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【ロードバイク】補助ブレーキの付け方/外し方/目安工賃

ロードバイク 補助ブレーキの付け方外し方 工賃について
悩んでいる人
悩んでいる人
  • ロードバイクに補助ブレーキを取り付けたい
  • 既についてる補助ブレーキを外したい
  • お店で頼むと工賃はどのくらいだろう?

こんなお悩みを解決します。

 

 

【この記事で分かること】

  • ロードバイクの補助ブレーキを付ける/外す方法(流れだけ解説)
  • 初心者がいきなりやるには難しい作業
  • お店に任せた時の工賃(目安)

 

この記事を書いた人
かける

かけると申します。
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■自転車安全整備士、技士資格保有
■日本一周
■年越し宗谷岬
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かける
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自転車整備士の私が解説します!

 


先に注意事項ですが、本記事では「補助ブレーキの具体的な着脱方法」は解説しません。

やり方を見て自分で作業をしようと思っていた方はすみません。

 

【やり方を解説しない理由】
なぜ解説しないかというと、実は補助ブレーキの着脱は結構やることが多く、難しいからです。

いきなり初心者が行うと失敗するケースが多いので、あえて本記事では書いていません。自転車店への持ち込み推奨です。

 

着脱にどんな作業が必要なのか?を解説しますが、その目的は「あ、簡単じゃないんだ」と分かってもらうためです。

最後に店に頼んだ時の目安工賃も載せてますので、参考にどうぞ。

【気になる】街で見かける電動キックボード「LUUP」とは?
【気になる】街で見かける電動キックボード「LUUP」とは?

【ロードバイク】補助ブレーキの付け方/外し方

ロードバイク 補助ブレーキの付け方外し方 工賃について

かける
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補助ブレーキの着脱は、簡単にポンッと付けられるわけではありません。

下記の作業が発生します。

 

【補助ブレーキを新たに取り付けたい】

  1. バーテープを剥がす
  2. ブレーキアウターケーブルの交換/カット
  3. (長さが不足なら)ブレーキインナーケーブルの交換/カット
  4. 補助ブレーキレバーの取り付け
  5. ブレーキの調整
  6. バーテープの巻き直し

 

 

【付いている補助ブレーキを外したい】

  1. バーテープを剥がす
  2. 補助ブレーキの取り外し
  3. アウターケーブルの交換/カット
  4. (長さ不足なら)ブレーキインナーケーブルの交換/カット
  5. ブレーキの調整
  6. バーテープの巻き直し

 

文章で書いても分かる通り、様々なメンテナンススキルが求められます。

どちらかというと「いま付いている補助レバーを外したい」というケースが多いのですが、簡単に外せるわけでは無くて、お金も時間もかかる作業です。なので、実際にかかる費用を伝えるとやめる方が多いですね。

 

かける
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ご自身で外された方の状態を見ると、たいていケーブルが短すぎます。また、バーテープもぐちゃぐちゃです。

ケーブルが短いと、ハンドルを切った時に不意にブレーキが掛かり危険です。

 

私が整備士であるからこそ、この作業はぜひお店に任せて欲しいと願います。

まあ一応、具体的にどんな作業をするのかお話しします。

ブレーキの着脱がなぜ大変なのか?

ロードバイクの補助レバー

かける
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ブレーキを付けるにも、外すにも、どちらにせよ「ケーブルの交換」が必要になることが面倒であり大変な理由です。

 

 

↑の写真を見ていただくと分かりますが、補助ブレーキを付けるには「アウターケーブルを2分割」する必要があります。本来ならばここが1本のアウターケーブルでつながっています。

 

で、アウターケーブルを切ったり交換したりしようと思うと、前提として「バーテープを剥がす」必要があるんですね。アウターケーブルはバーテープの内側に入っているからです。

 

【ポイント】
バーテープが新しいと剥がすのはもったいないので、もしブレーキの着脱を行うなら「バーテープ交換のタイミング」で行うのが経済的です。

 

ロードバイクのサブレバー(補助ブレーキ)

例えば「レバーを外す」となれば、アウターケーブルを交換する必要があります。

「レバーを取るだけ」ではダメなのです。ケーブルが2分割されてしまっているので、1本の状態に戻さないといけません。

 

かける
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ケーブルの長さは自分で測ってカットします。

 

  • 短すぎる:ケーブルが突っ張り、ハンドルを切ると不意にブレーキが掛かって危険
  • 長すぎる:抵抗が増えて引きが重くなる。見た目がかっこ悪い。

→短すぎず長すぎず、ちょうどいいところでカットします。

 

でも「ちょうどいいところ」って、初めて作業する方には分かりませんよね。だから「短すぎ」で切る方がほとんどです。でもその長さが間違っていることには気づきません。

 

ショップへ持ち込み、指摘され、再度やり直し…となったら出費的にも無駄じゃないですか。

 

だから個人的には、この作業は自分でやらずにお店で持ち込んだ方がいいですよと案内しています。

もしご自身でやるにしても、既に何度かケーブル交換作業の経験がある方でないと厳しいかなと。

お店での交換作業工賃の目安(外す場合)

自転車屋

かける
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「じゃあお店に任せるとして、どのくらいの値段が掛かるか?」という点ですよね。

外すパターンが多いので、そちらのみ目安を解説します。

下記にまとめました。

 

サイクルベースあさひの工賃表参照

 

【補助ブレーキを外す料金、作業】

  • バーテープの巻き直し
    パーツ代約3000円+工賃3,520円 = 6,520円
  • 前後ブレーキケーブルの交換、調整
    パーツ代約2,000円+工賃5,000円 = 7,000円
  • 補助ブレーキレバーの取り外し
    工賃無料?(ネジを外すだけのため)

→合計約13,520円

 

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一応、もう少し安くする方法はあるっちゃあります。

バーテープを半分だけほどいて巻き直す、長い後ろブレーキケーブルを前側に使い、ケーブル代を1本にする…など。

ただお店によって判断は異なると思うので、上記金額を参考にどうぞ。

 

かける
かける

「外す」だけでもこれだけの作業、金額が発生します

新車の状態からこの金額を掛けてまで外すのはもったいない気がしますね。

 

【外すのに最もベストなタイミング】

  • バーテープの交換時期
  • ケーブルの交換時期

上記2つのタイミングが重なった時に交換するのが、一番“もったいなくない”かなと思います。

ケーブルは5000km以上走ったら交換に十分な時期ですので、だいたいそのくらい走ったらですね。参考にどうぞ。

まとめ

最後に、本記事の要点をまとめます。

 

【補助ブレーキの付け方/外し方/目安工賃】

  • バーテープの巻き直し
  • 前後ブレーキケーブルの交換、調整
  • 補助ブレーキレバーの取り外し

→外すだけでも約13000円かかります。バーテープの交換とケーブルの交換が迫ったタイミングで外すのが一番賢いかなと思います。5000㎞以上が目安です。

>>【画像41枚】整備士が解説!ロードバイクのバーテープの巻き方

 

最後までご覧いただきありがとうございました!

ブレーキメンテナンス

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