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パナソニックの電動アシスト自転車 エラーの原因【E1,E2等】

パナソニックの電動アシスト自転車 手元スイッチ E1E2 エラーの原因
悩んでいる人
困った人

パナソニックの電動アシスト自転車に乗っているのだけど、手元スイッチがエラーを起こしてアシストが効かなくなってしまった…。

 

「E1」「E2」等のエラーが出ている状態で、どうやって直したらいいか分からない。

 

もしかして壊れちゃったのかなあ?

どうすればいいか、教えてもらえると助かるなあ。

こんな方にオススメの記事です。

 

 

【この記事で分かること】

  • パナソニックの電動アシスト自転車の手元スイッチがエラーを起こした時の原因
  • 直すためにはどうしたらいいか?
  • 保証を受けるためには

 

かける
かける

電動アシスト自転車は、異常が起こると自動で検知し、手元スイッチにエラー表示をするような仕組みになっています。

 

“エラーコード”からある程度原因を絞れるので、整備士はその情報をもとに、真の原因を特定していきます。

 

中には簡単に解決できるエラーもありますから、良ければ参考にしてみて下さい。

 

 

この記事を書いた人
かける

かけると申します。
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【気になる】街で見かける電動キックボード「LUUP」とは?
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パナソニックの電動アシスト自転車 エラーの原因【E1,E2等】

パナソニックの電動アシスト自転車 手元スイッチ E1E2 エラーの原因

結論から言うと、主なエラーの原因は下記の通りです。
参照:手元スイッチが異常な表示(点滅)をする(2013年以降 液晶モデル)

 

【E1:ゲンテイエラー】
ペダルを踏みながら電源ボタンを押したことが原因である可能性が高いです。
→ペダルを踏んでいない状態で、電源ボタンを押し直してください。

 

【E2:センサーエラー】
スピードセンサーが正しく信号を検出できていないことが原因である可能性が高いです。
→電源を入れ直して、様子を見てください。

 

【E5:ツウシンエラー】
手元スイッチの故障や、駆動ユニットの故障が疑われます。
→販売店へ持ち込みを。

 

【E9:ユニットコショウ】
駆動ユニットがエラーを起こしています。
→バッテリーを取り外し、一分後に再度電源を入れてみて下さい。

 

おそらく、よく出るエラーが「E1」や「E2」ですね。

私も店で働いていて、何度もこのエラー状態の自転車を見てきました。

 

順に詳しく説明していきます。

【E1:ゲンテイエラー】

ペダルを踏みながら電源ボタンを押したことが原因である可能性が高いです。
→ペダルを踏んでいない状態で、電源ボタンを押し直してください。

 

かける
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E1エラーは、簡単に直る場合が多いですね。

多くの原因は「ペダルを踏みながら電源を入れたこと」によるエラーだからです。

 

パナソニックに限らずですが、電動アシスト自転車の電源を入れる時は、必ずペダルから足を離した状態で行うこと。ペダルを踏みながら行ってはいけません。

なぜかというと、アシスト力が弱くなるからです。

 

料理に使う“デジタルはかり”と一緒で、「電源をONにした時の状態=標準」と計測されます。

例えばはかりに元々100g乗った状態でスイッチを入れると、それが“0g”カウントになりますよね。

 

それと一緒で、ペダルを踏みながら電源をONにすると、踏んでいる状態(負荷)が通常だと認識されてしまうわけです。

だから、普段通り漕いでいるはずなのに、機械からすると「全然踏んでいない」と誤認されて、走行時のアシスト力が弱くなってしまいます。

 

かける
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電源を入れる時は必ずペダルから足を離しましょう。

E1エラーが出た場合は電源を入れ直し、再発しないようなら問題なしです。

 

ただ…もしペダルを踏まずに電源を入れても解決しない場合は「駆動ユニット」自体に深刻な問題が発生しているかもしれません。購入した販売店で見てもらいましょう。

【E2:センサーエラー】

スピードセンサーが正しく信号を検出できていないことが原因である可能性が高いです。
→電源を入れ直して、様子を見てください。

 

