自転車の荷台ってイマイチ小さいよね~。
荷台の面がもっと大きければ、
- 大きいものを載せたり
- 多くの荷物を載せたり
- 荷物の座り(安定)をよくしたり
出来るのになあ。
とはいっても、既製品で「面の広い荷台」って、ほとんど見かけないよね。
だから、荷台の面を拡張させようと考えてるんだけど、どうしたらいいのだろう?
こんな方にオススメの記事です。
【この記事で分かること】
- 荷台の面を拡張できる便利なアイテム「サブキャリア」の紹介
- サブキャリアの良いところ・気になったところ
- 取付方法と注意点
- <余談>ウーバーイーツにおすすめのサブキャリア
実際にサブキャリアを付けて、自転車で日本一周をしてきた私が解説します。
自転車で旅をしたり、近所へ買い物へ行ったりする時に、多くの荷物を持ち運ぶ必要がある方もいるのではないでしょうか。
例えば私の場合、自転車旅をしているので、これくらいの荷物を載せる必要がありました。
特に載せたかったのが、後ろに積んでいる「四角い箱(ホムセンボックス)」です。
でも、自転車の荷台の面って、それほど大きくないですよね。
なので、あまり荷物を積載できない。
いっぱい荷物を載せようと思ったり、大きな荷物を載せようと思ったりすると、難しいことがあります。
「もっと面が大きければ、スムーズに荷物が載るんだけどなあ・・・」と。
そんな悩みを抱えた方にオススメのアイテムがあります。
付けるだけで荷台を拡張できる、「サブキャリア」です。
これを使えば、今よりもっと
- 大きいものを載せたり
- 多くの荷物を載せたり
- 荷物の座り(安定)をよくしたり
することができますよ。
とても便利なアイテムですので、詳しく紹介していきます。
商品概要
今回紹介するサブキャリアは「RC-2 大型サブキャリア」です。
この商品に関する概要はこちら。
素材 | スチール |
重量 | 1,100g (取付金具含む) |
サイズ | 330mm x 290mm |
特徴 | ・ほとんどのリアキャリアに取り付け可能な大型サイズのサブキャリア ・積載面に鉄板を追加して補強することで、大きな荷物にも対応する丈夫で安定感のある広い面を確保 ・外枠の線材は荷物の固定に最適なL字型デザイン |
用途 | 自転車用サブキャリア |
備考 | 最大積載制限 : 5kgまで |
実際に使ってみてどうだったのか、解説します。
サブキャリアの良かった点
サブキャリアを実際に使ってみて「良かった点」は3つあります。
それぞれ詳しく説明します。
面が広がったこと
荷台の面が広がったことで、良かったことが具体的に2つあります。
- 多くの荷物や大きな荷物を載せられるようになった
- 荷物が安定するようになった
多くの荷物や大きな荷物を載せられるようになった
面を拡張したことによって、多くの荷物や大きな荷物を載せられるようになりました。
私の場合だと、「緑の箱」を載せることが目的だったのですが、ちゃんと積載できました。
拡張する前は、めちゃめちゃ面が狭かったんですね。
私が使っている荷台は「キャンピー」というのですが、特に天面が狭いモデルです。
なので、そのまま箱を載せようとしても、あまりにも面が狭いせいで、すぐに横に落ちてしまうわけです。
これは荷紐の縛りが弱かったからではありません。
面の狭さが原因でした。
しかし、荷台を拡張したことで、ちゃんと箱が載るようになったんですね。
私は緑色のホムセンボックスでしたが、例えば段ボール箱を載せたり、部活に使う大きなバッグを載せたりすることも、しやすくなるでしょう。
荷物が安定するようになった
荷台の面が広がったことで、荷物がずっしり安定するようになりました。
例えば、これまで狭い天面に載せていたものに、キャンプで使う「銀マット」がありました。
これは横に長いです。
なので、拡張する前は、紐で縛ってから走行すると、振動でずれてしまうことがとても多かったです。
支えている面が狭いので、仕方ないですよね。
面で支えるというより、「点で支える」と表現した方が分かりやすいかも知れません。
でも、荷台を拡張してからは、面でガッチリ支えてくれるので、ズレることがなくなりました。
