
こんにちは、かけるです。
2022年6月1日、シマノ社よりリアディレイラー「RD-TY21B」について、リコールのお知らせがありました。
当サイトの読者の方にもまだご存じでない方も多いでしょう。
リコール情報についてまとめたので、該当車種に乗っている方は点検修理を受けてみて下さい。
【情報】シマノ製変速機「RD-TY21B」リコールについて
シマノ公式サイトの案内をみると、全容が把握できます。
上記URLの内容を引用し、紹介します。
平素はシマノ製品をご愛用いただきまして、誠にありがとうございます。
2021年9月以降に販売された自転車に搭載されている、シマノ製の変速機のうち一部が、走行中に脱落することがわかりました。
変速機が脱落して後輪に巻き込まれると、自転車後輪の回転が固定され、転倒してけがをするおそれがあります。お客様に大変ご迷惑・ご不便をおかけしますことを深くお詫び申し上げます。
●該当モデルは、RD-TY21Bです。
●製造ロットは、TF/TG/TH/TI/TJ/TK/TLです。
2021年9月以降に変速機能付きの自転車を購入されたお客様は、以下の「確認方法」にそって変速機をご確認いただき、対象製品である場合は、
直ちにご使用を中止し下記のシマノ品質管理センターまでご連絡ください。
無償にて点検・修理させていただきます。ご質問もこの相談窓口で承っております。
※RD-TY21Bは、主に一般車に使われるリアディレイラーです。
スポーツ車に乗っている方はほぼ対象外かなと思います。内装変速の自転車に乗っている方は絶対に対象外ですね。
RD-TY21Bの対象製品を確認する方法
この文面を読んだだけでは「え?どうやって確認したらいいの?」と思いますよね。
しっかり公式サイトには確認のフローチャートも記されていますので、順にみていきましょう。
RDの型番が「RD-TY21B」であり、製造ロットが「T〇(該当するもの)」でしたらアウト。
実際に点検をやってみた身として、「RD-TY21B」のRDでも、「T〇」以外のロット番号のモノも多く、意外と弾かれるなといった印象でした。
このRDが付いているからといって、対象製品である割合はそれほど高くないです。
なにせ「2021年9月以降に買った自転車が対象」ですから、それ以前に買った古い自転車はそもそも見る必要が無いですね。
もしリコール該当製品だった場合は?
該当RDの場合は「無償点検・修理に対応しているお店」か「シマノ品質管理センター」に連絡しましょう。
点検をして、最悪の場合リアディレイラーの交換になります。
実際に点検をしてみた感想

作業は問題が無ければスグ終わります。
対象ロットのリアディレーラーだった場合、作業店で点検をします。
シマノ様から頂いた専用点検工具を使い、いくつかの手順で点検を行っていきます。
点検の中にもフローチャートがありまして、
例えば「1の点検で異常が無ければ、問題なし」とか「1で引っかかれば2に進む。そこで問題なければ大丈夫。それでも駄目なら3をやって…」といった感じです。
たいていの場合は不具合が無く、点検で終わる印象ですね。
これまで10台くらいを点検してきましたが、不良であり、交換が必要な該当製品には出会っていません。そんな感じです。
まとめ
不安に思っている方も多いと思うので、まとめました。
参考になれば幸いです。