インターナショナルAスタンダードのフレーム台座に対して、フラットマウントのキャリパーを使うことってできるのかな?
変換アダプターとか売られていないの?
もしあるなら、教えて欲しいなあ…。
こんな方にオススメの記事です。
【この記事で分かること】
- インターナショナルAスタンダード台座→フラットマウントへの、変換アダプターはあるのか?
- ロードバイク(STIレバー)に対応したキャリパーを探している方へ、オススメのブレーキキャリパー
自転車ショップでメカニックとして働く私が解説します。
インターナショナルAスタンダードへダイレクトマウントで付けられるブレーキは、現行モデルでは無いと言っても過言ではないでしょう。
少々古い規格になるからです。
ISには選択肢がなく、新しい「フラットマウント」を付けようと思う方も少なく無いはずです。
そんな方に向けて、参考になる情報をお伝えします。
【変換アダプター】インターナショナルA台座からフラットマウントは可能?
結論から言うと…
変換アダプターが売られていないのは、構造上無理だと思われるからです。
インナーナショナルA台座から変換できるのは、ポストマウントへのみ。
>>インターナショナルA台座からポストマウントへ【変換アダプター解説】
IS台座をそのままにしておくより、とりあえずポストマウントへ変換しておいた方がうんと運用しやすくオススメです。
STIレバーで引けるポストマウントブレーキキャリパー
本記事に訪れた方は、「IS→フラットマウントへ変えたい!」という悩みを持った方だと思います。
それから察するに、比較的小さなローター径を使う自転車ということは、ロードバイクやクロスバイク、あるいは街乗りのマウンテンかもしれません。
その中でもし「STIレバーで引けること」を条件にフラットマウントを探している方がいるなら、一つ、良い情報をお伝えしておきましょう。
確かに、STIレバーに対応したブレーキはたいていがフラットマウントです。
しかし、ISでは変換できません。
では「STIに対応した、IS台座でも使えるブレーキはないのか?」というと、実はあります。
ポストマウントタイプの、STIレバー互換のブレーキキャリパーです。↓
IS台座はポストマウントへの変換は容易に行うことができます。
その上で使えるのがこのブレーキでして、シマノで恐らく唯一使えるSTI互換のポストマウント油圧キャリパー。
よければ参考にどうぞ!
まとめ
最後に、本記事の要点をまとめます。
【変換アダプター|インターナショナルA台座からフラットマウントは可能?】
- 結論「できない」です
- 変化アダプターも売られていません
- IS台座は基本的にポストマウントへ変換して使うのが便利
- もし、「STIレバーで引ける油圧ブレーキを探している」とのことなら、BR-RS785がシマノ唯一の選択肢になるでしょう
というわけで以上です。
最後までご覧いただきありがとうございました!