また、緑の箱を載せたときは、ガタツキもなくなりました。
面が小さい時は、どれだけ荷紐を強く縛ろうが、結構ガタガタ動いてしまっていたんです。
結局、箱の底面の3分の1程度でしか支えられていないから。
でも、面を拡張したら、箱の底面とほぼ同じ大きさになったことで、ガタツキが無くなったんです。
荷物が安定するようになったので、走行途中にズレを修正する手間が省けたのは良かったです。
耐久性
耐久性の高さを感じたのは、具体的にこの2点からです。
- 物理的な頑丈さ
- サビへの強さ
物理的な頑丈さ
日本一周中、これだけの荷物を載せていたのにも関わらず、サブキャリアが壊れませんでした。
サブキャリアが支えている荷物の重さでいうと、約10kgです。
本来の耐荷重は“5kg”となっておりますが、その倍の量を載せてもなお壊れなかったため、自信を持って「耐久性が高い製品」だと言えます。
サビへの強さ
日本一周を具体的に言うと、274日間、11543kmもの距離を走りました。
もちろん、途中で雨に打たれたこともありますし、自転車の保管環境は常に屋外でした。
しかし、実際に日本一周を終えた時でも、サブキャリアがサビサビにはなっていなかったんですね。
ところどころ茶色い線ができたりしているところはありましたが、見た目的には綺麗な状態を保っていました。
素材がステンレスではなく、スチールですが、これだけサビに強いので長く使える製品だということが分かります。
荷台フックがあったこと
もう一度この写真をよく見てください。
枠の裏に、荷紐をひっかける「フック」が4つありますよね。
これがあるおかげで、荷紐を縛る時にとても役に立ちました。
無くてもいいですが、あると嬉しいポイントです。
サブキャリアの気になった点
サブキャリアを使ってみて気になった点は1つだけ。
それは、「重い」ということです。
このサブキャリアだけで、1100gあります。
重さのイメージが湧かない方は、近くにある500mlペットボトルを二本持ってみてください。
結構ズシリとくる重さです。
なので、なるべく軽量さを求めたい自転車にとって、ちょっと気になりました。
なぜなら、重量が増した分だけ、自分が辛くなるからです(笑)
私の場合はそれでも荷台を大きくしたかったので、軽さは犠牲を犠牲にしてもよかったのですが、そうでない人には「重すぎる・・・」と感じてしまうかもしれません。
軽さを重視する方は、使わないのが無難かと思います。(そもそもキャリアを付けないと思うけど笑)
取付方法
「実際買ったら、自分で取り付けられるかな?」
と、心配な方もいると思います。
でも、全く心配ありません。
工具さえあれば、誰でも取り付けができるほど簡単です。
既に穴の開いた場所にボルトを差し込み、裏からナットで留める“だけ”です。
それをボルトの本数分、合計8か所行えばOK。
注意点
このサブキャリアは、使える荷台を選ぶので注意してください。
キャリアがパイプのみなら使えますが、天面が板状になっていると使うことができません。
ボルトを通すことができないからです。
<余談>ウーバーイーツなどにおすすめのサブキャリア
この記事に訪れる方の中には、「ウーバーイーツなどで使えるサブキャリア」を探している方も多いことがわかりました。
なので、おすすめをお伝えします。
「昭和インダストリーズ 後用浅型ラック フィックスキャッチ」です。
これ、ウーバーイーツのバッグのために作られたのでは?というくらいピッタリはまるんですよね。
宅配で使うなら、おすすめです。
サブキャリアを含め、ウーバーイーツの効率アップにオススメなアイテムはこちらの記事で解説しています。
さいごに
重量だけがネックではありますが、
- 荷物を安定させたい
- もっと多くの荷物を載せたい
といった悩み解決してくれる便利なアイテムです。
ママチャリに付けて実用性をアップさせてもいいし、自転車旅に使って積載容量をアップさせても良いでしょう。
価格も安いので、困っている方にはぜひ試してみてください!
きっと、気に入るハズです(笑)
ご覧いただきありがとうございました。