電源を入れ直しても直らない場合は、下記の原因が考えられます。

  • ホイールマグネットの故障
  • スピードセンサーの故障
  • 接続不良、コード断線
  • 駆動ユニットの故障

 

かける
かける

経験上よくある原因は、「小ギアのチェーン外れ」です。

電源は入りますが、走っているとE2エラーになります。

 

ただ専門的な知識がないと解決が難しいと思うので、販売店への持ち込みを推奨します。

 

チェーン外れも多い

電動アシスト自転車のドライブユニット

小ギア(アシストギア)は、上の画像で「へ」の字になっているチェーンの屈折部分にあるギアです。

ここが強く回転することでアシストが効くわけですが、ここのチェーンが外れているかもしれません。

 

電動アシスト自転車のチェーンは外れにくいのですが…

  • 例えば一時的に大きな衝撃があったり
  • チェーンが過度に伸びていて、ギアとのかみ合わせが悪かったり

と、何か突発的な原因で外れてしまうこともあります。

 

 

確認には、外側にあるチェーンカバーを外す必要があります。(たいていプラスネジのみ)

外れていれば、チェーンの位置を元通り直すだけでエラーが解決する場合も多いです。

 

スタンド立てながら漕いでないか

かける
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あとは、「スタンドを立てた状態で電源を入れて、漕ぐ(後輪空転)」とエラーが発生します。

 

前輪にスピードセンサーがあるのですが、自転車からすると「前輪は回転してないのに、アシストだけかかってる。なんかおかしいぞ!いったんエラー出すか!」みたいな感じですね(笑)

 

これは一時的な使い方の問題なので、普段通り電源を入れば直ります。

 

他にも断線などエラーの原因はありますが、おそらく一般の方が確認するのは難しいと思いますので、販売店で見てもらってください。

【E5:ツウシンエラー】

手元スイッチの故障や、駆動ユニットの故障が疑われます。
→販売店へ持ち込みを。
 
かける
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E5エラーが出ると、ちょっと深刻かもです。すぐに直らないことが多いですね。

何かパーツ自体が故障していて、交換が必要になるケースが多いです。

 
「どのパーツが壊れているか?」をチェックするために、クロスチェック(どちらか一方を新品に変えて、試してみる)を行い、原因を特定します。

 

当然モノがないとクロスチェックを行えませんので、これまた販売店へ直行してください。

【E9:ユニットコショウ】

駆動ユニットがエラーを起こしています。
→バッテリーを取り外し、一分後に再度電源を入れてみて下さい。

 

Eエラーは駆動ユニットのエラーと機械が既に断定しています。

  • 駆動ユニットの基盤故障
  • トルクセンサーの故障
  • トルク一定入力エラー

 

ビビDX 新 カルパワーユニット

 

直らない場合は、駆動ユニットごと交換が必要です。

(意図的に壊した心当たりがなければ)保証条件に当てはまるか、販売店と相談するといいでしょう。

販売店に行く際は、保証書を持っていこう

自転車屋

 

かける
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エラーが発生したら、購入した販売店へ持ち込んでください。

 

これはパナソニックの取り扱い説明書にも書いてありまして、「(インターネットなどの販売形態に関わらず)保証書に記載の販売店にご相談ください」とのことです。

 

その時に「保証書」を持っていくと安心です。

求められたら差し出しましょう。

持ち込んですぐ「エラーですね。保証書ありますか。」という流れにはなりません。

一度エラーを確認し、何が悪いのか原因を特定します。

 

壊れ方からして有償修理になる場合も全然ありますが、状況によっては保証での無償交換対応になるケースも少なからずあります。

その時に必要なのが「保証書」です。

 

かける
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なお、チェーンやギアなどは消耗品であり、(基本的に)保証対象外です。

 

それら消耗品が原因でエラーを起こしている場合は、有償で消耗品の交換が必要になります。タイヤが減ってツルツルになったら交換するのと一緒ですね。

さいごに

今回は、パナソニックの電動アシスト自転車で起こるエラーについて紹介しました。

中には専門的な知識が必要になるケースもありますから、分からなければ下手に触らず、購入した販売店へ持ち込んでくださいね。

 

この情報が少しでも参考になればと思います。

最後までご覧いただきありがとうございました。