
最近評判の良いオーライトに、自転車用ライトの「BFL1800」ってモデルがあるけど、これはどうなの?
1800ルーメンってめっちゃ明るそうだけど…
ライトの照度はもちろん、使い勝手とかポイントについて教えて貰えると助かるなあ。
レビューを聞いて、購入の参考にしたい!
こんな方にオススメの記事です。
【この記事で分かること】
- オーライト「BFL1800」のレビュー
- RN1800はコスパがいいのか?
- どのくらい明るいのか?(写真あり)
- どんな方にオススメのフロントライトか
- 評判の良い「RN1500」と比べてどうか
- もし友人に1万円以内でライトを勧めるとしたら、何を選ぶか?

こんにちは、かけるです!
今回紹介するのは、オーライトの「BFL1800」という自転車ライトについてです。
この度、オーライト様よりBFL1800の無償提供を受け、レビューを書かせていただきます。
私の使い方は、いわゆる「一般的なサイクリスト」って感じだと思います。
夜走るといっても、長くて4-5時間くらい。オーバーナイトランとか、ブルベみたいなことはしません。
そんな普通の状況で使う、普通のサイクリストの私が、ごく一般的な目線からの感想を述べさせていただきますね。
購入を検討する上で、少しでも参考になれば幸いです。
オーライト「BFL1800」の概要
レビューを紹介しするまえに、「BFL1800がどんなライトか?」を、簡単にまとめますね。
特徴を知ることで興味が出る方も多いと思いますので。
ザックリこんな感じ。
1800ルーメンというと、自転車用ライトの中ではトップクラスの照度ですね。
1台目のライトに不満がある方は、次のライトの候補なんかに良いと思います。
オーライト製品の大きな特長は、その“安さ”でしょう。
自転車用ライトの明るさは、基本的に値段なり。
安ければ暗いし、高ければ明るい。
でも、オーライトはその常識を崩しました。安いのに明るいのです。
例えば、同レベルのライトと比べた時、キャットアイの「VOLT1700」は約3万円です。
廉価版ライトの「AMP1100」でさえ、1万円を超えます。高いです。
高いけど、これが一般的な相場。値段がゆえに手がでずに諦めた人もいるでしょう。
そう考えると、オーライトがいかに安いか分かりますよね。
こんな方には、是非レビューを読み進めていただきたく思います。
開封の儀
パッケージ
自転車用ライトとは思えないほど綺麗なパッケージ。
開けていきます…パカッ。
まるでスマホの箱のようです。開ける時からワクワク感がありますね。開封してて楽しいです。
内容物
中身を全部取り出すと、これらが入っていました。
(サイズ比較用に、iPhone8のケースを隣に置いています。)
ライト本体
ライトの形、デザインが気になる方も多いと思いますので、いくつか写真を撮りました。
細長い筒。重量は軽いので、自転車に付けるのも抵抗なしです。
ロック機能
ライトには、ロック機能が付いています。
ボタンを5秒間長押しすると、ロックが掛かり、解除するまでボタンを押しても光らなくなります。
なぜこんな機能があるかというと、あまりにも明るすぎて、発火の危険性があるから。
実際、ライトの前に手を置いてみると、3秒くらいで“アチッ”ってなります。
バッグの中で不意に点灯したら、物が燃えます。そのためのロック機能。
ライトをハンドルに取り付け
マウントアダプターの取り付けは簡単です。
ハンドルへバンドをグルッと巻いて、付属の3ミリ六角レンチで締めるだけ。
ハンドルの太さや形に応じて、ストラップの長さを選びます。
計4種類の長さが用意されていますから、たいていのハンドルには付くでしょう。
ライトの取り付けは、前から差し込んで押し込むだけです。
“カチッ”とはまります。
逆に外す時は青色のレバーを押しつつ、引っ張るだけです。
アダプターを付けてみた感想をお伝えすると…
「悪くはないけど、やっぱりキャットアイの方が便利だなあ」と思いました。
キャットアイのフレックスタイトって、
でして、とても使いやすいんです。
それを知った上で本アダプターを使うと、サイズ調整でバンドを選ばなければいけないことや工具を使うことに対して「面倒だな~」とは感じましたね。
まあ面倒なのは付ける時だけなので、普段は特に問題なし。
複数台の自転車に入れ替えて使うような方は、不便で仕方ないでしょう。
いざ点灯!BFL1800の明るさは?
