ディスクブレーキの「インターナショナルA(スタンダード)台座」で、ポストマウントキャリパーが使えるようにしたい。
変換アダプターはあるのかな?
どんなものを使えばよいのだろう?
選び方について教えて貰えると嬉しいなあ。
こんな方にオススメの記事です。
【この記事で分かること】
- フレーム側「インターナショナルA(スタンダード)台座」→ポストマウントキャリパーを付けるための変換アダプター解説
- アダプターの軽量モデルとノーマルモデル
自転車ショップでメカニックとして働く私が解説します!
「インターナショナルAのフレームを持ってるけど、ポストマウントのブレーキを付けたいなあ…」
という方に向けて、使うアダプターをご紹介しますね。
整備性にしろブレーキを変えるにしろ、ポストマウントへ変換した方がとても便利になりますよ。
今、ISのブレーキってほとんどないですからね。
インターナショナルA台座からポストマウントへ【変換アダプター解説】
アダプターを使うことで、インターナショナルA台座に対して、ポストマウントキャリパーを付けることはできます。
↓イメージはこんな感じ。(台座IS→ブレーキポストマウント)
結論、使用するアダプターは以下の通り。(イエローマーカーのところです。)
アダプターにはグレードがあり、
- 上の画像が軽量ハイグレードタイプ(肉抜き加工されてる)
- 下の画像がノーマルタイプ
となっています。
でも、実は値段がそれほど変わらないので、使いたいローター径に対して軽量タイプのラインナップがあるなら、そちらを買うといいでしょう。
数百円の差にもかかわらず、あえてノーマルモデルを選ぶメリットは大きく無いかなという感じです。
使うアダプターはローター径に応じて変わりますので、 前・後 別々に解説します。
【フロント側】IS→ポストマウント変換アダプター
フロント側に使うアダプターは以下の通り。
【フロント側変換アダプター一覧】
- 160mmの場合:ISMMA90F160PS(軽量ハイグレードタイプ)
- 160mmの場合:ISMMAF160PSA
- 180mmの場合:ISMMAF180PSA
- 203mmの場合:ISMMAF203PSA
160mmローター用のみ、軽量ハイグレードタイプが用意されています。
なお、最近登場した220mmローター径には対応していません。
【リア側】IS→ポストマウント変換アダプター
リア側に使うアダプターは以下の通り。
【リア側変換アダプター一覧】
- 140mmの場合:ISMMA90R140PS(軽量ハイグレードタイプ)
- 160mmの場合:ISMMA90R160PS(軽量ハイグレードタイプ)
- 160mmの場合:ISMMAR160PSA
- 180mmの場合:ISMMA90R180PS(軽量ハイグレードタイプ)
- 180mmの場合:ISMMAR180PSA
- 203mmの場合:ISMMAR203PSA
リア140mmローターを使用する場合、選択肢は軽量ハイグレードタイプのみ。
140-203mmまで幅広く対応するので、困ることは無いでしょう。
フロントと同じく、220mmには対応せずです。
短い記事ですので、まとめを省いて以上とさせていただきます。
お役に立てば幸いです!
ご覧いただきありがとうございました!