こんにちは、かけるです。
今日は、私のこだわりについてお話ししようと思います。
自転車で日本一周をした時に、あえて「英式バルブ」を選んだ理由について。
私は2019年に、自転車で日本一周をしました。
その時、結構色々考えて車体をカスタムしたんですよね。
マルチポジションハンドルにしたり、8速コンポにしたり、ギア比を極小にしたり、ハブダイナモ用ハブを使ったり。
その中の一つ、考えて決めたカスタムに「英式バルブを使う」がありました。
元々フレンチバルブだったリムのバルブホールを拡張し、英式バルブが使えるようにしたのです。
なぜ、私が「英式バルブ」を採用したのか。
それについて、お話しします。
自転車日本一周で「英式バルブ」を選択した理由【トラブル対策】
結論から言うと「トラブル対策のため」です。
どこでも空気が入れられるようにしました。
万が一、自分の持っている携帯ポンプが壊れてしまった時のことを考えてです。
スポーツ車の多くは、フレンチバルブですよね。
でも、フレンチバルブだと、街中で空気を入れられるところが限られます。
自転車屋さんか、フレンチバルブのスポーツ自転車を持つ個人宅から借りる、くらいでしょう。少ないです。
それでは、“万が一”の時に、空気を入れられずに困ってしまうこともあるかもしれません。
もちろん、そんなことが起こる確率は低いですけどね。
そんな時、英式バルブを使っていれば、最悪の場合に助かる可能性は高まります。
町の自転車屋さん、ホームセンター、多くの個人宅、など。特に、「多くの個人宅」にあるのが一番大きな点ですね。
田舎で起こったときのことを考慮しました。
米式バルブとも迷いました。
米式は、バイクや車にも使われています。
だから、ガソリンスタンドに行けば、空気を入れることができるからです。
ただ、「より近くに空気入れがある方」を考えた時、私の中では英式バルブの方が勝りました。
だから、英式バルブを使ったわけです。
「仏式→英式変換バルブを持てばよかったのでは?」
と思う方もいるでしょう。
これには少し事情があってやめました。
私はWO26インチ(650A)のホイールを使っていたからです。
650A対応のフレンチバルブのチューブなんて、在庫で置いているお店がほとんどありません。
出先での予備チューブ調達に困るのです。
だから、仏式以外にしようと考えた時、「英式or米式」になり、結果的に英式を選びました。
その理由も大きいですね。
WO26インチなら、普通のママチャリと同じサイズですから。
自転車屋に行けば、必ず売っています。