた上で始めてみよーっと!
こんな方にオススメの記事です。
【この記事で分かること】
- ウーバーイーツの配達員(自転車)になるために、必要な初期装備13選
- 効率よく、ストレスなく配達するために用意すべきアイテム
- 使う自転車にした方が良いカスタム
- なぜ必要なのか、どんな時に使うのか。
自転車ショップで働きつつ、ウーバーイーツの配達員をしている私が解説します!
これから配達員を始める方に、少しでも参考になればと思います。
【自転車編】ウーバーイーツ配達員を始める時に必要なもの13選
結論から言うと、以下のようになります。
「最低限必要なモノ」は、本当の意味で無いと配達員を始められないレベルのアイテムです。ここは皆共通。
「追加で揃えるべきもの」は、本格的にウーバーイーツを始めるなら、絶対に揃えておいた方が良いアイテムですね。本記事で伝えたい内容はこちらです。
配達員かつ自転車屋の店員として、両方の知見を活かしたグッズ紹介をしていきます。
よければ参考にどうぞ。
順に詳しく解説していきます。
最低限必要なモノ4選
もはや説明不要ですが、一応、簡単に紹介をしておきます。
ウバッグ(ウーバーイーツの公式バッグ)
ウーバーイーツで配達員を始めるなら、品物を運ぶための「バッグ」が必要です。
特徴的な箱型のアレ。見たことありますよね。
「必要装備」と言っておきながら、実はウーバーイーツの場合、バッグに指定はありません。
保冷や保温がしっかりできて、かつ料理の配達を安全に行うことができるのであれば、なんでもいいのです。
しかしながら、私はウーバー公式バッグ(通称:ウバッグ)は必需品だと考えます。
やはり、「配達を専門に考えられているから」です。使いやすいことが第一。
このバッグは…
- 保温保冷はばっちりで
- 間仕切りもあるし
- 二段にもなるし
- 出っ張ったピザ箱も入るし
- 肩にスマホホルダーも付属
配達がストレスなく行えます。あらゆるものが無理なく入ります。
「バッグにお金かけるのもな…。まあ、適当に用意したバッグでいいかな…」
と考えていた人もいるでしょう。しかしここは必要経費だと割り切って、絶対に買うことをオススメしますね。
自転車本体
配達を自転車で行うなら、「自転車」はもちろん必要です(笑)
もしこれから買おうと思っているのなら、「スポーツバイク」がオススメ。
中でも「クロスバイク」が使いやすいと思います。
オススメは通学にも使えるようなクロスバイクですね。
理由は…
といったところ。
もし、自転車屋店員の私が「これから配達員を始める上で、新しく自転車を買うならどれを選ぶか?」を考えると…
ブリヂストンサイクルのTB1を買うでしょう。オススメです。
ヘルメット
ウーバーの配達を始めようとすると、「ヘルメットの装着はしているか?」というチェック項目が出ます。
一応、道交法上の着用義務はありませんが、万が一のために被っておいた方が良いのはいうまでもないです。
私服と合わせるなら、OGKカブトの「キャンバスアーバン」が人気。
安いので買いやすいのもポイントです。
スマホ
説明は省きます。
必需品。Uber Driverのアプリを入れて、登録も済ませておいてください。
あっという間に終わります。
追加で揃えるべきアイテム9選
詳しく紹介していきます。
スマホホルダー
スマホを自転車のハンドルに固定しておくための「ホルダー」は必需品ですね。
これがないと配達の効率がマジで落ちますから。
まず、配達員がどのように配達を受け、品物を届けるのか。
配達依頼が提示されたあと、一定の時間内に「受けるか、受けないか」を決める必要があります。
スマホをすぐに操作できる状態で無いと、すぐに判断ができません。
ハンドルに付けておき、自転車を止めてすぐに確認できる状態が望ましいです。
依頼を受けたらその後、マップに表示されたピン(目的地)に向かって走ります。
地域の地理が完璧なら、住所を見ただけで分かる人もいるかもしれません。
…が、そんな人はまずいませんよね。
「品物を受け取る店がどこにあるのか?」
「品物を渡す相手の家はどこなのか?」
分からなくなったら確認する必要があります。
スマホをポケットにしまっていては、一日に何回出し入れをすることか。面倒で仕方ないです。
なので、スマホホルダーはマストですね。
キャリア拡張ラック
ウバッグは自分で背負うのではなく、自転車に持ってもらうと楽です。
つまり、荷台に載せて走るのです。
その際に超オススメのアイテムがキャリア拡張ラック。
昭和インダストリーズの「後用浅型ラック フィックスキャッチ」は、ウバッグがスポットはまります。
理由は主に2点です。
- バッグの中で品物が傾くから
- 想像以上にウバッグは重たく、体への負担が大きすぎるから
特に「2:想像以上にウバッグは重たく、体への負担が大きすぎるから」という点から、拡張キャリアの取付をオススメします。
実際にバッグが届くと分かるのですが、めちゃくちゃ重たいです。
それもそのはず、重量約2.7kg。
何も入っていなくても、2L+500mlペットボトルを背負っているようなものなのです。しんどいでしょ。
これを背負って配達すると、2時間もやれば肩が凝るし、背中の筋肉痛も酷いです。また、お尻も痛くなってきます。
とてもじゃないですが、長時間続けられないほどに疲れてしまう…。
だから「荷物は自転車に持ってもらうこと」がポイントです。
そのためにやることは2つ。
- 自転車にリアキャリア(後ろの荷台)を取付する
- 昭和インダストリーズの「後用浅型ラック フィックスキャッチ」を取付する
