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シフトワイヤーの「初期伸び」とは?自転車への悪影響と対処法を解説

シフトワイヤーの初期伸びとは
悩んでいる人
初期伸びについて知りたい人

自転車のシフトワイヤーの「初期伸び」ってどういう意味?

何が、どうなることを指すのか、具体的に教えて欲しい。

 

あと、初期伸びが原因で起こる“自転車への悪影響”ってあるの?

 

もしあるのなら、対処方法が知りたいなあ。

こんな方にオススメの記事です。

 

【この記事で分かること】

  • 初期伸びとは何か
  • どんな時に初期伸びが起こるのか
  • 初期伸びがもたらす自転車への悪影響
  • 悪影響への対処方法

 

自転車ショップでメカニックとして働く私が解説します。

 

自転車に対して興味がわく中で、「初期伸び」という言葉を耳にする方も多いと思います。

 

それを聞いた時「初期伸びって何?」と、疑問に思う方もいるのではないでしょうか。

あるいは、初期伸びによって「具体的にどうなるのか」を知りたい方もいると思います。

 

そこで本記事では、

  • 初期伸びとは何か?
  • どんなことが起こるのか?

を詳しく解説していきます。

 

それではご覧ください。

シフトワイヤーの「初期伸び」とは?

シフトワイヤーの初期伸びとは

初期伸びとは、新品のシフトワイヤーを使い始めたとき起こる、「急激な伸び」のことをいいます。

 

使い始め(“初期”)に“伸び”るので、「初期伸び」と言われています。

 

電動変速機(シマノDi2など)搭載の自転車でない限り、必ず起きます

 

  • 新品の自転車を購入したばかり
  • 最近シフトワイヤーを交換した

という方は、近いうちに初期伸びが起きるでしょう。

 

初期伸びは、シフトワイヤーにテンションが掛かることで発生します。

テンションが掛かる時とは、言い換えると「変速をするたびに」ということです。

 

変速をする時って、手元のシフトレバーを押しますよね。

カチッカチッって。

 

あれは、シフトレバーを押すことでシフトワイヤーを引っ張り、その結果ディレイラーを動かしているのです。

ですから、新品のワイヤーを使い始めてから何度か変速をすると、初期伸びが出てきます。

 

100kmも走れば、ほぼ確実に発生するでしょう。

 

これは自然に起こるものであり、完全に防いだり、無くしたりすることはできません。

当たり前に起きる現象なのです。

 

初期伸びが取れたら、以降急激な伸びは発生しないようになります。

しかし、「全く伸びない」わけではありません。

 

あくまでも伸び率が“小さくなる”ことでほとんど伸びなくなるだけなので、勘違いはしないでくださいね。

初期伸びがもたらす自転車への悪影響

初期伸びが発生すると、変速調子が悪くなります。

なぜなら、ワイヤーが伸びる = ワイヤーテンションが緩む から。

 

普段シフトレバーを押すたびにしっかりとギアが変わるのは、ワイヤーのテンションが調整されているからです。

 

テンションが緩むことで、変速にこのような悪影響がでます。

【フロントギア】

  • アウターギアに入りにくくなる
  • トリムが使えなくなる
  • フロントディレイラーにチェーンが「ガラガラ」と当たり続ける

 

【リアギア】

  • ローギアに入らなくなる
  • レバーを押しても変速がうまくできないときがある
  • 2段一気に重くなることがある
  • 勝手に変速するようになる
  • 走行中に「ガチャガチャ」と音鳴りが続く

 

など。

 

詳しくは、症状別にこれらの記事で解説しています。

>【音鳴り】フロントディレイラーにチェーンが当たる時の解決方法

>>リアディレイラーがローに入らない時の原因3つと対処方法

>>>リアディレイラーが「ガチャンガチャン」と勝手に変速する時の原因

>>>>【ロードバイクの変速不調】主な8つの原因と症状、解決方法

 

つまり、初期伸びによってワイヤーテンションが緩むと、まともに変速できなくなるんですね。

 

走行へ大きな悪影響を及ぼします。

対処方法

初期伸びによる変速不調を直すためには、「シフトワイヤーの張り直し作業」が必要です。

 

リアディレイラーやフロントディレイラーにある「アジャスター」を回すことで、その作業ができます。

 

自分でチャレンジする方のために、分かりやすい動画を貼っておきますね。

 

【リアディレイラーの調整方法】

 

【フロントディレイラーの調整方法】

 

ただ、この作業は割とシビアで難しく、初心者がやると泥沼化する(元に戻らなくなる)ことが多々あります。

なので、あまり自信がない方は自転車店にお任せするといいでしょう。

 

あるいは、自分でやってみて、仮にうまくできたとしても、一度プロの目でチェックしてもらってください。

 

そもそも、おそらく自転車納車時に「初期伸びについての説明」があっただろうと思います。

 

なので、

  • 自転車を購入したばかり
  • シフトワイヤーを交換したばかり

という方は、初期伸びが発生次第自転車店に調整してもらうのをオススメします。

まとめ

本記事の要点をまとめます。

 

  • 初期伸びとは?
    →新品のシフトワイヤーの使い初めに起こる、急激な伸びのこと。100kmも走ればほぼ必ず発生します。

 

  • 初期伸びがもたらす悪影響は?
    →変速不調です。シフトワイヤーが緩むことでテンションが変わり、うまく変速しなくなります。

 

  • 対処方法は?
    シフトワイヤーを張り直すことで、対処可能。ただ、自分でやるのはちょっと難しいので、お店に任せるのがオススメ。

 

この記事がお役に立てば幸いです。

ご覧いただきありがとうございました!

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