なんで、なんでだよ・・・
どうしてロードバイクやクロスバイクで通学してはいけないの?
せっかく持ってるから、乗っていきたいんだけどなー。
先生は「校則で決まってるから」としか言わないし、意味が分からない。
具体的な理由を教えてくれないと、納得できないんだけど。
こんな方にオススメの記事です
【この記事で分かること】
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なぜ、ロードバイク・クロスバイク通学は校則で禁止されているのか。私の経験談を話します
私が高校生の時、ロードバイクが趣味でした。(今も続いてますが)
ママチャリと違ってとても速くて、乗るのが楽しくて仕方がありませんでした。
スポーツバイクに乗ったことがある方ならわかると思いますが、一度乗ってしまうとママチャリには戻れませんよね。
私がその状態だったのです。
「いやー、学校もロードバイクで行けたらな~。」って。
というのも、私の通っていた県立高校は、クロスバイクやロードバイク(スポーツバイク)での通学が禁止でした。
基本ママチャリしか乗ってはいけなくて、勝手にスポーツバイクで通学すると怒られます。
罰則で漢字ドリル10枚。懐かしい。
そんな時に私は気になりました。
「ところで、なぜスポーツバイクで通学をしてはいけないのだろう?」って。
思い返してみれば、詳しい理由を聞かされたことがなかったからです。
これからお話しするのは、自転車大好き少年だった高校時代の私が、「なぜスポーツバイクで通ってはいけないのか」を先生に聞きに行ったときの内容です。
日本全国すべての学校が同じ理由とは限りませんが、スポーツバイクでの通学が校則で禁止されていることに不満を感じているあなたの参考になればと思います。
それではご覧ください。
【先生に聞いた】ロードバイク通学が校則で禁止されている理由
結論を言うと、「校則で禁止されている明確な理由」はありません。
理不尽なルールなのです。
これは私が感じたことなのではなく、最終的に先生がそう言い放ったのです。
「かけるも納得しないだろうけど、正直、明確な理由は無いんだ。ただルールで決まっているだけ。理不尽だと思うけど申し訳ない」と。
そこに至るまでの会話の流れを紹介します。
先生、どうしてロードバイク通学は校則で禁止されているのですか?
僕は大好きなロードバイクで通学したいんです!
理由を教えてください!
理由かあ・・・
スポーツバイクはママチャリと違って「高価」だからだよ。
盗まれても学校で責任が取れない。
それと、高価な乗り物をみんなが買えるわけではないから、不平等に思う他の学生もいるからだ。
例えば、お金に余裕のない家庭の学生が、お前がロードバイクで通学しているのを見たらどう思う?
「あの自転車カッコイイ!欲しい!」ってなるでしょう?
でも、高価だから誰もが買えるわけじゃないよね。
だから、妬みからトラブルが発生するかもしれない。
例えば、自転車に傷をつけられたり、パンクさせられたり。
そういうことがないよう、みんな平等にするために、スポーツバイクでの通学は原則禁止になっているんだ。
なるほど・・・
スポーツバイクは“高価”だから、
- 盗まれても責任が取れない
- トラブルを生むかもしれない
というわけですね。
でもね先生、僕の乗っているロードバイクは8万円ですよ。
ちなみに、僕が今通学で使っているママチャリ(アルベルト)は7万円以上しました。
確かにロードバイクの方が“高価”ですが、大幅な差はありませんよ?
しかも僕が特別なのではなくて、駐輪場にも7万円ほどするママチャリはいっぱい停まっていますよね。
これではさっき先生が言った、
- 高価だから→盗まれても責任が取れない
- 高価だから→トラブルを生むかもしれない
という理由は、理由にならないんじゃないですか?
だって、周りにある自転車と金額的にさほど変わらないですからね。
特別高価なわけではありません。
そうだなー・・・(困った顔)
かける、お前の気持ちはよくわかる。
ただ、正直なことを言うと、「校則で禁止されている明確な理由はない」んだよ。
ルールでそう決まっているから、従わなければいけない。
理不尽で、納得できないものよくわかる。
でもダメなんだ。申し訳ないけど、我慢してちょうだい。
卒業したら、思う存分乗れるから(笑)
そうですか・・・
わ、わかりました。。。(落ち込む)
このような流れから、明確な理由が無いことを教えてもらいました。
仕方がないのです。我慢するしかありません。
【やってやる】校則の範囲内でママチャリをカスタム
ちょっと番外編です(笑)
あまりにも自転車が好きすぎた私は「分かりました」の一言では、熱は冷めませんでした。
なんと往生際の悪い。
どうにかして、あの速くて楽しいロードバイクで通学できないものか・・・
そうだ!ママチャリを“ロードバイク化”してやろう!
これなら問題ないだろう!(満面の笑み)
当時は自転車知識がさほどなかったので、出来るところだけカスタムしていきました。
- ペダルをトゥークリップに交換
- サドルをロードバイク用に交換
- カゴの取り外し
- ステムをアヘッド化
- パニアバッグの取り付け
ぶっちゃけ、これっぽっちの改造ではロードバイクのような走行性能を手に入れることは不可能でしたが、カスタムをしたことで乗るのが楽しくなりました。
周りから見たら「明らかに変なやつ」だったのは言うまでもないです。
パニアバッグを付けていたので「郵便屋さん」とか言われてました。(完全防水でめちゃくちゃ便利!マジでみんなつけるべき!)
先生も呆れた顔をしながら、「ママチャリだから、セーフ」といって許してくれましたよ(笑)
内心どう思っていたのでしょうね。
まとめ
話がそれましたが、少なくとも私の通う学校では、「スポーツバイクを校則で禁止している明確な理由」はありませんでした。
たぶん、どこの学校もそんなもんでしょう。
みなさんも校則を破るわけにもいかないので、それに従い、“校則の範囲内”で自転車通学を楽しんでみてはいかがでしょうか。
納得いかないのは当時の私も同じですが、少しでも参考になれば幸いです。
見ていただきありがとうございました。