
通学自転車に付いているカゴを、もっと大きいのに交換したい…。
通学バッグだけなら入るのだけど、部活のバッグとかが入りきらなくって。
友達がすごく大きいのにしてたから、いいなあって思ったんだよね。
大きいかごって売ってるのかな?教えて欲しい。
こんな方にオススメの記事です。
【この記事で分かること】
- 通学自転車のカゴをより大きく交換できるのか
- 超大きいかごの商品紹介
- 大きいかごを付けても、耐荷重は変わらない話
- 緩みやすくなるパーツ

自転車ショップでメカニックとして働く私が解説します!
確かにカゴは大きい方が便利ですが、注意点もあります。
簡潔にお伝えしますね。
通学自転車のカゴを大きくしたい!【商品紹介&交換時の注意点】
自転車に使えるカゴで最大クラスで大きいのが、この商品。
サイズ感は以下の通り。
気になる方はメジャーで測ってみるといいでしょう。
一般的なママチャリであれば、基本的には取付できると思います。
もちろん、現物を見てみないと何とも判断しづらいのですが…
とかがなければ大丈夫かなと。
心配なら自転車屋で聞いてみてからの購入が安心です。
使用の注意点→耐荷重について
ただ、大きいかごにする上で勘違いしている人が多いことがあります。注意点。
耐荷重ってやつですね。
カゴに入った荷物の重さは、“カゴ足”という部分に支えられています。
カゴが小さかろうが大きかろうが、このカゴ足が耐えれる重さは決まっており、変わりがないのです。
ママチャリの場合、カゴが耐えられるのは3-5kg程度。
大きなカゴに換えれば、「通学かばん+部活のバッグ」のように多くの荷物を入れることはできます。
しかし、それはどう考えても重量オーバーなので、あまり好ましくは無いですね。
カゴ足が折れたり、カゴがすぐ壊れたりしますから。

いやー、そんなこと言われても、カゴに荷物載せたいし…
という方もいますよね。
もちろん、自己責任でならOKだと思います。
基本的に重たい荷物は後ろの「荷台」に載せる方が適しています。
【定期メンテ必須】重さでパーツが緩みやすくなる
大きなカゴに変えると、重さでパーツが緩みやすくなります。
特にカゴブラケット。
ヘッドのロックナット側(分からなくてOK)ガタツキやすくなるので、定期的な増し締めが必要になります。
両立スタンドがオススメ
大きなカゴに変えるなら、(現在片足スタンドの方は)両立スタンドへの交換がオススメです。
自転車の前方(頭部分)が重たくなるので、片足スタンドだと不安定で倒れやすいから。
両立スタンドの方がうんと倒れにくいです。
だいたい3000円くらいで交換できるので、一緒にしてもらいましょう。
>>>【ママチャリ】自転車のスタンドを片足→両足に交換できる?
まとめ
最後に、本記事の要点をまとめます。
【通学自転車のカゴを大きくしたい!商品紹介&交換時の注意点】
- 最大級に大きいもので、「 センタン工業(sentan) 自転車用前カゴ デカいんです・デカーゴ」などがあります。
- 基本的に大きいかごに交換可能ですが、車体によって干渉する部分があるかもです。
- 自転車屋で確認するのがオススメ
- カゴが大きくなっても耐荷重は変わらないので、重たい荷物は向きません
以上です。ご覧いただきありがとうございました!