新しく自転車を買おうと思ってるんだけど、「オートライト付き」を買うべきか迷っている…。
手動のタイヤに擦りつけるタイプだと、漕ぐのが重くなって嫌だからねー。
ところでオートライトにも何か“デメリット”ってあるのかな?
手動と比べてどうなのか、教えて欲しい。
こんな方にオススメの記事です。
【この記事で分かること】
- オートライトのデメリットはあるのか
- 手動タイプと比べてどうなのか
- 迷ったら、どちらの自転車を購入するべきか
自転車ショップで働く私が解説します!
「オートライト」の自転車にデメリットはあるのか?【値段のみ】
結論から言うと、デメリットらしいデメリットはないですね。
まあ強いて言うなら、手動タイプと比べて「価格が高い」ことだけ。
自転車にもよりますが、同じモデルでも
- オートライト搭載なのか、
- 手動ライト(ブロックライト)なのか
で、およそ5000円くらいの差が出ます。
もちろん、手動ライトの方が安いです。
単純に、必要なパーツが変わる(高くなる)からですね。
さらに絞り出して細かいデメリットを挙げるなら、「修理費用が手動ライトに比べて高くなりがち」ということもあるでしょう。
ただ、丁寧に乗っていればあまり故障はしないですから、自転車購入時に考えるようなことではないとおもいます。
オートライトのデメリットは、「高い」だけ。
値段が上がる分、メリットはあります。
- 夜になると勝手に電気がつく
- 手動に比べて漕ぐのが重くなりにくい
オートライトは便利です。
オートライトと手動ライトで迷ったら…
自転車ショップで働いていると、よくこんな質問をされます。
「オートライト」と「手動のライト」って、どっちを選んだらいいのかな?
オートライトの方が5000円ほど高いから迷うなぁ…。
この質問の答えですが、「乗り方・乗る環境」によって異なります。
オートライトの方が“便利”ではありますが、だからといって、一概に全ての人にお勧めするわけではありません。
ざっくり言うと、ライトの選び方はこんな感じ。
【手動ライトをおすすめする人】
- とにかく安い自転車が欲しい
- 夜に自転車を乗る事はほとんどない
- 夜にも自転車を乗るけれど1キロ2キロくらい
- 自転車に乗る頻度が少ない
【オートライトをおすすめする人】
- 手動でいちいちライトをつけたり消したりするのが面倒に感じる人
- 漕ぐのが重くなるのが嫌な人
- 通勤通学など毎日自転車を使う人で、距離が2km以上の方
てな感じです。
迷った時は、「オートライトが本当に必要なのか?」を深く考えると良いでしょう。
例えばもし、今の私が通勤用に自転車を買うなら、手動のライトを選びます。
と非常に近いので、それほどオートライトの必要性をあまり感じないからです。
だからオートライトは必要なく、「差額5000円」を節約した方が合理的だと思ったからですね。
でも、これがもし「職場まで自転車で20分ぐらい」なら、私はオートライトを買います。
あとでオートライトに交換すると、高い。
迷っても迷っても答えが出ないなら、「オートライト」を選んだらいいと思います。
きっと、そのほうが幸せになれる。
中には「手動ライトが面倒だったら、後でオートライトにしたらいいや!」と思ってる方もいるかもしれませんが、高いですよ。
新車なら、手動ライトのモデルに+5000円ほど出せばオートライトが買えるといいました。
しかし、手動ライトを購入後、オートライトにしようと思っても「5000円」では済みません。
工賃を含めて13,000円ほどかかります。
…となると、やりたくてもやらない人がほとんどでしょう。
オートライトへの交換は高いです。
だから、「手動か、オートライトか」でどうしても悩んだ時は、オートライトにしておけば後悔はしないでしょう。
まとめ
最後に、本記事の要点をまとめます。
【自転車の“オートライト”、デメリットはあるのか?】
- 「値段が高いこと」くらいです
- だから、デメリットらしいデメリットは0
- 手動かオートか、選び方は人によって異なる
- 迷ったら「オートライト」を選ぶべし
この情報がお役に立てば幸いです。
ご覧いただきありがとうございました!