ライトを買う上で一番気になることは「明るさ」だと思います。
夜に写真をとってきましたので、参考にどうぞ。
500ルーメン
正直、500ルーメンでも十分すぎるほど明るいです。
普段の街乗り、サイクリングで使うなら、500がメインになると思います。
公式情報によると8.5時間持つようなので、私みたいな一般サイクリストでは切れる心配が無くて安心ですね。
1000ルーメン
1000ルーメンになると、公園の芝生が白く光ります。
路面に何があるか?大きな石が落ちていないか?など、夜でも確認出来る明るさです。
街灯がないような夜道を安心して走るなら、1000ルーメンが心強い。
1800ルーメン
1800ルーメンにすると、明るすぎて笑っちゃうレベルです。
この小さなライトからは想像できないほどのパワーがあります。
平坦な道であれば、本当に100mとか先まで安全が確認できる感じ。
イメージとして、車の運転席に乗っているような感覚です。
「なんか写真だと暗く感じるな…」と思ったので、少し補正をして、体感に近くなるよう変えました。それがコチラ。
実際の感じ方はこんな感じです。さっきの写真より明るくなりましたよね。
「ギラーンッ!」って擬音がよく似合います。「ピカーッ」の最上級です。(笑)
少し離れたところからの写真です。
地面が真っ白。雪が積もっているわけではありませんよ。
1800ルーメンは対向車(者)に悪い
あまりにも明るすぎて、いわゆる“光害”状態になります。
対向車(者)になった気分を味わうため、向かい合って写真を撮りました。
これだけ距離があっても、視界の右手が異常に気になります(笑)
目がちかちかします。他の景色が見えません。まさに光害。
1800ルーメンを使うシチュエーションは、誰もいない真っ暗な夜道くらいですかね。
夜の山の下り道とか。
少なくとも街中で使うものではないなと感じました。
充電方法
BFL1800の充電は、専用のマグネットケーブルを使って行います。
使う端子はUSBタイプA。
ケールは結構な長さがありますが、付属のバンドでまとめられます。
マグネットケーブルで無線充電
「マグネットケーブルとは?」ですが、この青い先端を、ライトの金色の部分にパチッと当てるだけです。
個々が磁石になっているので、近づけると勝手にくっつきます。
ちなみに電源ボタンにバッテリーインジケーターがありまして、
- 電池残量が20%以下なら青色から赤へ
- 10%以下になると点滅する
と確認することができます。
防水性能が優れている
無線充電のおかげで、ライト本体には充電端子がありません。
そのメリットが「防水性能」。
“IPX6”の防水性能を有しており、「いかなる方向からの水の直接噴流によっても有害な影響を受けない」ほどです。
充電についてのレビューを箇条書きでまとめます。
モバイルバッテリー機能は無し
そういえば、本製品はRN1500にあった「モバイルバッテリー(出力)機能」がありません。
そこも一つ大きな欠点ですねー。てっきりあると思ってたので、残念でした。
ライトがモバイルバッテリーになるのは優れものでして、スマホの充電ができるのは本当に便利!
ちょっと長めのサイクリング時に活躍するんですけどね…。
BFL1800では防水性を優先させたのでしょう。
BFL1800はどんな人におすすめか?
一通りのレビューが終わりました。
まとめとして「どんな人にオススメできるか?」を紹介します。
…ですかねー。
正直なことを申し上げるなら、RN1500と比べて色々残念に思ったので、評価低いです。あまり優位性を見出せませんでいた。
防水性能が一番に欲しいなら、本製品を選ぶといいんじゃないかなって思います。
総合的に見てRN1500の圧勝

え、防水性能を求めている人だけ?
コスパの良い明るいライトを求めている人には、あんまりオススメできないの?
十分な明るさだったと思うけど…
なぜ今回BFL1800が低評価に思ったかというと、前回レビューをした「RN1500」の方が総合的にうんと良いと感じたから。
RN1500とは同じオーライト様の製品でして、値段もほぼ同じです。
なので、比較対象として見る人が多いでしょう。
相対的にみて「RN1500の方が良い。買いだ。」と思ったわけを話します。
私は雨の日にサイクリングをしませんから、そこまで防水性能を求めません。
代わりに普段の使いやすさ、利便性を求めます。
RN1500の場合、充電ケーブルはタイプC。
私の家にはタイプCを使って充電する機器が他にもあるので、常にコードは出ています。
なので、ライトを充電する際にいちいち“専用コード”を出す必要が無く、楽だなあと思いました。
それに加えて、私の中でとても大きかったメリットが「モバイルバッテリー機能」なんです。
RN1500を手に入れるまで、私はサイクリングに行く際、必ずモバイルバッテリーを携帯していました。スマホの充電って意外とすぐ切れるので、不安だからです。
RN1500はライト自体がモバイルバッテリーになるおかげで、「モバイルバッテリー」を持つ必要が無くなりました。荷物の軽量化です。
本当に便利で気に入っていた機能だけに、BFL1800は残念に思いました。
もし自分の友達が「1万円以内でコスパが良くて明るいライトを探している」と聞いてきたら、私は迷わず“RN1500”をオススメするでしょう。
せっかく商品提供下さったオーライト様には申し訳ありませんが、これが正直な感想ですかね。
まとめ
最後に、本記事の要点をまとめます。
【期待の新作!オーライト「BFL1800」をレビューしてみた】
<製品概要>
- 最大出力:1800ルーメン
- 出力切り替えと連続利用時間:1800ルーメン(1.5時間)、1000ルーメン(3.5時間)、500ルーメン(8.5時間)
- 充電方法:マグネットケーブル
- 重量:162g
- 長さ/高さ:102mm
- 価格:8,895円(税込み)
<どんな人にオススメ?>
- 防水性能を第一に考える人…くらいかな
<なぜ低評価?>
- オーライトの別モデル「RN1500」の方が優位性のあるポイントが多いと感じたから。
- USBタイプCによる急速充電
- 特に、「モバイルバッテリー機能」は自分にとって非常に高評価
<最終的なコメント>
- BFL1800より、RN1500を買った方が幸せになれると思う
というわけで、以上。
このレビューが少しでも参考になれば幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました!