６５０Aリム（ETRTO590）が絶滅間近？探してみた結果…

こんな方にオススメの記事です。

 

 

 

 

 

 

 

６５０Aリム（ETRTO590）が絶滅間近？探してみた結果…

探してみた結果としては、「６５０Aリム（完組ホイール含め）が全く見つからなかった」です。

私が初めて６５０Aリムでホイールを組んだ3年前はまだまだ手に入ったのに、いよいよ絶滅危惧種入りしたように感じます。

 

 

６５０Aのリムで有名だったのは、以下の二つですかね。※僕の中では

 

アラヤSP-30が生産停止（実質廃盤？）

今現在これらを調べると、アラヤのSP３０は生産予定無しの事実上の廃盤。

インドネシアにあった工場の関係？で、そこで作っていたリムが一旦生産を停止しているようです。（ひとまず復活見込み無し）

 

 

実際にアラヤ公式サイトを見てみると、確かにリムの種類が減っています。もっと多かったのに。

＞＞http://araya-rinkai.jp/araya-wheel/products.html

 

 

おそらく６５０Aリムで最もポピュラーだったのがこの「SP-30」。

価格も手ごろ、ポリッシュ加工でかっこよく、“アラヤ”というブランドもよかった。

 

SP30が無くなるというのは、６５０A乗りにとって相当不便になります。

サンエクシードも受注停止中

もう1つ、サンエクシードというリムもありますが、こちらも受注停止中。

生産見込み・入荷見込みが立たないことが原因と記載があります。

取扱は東京サンエスです。

６５０Aリムが無い理由

６５０Aリム自体種類がほとんどなかった状況からさらに、「いよいよ絶滅間近になってきたな」と感じます。

ホイール、リムを探しましたが、中々ヒットせず。

今のところ私も見つけられていません。

 

 

その原因は、そもそも６５０A（wo26インチ／ETRTO590）というサイズ自体が日本が主のサイズだから？だと思うのです。

私が生まれた頃、いや生まれる前にランドナーブームというか、自転車ブームというか、そういうのがあったのだと見たことがあります。

 

 

おそらくそれが６５０Aの全盛期なのでしょう。

ただその時代に世界のMTBは、おそらくHE26インチ（ETRTO559）がポピュラーだったはずです。

ランドナーという乗り物自体、「日本を走るための自転車」みたいなものだとどこかで聞いたことがあるので、世界標準ではないのでしょうね。

 

 

ゆえに６５０Aリムは世界的に需要があるわけではなく、生産するメーカーも少ないのでしょう。

うーん…困った。

６５０Aリムを手に入れる方法を考えてみた

私はまだ乗れる状況で「ホイールを変えたい」だけですが、中にはホイールが壊れてしまって、交換しないと乗り続けられないという方もいるでしょう。

しかし、今だと代替品が見つからない…。

 

 

どうすべきか？

個人的に考えてみた結果を共有します。

 

とまあこんな感じですかね。

 

中古市場で見つかればいいですが、世に出回る在庫も限りがあり、いずれ無くなります。

現実的なのはママチャリの汎用リムだけを取り寄せる方法です。

…しかしながら、いかにも安っぽいホイールになってしまうのは、言うまでもありませんね。。。

 

 

「他にはママチャリの（好みの）リムだけを取る」という方法もありますが、あくまでメーカーの補修品ですので、本来は「そのメーカーの自転車を買った方が、修理する場合」に取り寄せるパーツです。

グレーゾーンなのは言うまでもないでしょう。

 

 

ただ、ぶっちゃけお店が応じてくれればメーカーはその理由・使い道を知る由もないので、とやかく言われることは無いと思いますけどね。

どうしてもの手段で補修品を取る場合は、お店側に相談してみることです。

 

 

もちろん、その場合は他に「ハブ（クイック）」「スポーク」「ニップル」を揃え、手組する必要があります。

 

さいごに

６５０Aを乗り続けるのが難しい時代になってきたようです。

最悪インチダウン（HE26インチ　ETRTO559）して乗る…こともできなくはないかな。

 

もし現行で６５０Aリムを見つけた方は、ぜひぜひTwitterなりインスタなりで教えて貰えると助かります。

以上！