【パンクの原因8割が空気圧不足】ママチャリの空気の入れ方解説

【シマノ規格解説】マイクロスプラインとは?スプロケットの互換性

【MTB 12速 新規格】 マイクロスプラインとは?
悩んでいる人
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シマノの新規格「マイクロスプライン」ってなに?

スプロケットがはまるフリーボディーの形状が変わってるらしいけど、何がどう違うのかな?

 

知識として知っておきたいから、詳しく教えて貰えると嬉しいなあ。

こんな方にオススメの記事です。

 

 

【この記事で分かること】

  • シマノのフリーボディの新規格「マイクロスプライン」とは
  • マイクロスプラインに使えるスプロケットは?
  • 従来のHGと互換はあるのか?
  • スラムからHGフリー対応12速スプロケが出ている
  • 12速を扱う時は使う工具も変わる

 

かける
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自転車ショップでメカニックとして働く私が解説します!

 

 

この記事を書いた人
かける

愛知県出身の24歳、かけると申します。
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■自転車安全整備士、技士資格保有
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【シマノ規格解説】マイクロスプラインとは何か?メリットは?

マイクロスプラインとは?

>>https://bike.shimano.com/ja-JP/technologies/component/details/new-tech-microspline.html

 

マイクロスプラインとは、シマノから出た新設計のハブ(フリーボディ)のことです。

従来のHGハブ(スプロケットをはめるところ)とは全く違った形をしています。

現在は、主にMTB向けの規格です。

 

これまでにHGハブのカセットスプロケットを着脱したことがある方なら分かると思いますが、上記写真の形状が普段のとは違う形なのは気づきますよね。

 

初めの理解は「HGフリーに対して、マイクロスプラインが新しく登場した」てな感じで覚えておけばOKです。

メリット

マイクロスプライン最大のメリットはトップギア「10T」が使えるようになったことです。

従来のHGハブでは11丁がトップギアの最小歯数でした。

これにより、よりワイドレシオなギア比の組み合わせが可能になります。

 

 

また、公式サイトにも記載がある通り、スプライン数が増えたことによりアルミボディが傷みにくいとのこと。

確かにHGフリーボディがアルミですと、カセットが噛み込んで傷んでいるケースをよく見ます。

そうなりにくくなったのでしょう。

搭載されているコンポーネントシリーズ

マイクロスプラインが使われているコンポ

現在マイクロスプラインが使われいるコンポーネントは以下の通り。

 

  • XTR M9100
  • DEORE XT M8100
  • SLX M7100
  • DEORE M6100

 

いずれもMTBコンポ かつ 12速のシリーズとなります。

MTBコンポで12速化しようとした場合、必然的にマイクロスプラインハブを選ぶ必要がありまして、問答無用で後ハブ(ホイール)の交換になります。

 

 

なお、「12速」といってもマイクロスプラインが使われているのは基本的にMTB系コンポのみで、ロード系コンポには使われていません

ゆえに今のところマイクロスプラインは主にMTB車に対する規格となっています。

 


 

【※補足】

「ロード系コンポに使われていない」というと、ちょっと語弊があるかもです。

というのもですね、新型9200系デュラエースのホイールのみ、実は「マイクロスプライン」を採用しているからです。

いわゆる“12速専用ホイール”ってやつですね。

→[訂正]デュラホイールはマイクロスプラインのようなハブですが(てかマイクロスプライン?)、カタログ上はHGスプラインでした。

 

しかしながら、現在ではそのホイールに対して使うスプロケットはHG12速用です。

マイクロスプラインハブにHGスプロケ ロード系12速

 

現時点で「マイクロスプラインハブ×マイクロスプラインカセットスプロケット」にはなっていません。

よって、(現時点で)マイクロスプライン規格を強く意識するのは、やはりMTBコンポとなります。

【互換性解説】マイクロスプラインハブ対応スプロケットは?

結論:マイクロスプラインハブにはマイクロスプライン規格のスプロケを。

ギモンの声
ギモンの声

マイクロスプラインハブって、対応するスプロケットはマイクロスプライン規格のみ?

 

普通のHGスプロケットも取付できるのかなあ?

 

このように疑問に思うでしょう。

 

かける
かける

結論「マイクロスプラインハブには、マイクロスプライン規格のカセットスプロケットのみ対応」です。

 

従来のHGスプロケットは互換性がありません。

というか、(先ほども触れましたが)そもそもシマノから「MTB12速用のHGスプロケット」が出ていないんですよね。

だから、11速以下はHGですし、12速ならマイクロスプラインハブを使うことになります。

今のホイールそのままで12速化する方法

悩んでいる人
 

12速を使ってみたいけれど、マイクロスプラインボディを備えたホイールを買わなきゃいけないのか…

 

ホイールって安くないから悩むなあ。

 

どうにかして今のホイールに、12速スプロケットをいれることってできないの?

…と多くの人が悩むことでしょう。

 

 

実はですね…

ホイールを買い替えなくても12速化する方法はあります。

 

かける
かける

それはスラム NX Eagleのスプロケットを使う」という方法です。

 

シマノから売られている12速スプロケはマイクロスプライン規格のみです。

しかし、スラムからなら従来のHGボディ対応12速用スプロケットが出ているんですね。

 

 

今まで使っていたシマノのHGフリーボディーと互換がありますから、ホイールを変えずに12速化したいと思ったらコレを使うのがおすすめです。

【補足】対応チェーンは12速HGplus

HG+の12速チェーンを使う

ちなみにですが、もし12速化するのであれば、チェーンも12速用が必要です。

もちろん11速以下のチェーンとは互換がありません。

 

従来のHG,HG-X規格とは異なり、「HG+」という12速チェーンに新しく使われる規格となります。

 

現在売られている12速用チェーンは4種類。

 

グレードによって重量やシルテックコーティングの有無、中空ピンの有無が変わります。

チェーンはMTB/ロード12速どちらも共通です。

工具も「12速対応」が必要

実は12速チェーンを扱うとなると、使う工具も変わります。

シマノ純正工具を紹介しますね。

 

  • チェーン切り
    TL-CN29
  • スプロケットリムーバー
    TL-SR24

 

チェーン切りもスプロケリムーバーも12速対応のものになると、「HG8速」に対応しなくなります。

逆に8速対応の工具(従来)は11速までです。

 

ですので、8速も12速も扱うシーンがあるならば、2種類の工具が必要になるのでご注意を!

(実際に従来の11速までスプロケリムーバーを12速スプロケに掛けたら、噛み込んでスムーズに取り外しができませんでした。

 

 

なお、スプロケのロックリング外しについては、従来HGカセットもマイクロスプラインのカセットも工具は一緒です。今お持ちならば買い替える必要はありません。

まとめ

最後に、本記事の要点をまとめます。

 

【シマノ規格解説|マイクロスプラインとは?&スプロケの互換性】

  • マイクロスプラインとは、シマノのフリーボディの新規格
  • 現在は主にMTB12速コンポで使われる(
  • マイクロスプラインハブには、マイクロスプライン対応カセットが必要
    →というか、MTB12速を使おうと思ったらマイクロスプライン以外の選択肢がない
  • スラムからHGハブに対応しているスプロケが売られている
  • 12速を使うなら工具も変わる

 

以上です。

少しでも参考になればと思います。

 

ご覧いただきありがとうございました!

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