自転車にリアキャリア(後ろの荷台)を取付する
拡張ラックを取り付けるには、そもそも「リアキャリア(後ろの荷台)」が付いてないといけません。
スポーツバイクの場合、初めから自転車に付いていることはまずないです。
ですので、まずはリアキャリアの取付から。
選び方についてはこちらの記事で解説しています。
>>>スポーツ自転車にリアキャリアを付けるには?【選び方解説】
昭和インダストリーズの「後用浅型ラック フィックスキャッチ」を取付する
こちらのアイテムを購入し、ボルトで固定するだけ。
実際に取り付けた写真です。
なお、使っているリアキャリアはミノウラの「MT-800N」になります。
実際に取付した手順をこちらの記事で解説していますので、よければご覧ください。
>>>【ウーバーイーツ神カスタム】フィクスキャッチを自転車へ取付
モバイルバッテリー 兼 自転車ライト
長時間の配達をする時は、充電をするために「モバイルバッテリー」は欠かせません。
配達中はGPSが付きっぱなしなので、電池がすぐになくなるからです。
そこでオススメなのが、モバイルバッテリーにもなる自転車ライトです。
具体的な商品はオーライトの「RN1500」。これは僕の激推しアイテム。
RN1500の何がいいのか?理由がコチラ。
自転車乗り界隈では有名になりつつあるライトなのですが、ウーバーイーツ配達員の中では知っている人は少ないと思います。
これからライトを新調するなら、RN1500を買っておけば間違いなし。
配達員にとって必要なスペックが揃ってます。しかも安価で。
フロントバックなど(小物を入れるバック)
モバイルバッテリーを入れたり、小物を入れたり、カギを入れたり。
よく出し入れするものは「フロントバッグ等」に入れると便利です。
>>>スポーツ自転車(ロード・クロス等)で荷物を持ち運ぶ方法は?
スポーツ自転車の場合、荷物を入れる場所がありませんよね。
前かごなんて付いていないからです。
ウバッグの側面にはメッシュポケットがあるので、そこに小物を入れるという手もあります。
しかし、出し入れがしにくい場所で面倒です。
リュックではなくて、「ズボンのポケット」のようにアクセスのしやすい保管場所を作るべき。
そんなわけで私が配達で使っているのは、アデプトの「バードラム」というフロントバッグ。
ベルクロで留めるだけなので、着脱は簡単。
必要十分な量が入る上に、値段が安いので気に入っています。
他にも、ステムバッグとかは使いやすいですね。
モバイルバッテリーを入れるには最適です。
リアライト
暗い時間帯にも配達をするなら、赤くピカピカ光る「リアライト」はあった方が良いですね。
車からの視認性が高まるので、より安全に配達を行えるからです。
ドリンクホルダー
自転車での配達は運動です。めちゃくちゃ体を動かします。
「気づいたら隣町まで行けるくらいの距離走ってた!」なんてことはしょっちゅう。
水分補給が欠かせないので、ドリンクホルダーの取り付けは必須ですね。
ペットボトルを入れるなら、オススメはトピークの「モジュラーケージ」。
>>>ペットボトル対応のボトルケージはこれだ!【モジュラーケージ】
ケージの幅が調節可能なので、様々な形のペットボトルに対応できるからです。
取付方法はこちらで解説しています。めちゃ簡単。
>>>【初心者向け】ボトルケージ(ドリンクホルダー)の付け方解説
(取付できる場合は)リング錠
配達中は自転車から目を離すことも多いです。
つまり、それだけ鍵の開け閉めをするということ。
もし取付できる車体なら、「リング錠(ママチャリと同じような鍵)」を付けると楽です。
ワイヤー錠のように、いちいち付けたり外したりをしなくてすみますから。
取付できる車体の条件は「Vブレーキ」であること。
Vブレーキとは、こんな形をしたブレーキのことです。
形状が違うなら、取付はできないと考えてください。
ただし、Vブレーキの自転車でも車体によっては取付ができないこともあります。
ですので、本商品が気になっている方は、一度自転車店に尋ねてみるといいでしょう。
バスタオル
ウバッグの中で品物がズレるのを防ぐために、「バスタオル」があると便利です。
※バスタオルのようなボリューム感のあるタオル
新品で買うと割とするので、リサイクルショップで新古品を買うのがオススメです。
クッション
ズレ防止のために、「クッション」も併用して使っています。
ダイソーで200円で売られていたもの。
主に使うシーンは「ドリンクの配達時」ですかね。
バスタオルだと柔らかくて支えにならないことがあるので、ある程度形状の決まったクッションの方が使いやすいからです。
この辺りは実際に配達経験をこなしながら、試行錯誤していくといいでしょう。
ただ初回の配達時に「ウバッグ」しかないと、品物が暴れてどうしようもないので、とりあえず今紹介した2つを持っておくと安心かなと思います。
まとめ
最後に、本記事の要点をまとめます。
【自転車編|ウーバーイーツ配達員を始める時に必要なもの13選】
自転車乗り目線から、他のサイトにはない商品の紹介もできたかなと思います。
カスタムをするといっても本当にこれくらい。
気軽に始められるし、合わなかったらやめてもOK。
私は「自転車に乗ること」が好きなので、ウーバーイーツの配達員は楽しくやれてますね。
「稼ぐ」というより、「面白いからやっている」って感じです(笑)
必要な知識も何もないですし、ストレスもありません。
気になる人は、とりあえずやってみてはいかがでしょうか。
この記事が少しでも参考になれば幸いです。ご覧いただきありがとうございました!