ベルトの自転車に乗っているのだけれど、漕ぐたびにベルトのあたりから「キュルキュル」と異音が鳴って困ってる。
どうしたら直るのかなあ?何が原因なんだろう…?
ベルトへの注油はNGみたいだし、どんな対処法があるかサッパリ。
何か解決策があれば教えて欲しいなあ。
こんな方にオススメの記事です。
【この記事で分かること】
- 自転車のベルトから異音が鳴ったときにやるべきこと
- 異音の原因
- シリコーンスプレーの塗布はOKか?
自転車ショップで働く私が解説します。
本記事で解決策としてオススメする方法は、実際にブリヂストンサイクルへ問い合わせをして教えていただいたやり方です。
自転車のベルトからキュルキュル「異音」がする時の解決方法
結論から言いますと、2つの解決策を順に試します。
恐らくこれで症状がよくなるでしょう。
なお、本記事の症状はベルトから「キュルキュル」系の異音が鳴る時の解決策です。
「ベルト付近からの異音」といっても、ベルト本体からではなく、ペダルの軸(BB)からの異音もあったりします。
本記事で紹介する方法を試してもなお異音が止まない時は、原因が他にあるかもしれません。
その場合は自転車ショップへ持ち込むことをオススメします。
タオルでベルトを拭き、汚れを取る
自転車のベルトから音鳴りがする時の原因は「汚れ」であることが多いです。
その結果、キュルキュル系の音がなります。
ですので、汚れを取ってあげましょう。
用意するものは「いらなくなったタオル」。
タオルを使い、ベルトを乾拭きしていきましょう。水を付ける必要はないです。
ベルトの“くぼみ”に汚れが溜まりやすいので、力強く指を添わせながら擦っていきます。
割とタオルが汚れます。ある程度汚れが取れたら作業を終了し、試走へ。
これだけで異音が直ることもあれば、鳴き続けることもあります。
(それでも直らない時は)シリコンルブを薄く塗布する
拭くだけで直らなければ、次にやるべきこと。
「シリコンルブの塗布」です。ブリヂストンサイクル様から直接聞いた方法ですので、安心してください。
シリコンルブをタオルに掛けます。
その「シリコンルブの付いたタオル」で、ベルトを拭き拭きしていきましょう。
サラサラして滑りが良くなります。結果、異音が消えるかもというわけです。
拭いて、試走して、確認です。
直接ベルトへ塗布しない理由は、スプレーが残ると、逆にそこへゴミが付着してしまうからですね。
薄くつける程度で良いのです。
なお、ベルトにオイルの注油は禁止です。CRC5-56とかラスペネとかはダメですので、ご注意ください。パーツクリーナー等もNGです。
>>【ブリヂストンサイクルFAQ】ベルトから異音がします。どうしたらいいでしょうか。
まとめ
最後に、本記事の要点をまとめます。
【自転車のベルトからキュルキュル「異音」がする時の解決方法】
- まずはタオルで乾拭きしてみる
- 直らなければ、タオルにシリコンルブを付け、ベルトを拭いてみる
- 恐らくこれで直るはず。
- 直らなければ、ベルト以外の異音かもしれないので、自転車ショップに見てもらってください。
というわけで以上です。ご覧いただきありがとうございました!